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描かれた絵がその場で動き出す様を拡張現実的に表現したXOVER

東京を拠点として活躍するアート集団、輪派絵師団(RINPA ESHIDAN)。
2006年にYouTubeで発表した映像を機に、「モーションペイント」や商業映像を制作している彼らの作品を見てみると、ストリート・アートの道を歩んできた感が作品に反映されているようにも思える。

映像自体は2006年に公開されたもので少し古いがモーションペイントとして、「壁にペインティングしては消し、そして、またペインティングする」の一連の作業が作品として公開されている。

「描いては消す、そしてまた描く」で思い出すのが、Kseniya Simonovaのサンドアニメーションで、それを彷彿させてくれる。

そんな彼らが新たに挑戦したのは、デジタルとのコラボXOVER。
XOVER

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輪派絵師団が壁面に描いた作品をリアルタイムでパソコンに取り込み、それを動画で加工して再度、壁面に投影した作品となっていて、その作業風景はリアルとデジタルの世界を融合した拡張現実(AR)的のようで、まるでアナログとデジタルがコラボしてるように感じさせてくれる。

楽曲は、音楽レーベルのLaatryのGhost In the Spaceが担当している。

また、この作品は、アマナグループのsamplesというプロジェクトの一環として制作され、相反する多様な要素を交差させることで生まれる新たな映像表現を追求するため、CGによる映像編集は行っておらず、すべてが実写撮影によって行われたようだ。

拡張現実は、リアルの世界にデジタル情報を投影したりして、様々な利便性を上げるための技術だが、拡張現実をさらにアートの世界に向けたら、また面白い表現が出てくるかもしれない。