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Amazonブラックフライデーで値上げ・値下げの確認にはKeepaを

Amazonブラックフライデーのセールで90% Offなどとアピールしていかにも安くなった商品があったりするが、これには気をつけたい。

Amazonブラックフライデーで大幅値下げされる理由

Amazonブラックフライデーで、例えば90% Offなどと大幅値下げされる商品が存在するのは、

「大幅値下げした商品である」と見せかけたい商品である可能性が非常に高いからだ。

年末のAmazonの大型セールであるブラックフライデーなので、消費者からしたら一円でも安く商品を手にしたいという心理が働くのも言うまでもない。

そして、やはり一つでも多く売り上げて儲けたいという業者の思惑があるというのは言うまでもない。そうすると、業者の中にはなんとかして消費者に購入させようとした結果が、この「大幅な値下」を視覚的に訴えかける方法だ。

例えば、下記の画像はとある商品が90% Offの価格となっているが、消費者からしたら「こんなに安くなっているなら買いたい」というのが一般的な心理だろう。(しかも、同類製品と比べて非常に安い)

Amazonブラックフライデーでの値下げ

その心理をつこうと業者がAmazonブラックフライデーなどの大型セールが開始される前に、上図の例のように「¥25,989」と値段設定をしておき、セールが開始されたらセール価格である「¥2,580」に変更する。

こうすることで90% Offの商品であると認識されてしまう。

しかも、よく見るとこの商品は2点買うとさらに5% Offとなっている。

別にそれだけ安くなったのだから消費者からしたら「ありがたい」と思うかもしれないが、こんなんで「利益が出て会社は存続するのか?」と一般的な会社勤めしている人なら感じて欲しい事だ。

しかし、これはこの値段でも利益が出るからセールしていると考えられるのだが、可能な理由としては中華製品と呼ばれるものである可能性が高い。

商品として使っていないのでなんとも言えないし、モバイルバッテリーで人気のAnkerやドローンで有名なDJIなんかは中国の企業なので、一概にすべての中華製品が駄目だということではないので、もしかしら普通に使えるかもしれない。

しかし、そんな事をしてまで売ろうとしているのだから、信頼性という意味では自分は購入することはないだろう。

ちなみに、ネット上では中華を排除する方法なんてのが紹介されているが、実際には中華製品ではなくAmazonマーケットプレイス業者を除外するというものになっているので注意が必要だ。詳細については下記記事を参照して貰えれば。

関連 &emi=AN1VRQENFRJN5不要でAmazonの中華を排除する方法

Keepaで価格の値上げ・値下げを確認

実際に上述した商品の値上げ、値下げの変動を確認できるKeepaのツールを使ってみたのが下図の結果だ。

この商品自体が登場したのは10月上旬だったようで、登場当時は「¥25,989」と値段設定がされていたようだが、その後は「¥2,580」に変更された回数が増えている。

KeepaでAmazonブラックフライデーの商品価格の変動を確認

上述のように価格の変動を確認できるツールKeepaを使うことで、怪しい商品かどうかを見極めることができる。(さすがに90% Offは怪しいと考えた方が良いが)

iPhoneの人は、下記記事でショートカットを使ったやり方で見れるものを作成したのでチェックしてもらえれば。

関連 Amazonの価格推移をiPhoneのショートカットとKeepaで確認!

PCでChromeを使っている人は拡張機能を使うといいだろう。

Keepa – Amazon Price Tracker

レビューのチェックはサクラチェッカーを

ちなみに上述した商品は4.5の評価で333件の書き込みによる口コミがある。

しかし、星1の評価を見るとやはり酷い。これはサクラによるレビューの可能性が非常に高い。

レビューにサクラが含まれていそうかどうかを確認するためのツールもあるので、こちらもチェックしてもらえれば。

関連 Amazonのサクラチェッカー用iPhoneアプリのショートカット

PCでChromeの人は、拡張機能をインストールして使おう。

Sakura Check Linker

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