入門用骨伝導ヘッドホンAfterShokz「OpenMove」レビュー

これまでにAeropexやXtrainerz、TITANIUM、AS801 ABT01とAftershokzの骨伝導ヘッドホンをレビューしてきたが、久々にメーカーからOpenMoveのモデルを提供していただいたので、レビューしてみたいと思う。

OpenMoveのスペック

OpenMoveの価格設定9,999円(税込)を見てみると、ほぼTITANIUMと同等の価格になっている。また、ユーザーガイド記載のOpenMoveのスペックをピックアップしてTITANIUMと比べてみると、型番からしてもTITANIUMの後継機だということがうかがえる。

OpenMoveのBluetoothのバージョンは5となっており、TITANIUMの4.1と比べてバージョン5は転送速度と到達距離が大幅に改善されており、特に転送速度は電力省力化につながる。例えば10MBのデータを1分で転送するのと、10秒で転送するのでは、明らかに10秒で転送する方が電力消費が少なく、安定性が上がるということになる。

商品名 TITANIUM OpenMove
型番 AS600 AS660
スピーカー Bone codnductionスピーカー Bone codnductionスピーカー
サウンド PremiumPitch+ 記載なし
周波数帯 20Hz 〜 20KHz 20Hz 〜 20KHz
感度 100 ± 3dB 96 ± 3dB
マイク感度 -40dB ± 3dB -40dB ± 3dB
Bluetoothバージョン Bluetooth v4.1 Bluetooth v5
Bluetooth接続距離 約10m 約10m
バッテリー リチウムバッテリー 充電式リチウムポリマー電池
連続再生時間 6時間 6時間
待機時間 10日間 10日間
充電時間 1.5時間 2時間
バッテリー容量 記載なし 135mAh
重量 36g 29g
防滴 IP55 IP55
対応プロファイル A2DP, AVRCP, HSP, HFP A2DP, AVRCP, HSP, HFP
機能 イコライザー切り替え

USB-Cケーブルで充電ができる

AftershokzのフラッグシップモデルAeropexは、充電ケーブルのポートが独自仕様のケーブルが採用されていたが、OpenMove主流になりつつあるUSB-Cのケーブルで充電ができるようになっている。

また、USB-Cなので向きを考えずに挿し込めるので、これは嬉しい。

ただし、ケーブルの両端が完全なUSB-Cではなく、ヘッドホンの接続部分がUSB-Cで、もう片方がUSB-Aのケーブルとなっている。個人的には、自分の様々なデバイスがUSB-Cに置き換わりつつあるので、両端がUSB-Cの方がありがたかったが、次のモデルでは期待したい。

Aeropexと比べたOpenMoveの音質

Aeropexの音質と比べた場合、Aeropexの方が高音がクリアに、そして広がりを感じるが、OpenMoveはそれらが感じられず音が柔らかく感じられる音質となっている。

OpenMoveでは、「音量+」と「音量-」のボタンを3秒長押しで「スタンダードモード、ボーカルモード、イヤプラグモード」の3つが用意されており、ボーカルモードではスタンダードモードよりも音の広がりを感じることができる。なので、ボーカルモードで聴くことをお薦め。

また、ヘッドホンとしてだけではなく通話もできるので実際にオンラインミーティングで会話をしてみたが、やはり音楽を聴く同様に相手の声が柔らかい、まろやかな声質で聞こえながら会話ができる。

総合的にやはりAeropexの方が良く感じられるが、ノイズキャンセリングでどっぷりと音楽の世界に浸りたいのでなければ、通話もできて骨伝導ヘッドホンという体験ができる音質で十分に聴けるのは間違いない。

マグネット付きで丸みを帯びたスピーカー

デザインは全体的にTITANIUMと似たフォームになっているが、TITANIUMと比べて、スピーカー部分のデザインが全体的に丸みを帯びるようになった。TITANIUMの四角張った方が個人的には好みだが、丸みを帯びることによって色と組み合わせることで女性にも受け入れやすくなるかもいしれない。

また、スピーカーはマグネットが付いており、ピタッとくっ付くようになっていて、デザイン上の構造で絡みを多少なりとも防げるのではないだろうか。

個人的には、マルチファンクションキーがスピーカーの裏のデザインの中に溶け込んでいるのが洗練感があって良い。デザインの中に溶け込んでいるので気づかない場合の対策としてなのか、ここにマルチファンクションボタンがあるということをシールで貼って示している。

音漏れはどうか?

残念ながら骨伝導だからと言って完全に音漏れしない構造にはなっていない。大音量で聴けば、それなりの音漏れがする。ただ、半分か、それよりも少し大きいぐらいのボリュームで聴けば十分だし、それほど気にならい。

また、例えば工事現場などの環境音などが大きい場所では、当然のことながら耳を塞がないので聞こえが悪くなるのは当たり前なので、場所を割り切った使い方をする必要がある。ただ、大音量の環境音が聞こえない状態で耳を塞いで音楽を聴くのは危ないのではとも思えるが。

新幹線、飛行機などでの環境音が気になる場合には、付属品の耳栓をつけてイコライザーを「イヤプラグモード」にするのも手だ。

疲れにくく、メガネも掛けられる

このOpenMoveに限らず、AfterShokzのヘッドホンに対して言えることだが、耳に入れて聴くイヤホンや耳を覆うヘッドホンは長時間利用していると疲れやすいが、このAfterShokzのヘッドホンは長時間利用しても疲れにくいデザイン構造となっている。

また、これまでのモデルと同様、メガネやサングラスを掛けられ、自分は自転車で移動しているがサングラスを掛けても問題なく使用できるようになっている。

ざっとこんなところだが、これまでのモデルと同様に激しい運動やスポーツをしても外れにくいデザインとなっていたり、折れにくいチタンフレームヘッドバンド、IP55の防滴性能は踏襲されており、TITANIUMよりも軽く、そこそこの価格で購入できる入門用骨伝導ヘッドホン、まずはお試しを。

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カテゴリ:
音楽