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ネット接続がいらないチャットアプリFireChatは流行るか?

久々にこのサイトでiPhoneアプリの紹介をするけど、FireChatがちょっと面白いかもしれない。

何が面白いのかというと。

インターネットに接続しなくても無線チャットができる

これまでのLINEなどのアプリは、インターネットを介してチャットをする必要があったが、このFireChatはインターネットを介さなくてもチャットが簡単にできる。

これは、iOS 7からMultipeer Connectivityフレームワークに搭載されたマルチピアという機能みたいで、インターネットを介さずに無線でチャットや写真の送信ができる。

ただし、このFireChatには2つのチャットモードがあり、1つは「グローバル」と、もう1つは「この近く」というモードがあり、無線でできるのは「この近く」というモードで、最適な距離は70m以内としている。

FireChatのダウンロードはここから。
https://itunes.apple.com/jp/app/firechat/id719829352?mt=8

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会員登録・ログイン不要で匿名でできる

このFireChatは、チャットアプリにありがちな会員登録やログインを一切必要とせずに利用することができるようになっている。

また、ユーザー名は必要だが、このユーザー名は常に変更できるため、匿名で行うことができ、チャット内容もアプリを落とすとさかのぼって閲覧することができないようになっている。

過去のチャット内容を閲覧できないということで言えば、海外で人気の投稿した写真が数秒後に消えるチャットアプリ「Snapchat」や、それに追随する日本のDeNAの5sec snaps、Mixiのmuukがその点に関してはそれと似ている。

10m以内でなおかつ、会員登録・ログイン不要でチャットができるとなると、電車、地下鉄、デパート、居酒屋、バー、海、学校、集会場、コンサート、と様々な場所で匿名でチャットができるとなると、これは新しい面白いオープンコミュニケーションが生まれる可能性があるかもしれない。

しかし、匿名ということでありがちな下衆いな発言をする人がグローバルモードの中に多数存在するのも事実だ。

そうなるとグローバルモードの意味は殆ど意味をなさなくなり、このアプリは近くでの利用、例えば飲み会や中のいい友達同士でコミュニケーションゲームとして遊べることが考えられるだろう。

アプリを起動したらユーザー名の登録。
ユーザー名の入力

凄くシンプルで、グローバルモードと近くの人とチャットするモードの2つがあるのみ。
画像も送信できるので、試しに世界に向けて六本木ヒルズの蜘蛛を送信してみた。
グローバルモードは、モザイクを掛けたくなる会話ばかりでウンザリしてしまう。
テキストだけではなく、画像も送信できる

さすがに早朝に日本で近くで使っている人いない。
近くにいる人とチャットだが。。。

ユーザー名はいつでも変更が可能となっている。
ユーザー名はいつでも変更可能

マルチピアについては、iOSのデベロッパーの説明書にはこんな記載がしてある。

Multipeer Connectivityフレームワーク(MultipeerConnectivity.framework)は、付近にあるデバイスを検出し、インターネット接続を介することなく、直接通信するために使います。マルチピアセッションを生成し、信頼性が高い順次データ伝送、実時間データ伝送を容易に実現できます。このフレームワークを使って、付近のデバイスと通信し、データを交換する機能をアプリケーションに実装できます。

デバイス検出やネットワークサービスの管理は、プログラムで実装するほか、UIを介して操作させる方法も可能です。アプリケーションのUIにMCBrowserViewControllerクラスを組み込むことにより、ピアデバイスを一覧表示し、ユーザに選択させることができます。あるいは、MCNearbyServiceBrowserクラスを利用して、ピアデバイスを検出、管理するプログラムを実装することも可能です。

このフレームワークのインターフェイスについては、『MultipeerConnectivityFrameworkReference』を参照してください。
参照(PDF)

マルチピアについて書かれたiOS開発書があるが、このマルチピアの機能を利用した面白いアプリがさらに登場するのを楽しみにしたい。

カテゴリ:iPhone