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高機能!Windowsフォルダをタブ化するQTTabBar

Macは、OS X Marvericksからの新機能としてFinderタブを標準化したが、これはフォルダでタブが使えるようになったもので、SafariやChrome、Firefoxなどでもおなじみのタブは複数のフォルダのウィンドウがまとめられて凄く便利だ。

Windowsには残念ながらこの機能はなくフリーソフトなどを使う必要があるが、とりわけ人気の一つに「QTTabBar」があり、これはフォルダをタブ化するだけでなくプラグインを使って機能を拡張したり、仕事で使えるグループ機能、アプリをショートカットキーで起動できるアプリケーションランチャ、スクリプトでQTTabBarとエクスプローラを操作したりできる高機能なソフトとなっている。

基本的にはデフォルトのまま使ってもいいだろうが、色々とQTTabBarのオプション設定を自分好みにカスタマイズするとさらに使いやすくなるだろう。

ダウンロード

ダウンロードは下記ページの「QTTabBar ver ***」っていうリンクから。
http://qttabbar-ja.wikidot.com/

対応OSは、Windows7 & Windows8 & Windows8.1 (32bit/64bit) となっている。
紹介自体は、Windows 8.1での手順となるが、他のWindows 7などでも大体同じ手順で動くはず。

インストール

ダウンロードしたZIPファイルを開いて「QTTabBar.exe」をダブルクリックでインストール開始。

続きを読む

インストールを選択。
アンインストールしたい場合は、この画面から行う必要がある。
QTTabBarをインストールを選択

3クリックでインストール自体は終わりだが、Windowsの再起動をする必要がある

これとは別に.NET Framework 4のインストールが必要となるが、インストールされている場合もある。

QTTabBarの使い方

Windowsを再起動したら、フォルダを開いて「表示」、「オプション」、「QTタブバー」を選択。
オプションを開く

そうするとこんな風にタブバーが追加されてタブが使えるようになる。
アドレスバーの下に表示されるが、先程のオプションで「QTタブバー(下)」を選択すればフォルダの下部に表示することも可能だ。
Windowsフォルダがタブ化されたウィンドウ

タブの作成

タブの作成は、タブをドラッグ&ドロップするような要領でドラッグしてやると新規に作成(複製)できる。
タブの作成

ショートカットキーをよく使う人は、「Ctrl + N」で新規(複製)にタブを作成できるが、ChromeやFirefoxなどと同じように「Ctrl + T」にしたい場合は、QTTabBarのオプション設定から変更ができる。

タブバーの空いているスペースで右クリックをして「QTTabBarのオプション…」→「ショートカットキー」→「現在のタブを複製」とアクセスして、「Ctrl + T」とキーボードを入力すれば設定できる。
新規作成のショートカットキー

同様にタブバーの空いているスペースをダブルクリックすると、デフォルトでは「直近のタブを復元」の設定になっているが、上記のオプションの「マウス」→「タブバーをダブルクリック」→「現在のタブをクローン」と設定することで、ダブルクリックで素早くタブを複製できてお薦めだ。

タブの移動

タブの移動はタブの作成と似ているが、下図のように矢印が表示されるのを目安にドラッグ&ドロップを行う。
タブの移動

また、タブはウィンドウ外にドラッグすると個別のウィンドウとして表示させたり、別のウィンドウから別のウィンドウにドラッグすることで複製ができるようになっている。
Chromeなどのような使用感だと思えばいいだろう。

ウィンドウを閉じる

デフォルトでは、ウィンドウの右上にある「X」ボタンをクリックするとタブが一個ずつ閉じられるようになっているが、タブではなくウィンドウそのものを全て閉じたい場合には、オプションから設定を変更すればいい。

「マウス」 → 「ウィンドウのXボタン」 → 「ウィンドウを閉じる」

同様にショートカットキーも下記のように設定すると便利かもしれない

「ショートカットキー」 → 「ウィンドウを閉じる」 → 「Ctrl + Q」

前の階層に戻る

タブのダブルクリックか、フォルダの空いてるスペースをダブルクリックで前の階層までフォルダを移動できるので覚えておくと便利だ。

タブをロック

「Ctrl + タブクリック」でタブをロックすることができる。
ロックをすることで、間違って閉じることがない。

アクティブなタブ以外を閉じる

ウィンドウの「X」を「Ctrl」キーを押しながら、クリックすると現在のアクティブ及びロックされているタブ以外が全部閉じられる。
意外と使う場面が多いので覚えておくといいだろう。

デフォルトのショートカットキーは、「Ctrl + Shift + W」。

マウスカーソルで画像や動画のプレビュー

画像や動画上にマウスカーソルオーバーさせると画像のプレビューや動画をプレビュー再生してくれる。

案件毎に使うと便利なグループ化

仕事や何かの作業でそれ専用の案件や作業フォルダを作成し、さらに個別に様々なフォルダを作成することがあると思うが、日々作業していると同じようなフォルダを開くことに気がつく。

それらを日々個別に開くのは面倒だ。
そこでそれらをグループ化して、作業開始時にそのグループを選択することで直ぐにグループ化したフォルダを一斉に開いて作業をすることができて、効率が上がる。

グループ化したフォルダをタブで開いておき、タブバーを右クリックしたら「グループ」→「すべてのタブを新規グループに追加」と選択。
グループの作成

するとこんな風に追加されていることが分かり、次回からはそれを選択するだけで簡単に関連した作業フォルダを開くことができる。
グループを開く

拡大縮小・詳細表示やパスのコピーがショートカットキーで簡単にできる

仕事柄、フォルダ内の画像などを特大表示や詳細表示の切替や、フォルダ・ファイルのパスをコピーすることがしばしばあったりするが、これらがショートカットキーで簡単にできるようになっている。
これらを使う機会がある人は、覚えておく便利だろう。
拡大縮小表示やパスのコピー

機能をさらに拡張するプラグイン

ざっと触るだけでも結構便利だが、さらにプラグインを追加すると色々とできるようになる。

どんなプラグインがあるのかは、こちらを参照に。
http://qttabbar-ja.wikidot.com/plugins

使い方は、QTTabBarのオプションを開いて「プラグイン」を選択し、上記ページから使いたいプラグインをダウンロードしてプラグインフォルダに放り込む。

サンプルで「選択ツール詰め合わせ」ってのをダウンロードすると「SlectionTools.dll」というファイルがあるので、それを放り込んでいる。
プラグインのインストール

試しに「拡張子で選択」ってのを使ってみようとショートカットキーの設定画面を見るとインストールされているのが分かるので、後は設定をして試してみるといいだろう。
拡張子だけを選択

ショートカットキーでアプリが起動できるアプリケーションランチャ

もはや何のアプリか分からなくなってくるが、アプリケーションランチャ機能もついている。

これを利用することでショートカットキーで簡単によく使うアプリを起動できるようになる。
やり方は、こんな感じで、サンプルでFirefoxを設定してみた。

  1. 「オプション設定」を選択
  2. 「アプリケーションランチャ」を選択
  3. 「新規アイテム」を選択
  4. パス:C:\Program Files (x86)\Mozilla Firefox\firefox.exe
  5. ショートカットキー:Ctrl + Shift + Alt + F

アプリケーションランチャ

設定できたら、ショートカットキーを実行すると見事に起動する。

スクリプトを使うと他にもでき、ここにサンプルがある。
http://qttabbar-ja.wikidot.com/script-samples

キーボードを主に使っている人にとっては、かなり最強のツールになるだろう。

ちなみに似たようなソフトにこんなのもある。これも中々に使い心地がいい。
WindowsのエクスプローラをChrome風のタブにしてくれるClover

カテゴリ:ソフト・ツール