Amazonの買い物で領収書が必要な場合で、スマホでダウンロードしたいという人もいるかも知れないが、そのやり方が少々分かりづらくダウンロードできない?とか思ってしまうかも知れないが、スマホでもダウンロードが可能となっている。
目次
Amazonでダウンロードできない領収書と注意
基本的にはスマホからでも領収書はダウンロード可能であるが、ダウンロードできない領収書もあるのでまとめてみた。
支払い方法によってはダウンロードできない
領収書を発行できない支払い方法
下記の支払い方法の場合には領収書を発行できない。
- コンビニ払い
- ATM払い
- ネットバンキング払い
- 電子マネー払い
これらのサービスを使って支払いした場合は、下記のような領収書やレシート、納品書などを利用するといいだろう。
- コンビニや銀行が発行する領収書
- コンビニが発行する「受領書」と明記されたレシート
- 商品に同包されている納品書
領収書が発行される支払い方法
逆に領収書が発行される支払い方法は下記の通りで、なるべくこれらの支払い方法を使って決済をしたい。
- クレジットカード
- 携帯決済
- あと払い (ペイディ)
- PayPay(ペイペイ)
- Amazon.co.jpギフトカード
- Amazonポイント
- パートナーポイント
参照 Amazonで確認する
商品が未発送だとダウンロードできない
商品を注文しても、未発送の場合にはすぐには領収書が発行されず、そのためダウンロードもできない。発送されてから注文履歴で確認することができる。
なお、服、靴、ファッション小物などの「Prime Try Before You Buy」でお試しの試着商品受け取った場合は、自分で決済するか、試着完了後の7日後に決済が行われた後に発行されるので、これもそれまではダウンロードできない。
なお、「Prime Try Before You Buy」の支払い方法は、以下の注意が必要だ。
- 有効期限が90日以上あるクレジットカード、または、デビットカードでの決済
- クレジットカードによる分割払いは不可
- Amazonポイントでの決済
参照 Amazonで確認する
スマホアプリからはダウンロードできない
iPhoneやAndroidのスマホ向けAmazonアプリを使用している人も多いかと思うが、スマホアプリの場合には領収書が発行されず、適格請求書(インボイス)が発行される。
スマホで領収書をダウンロードするには、SafariやChromeなどのブラウザでAmazonのサイトにアクセスしてダウンロード保存する必要がある。
複数商品注文の場合は個別にダウンロードできない
Amazonで複数商品を購入した場合、領収書はそれらのすべての商品が記載され、個別での領収書は発行できない。
そのため、フリーランスや個人事業主の場合で、一つのAmazonアカウントで仕事用とプライベート用の商品をまとめて購入する場合には注意が必要だ。
仕事用とプライベート用に商品個別に購入するか、あるいはAmazonでは複数アカウントが利用できるので、それを利用するのも一つの手だ。
関連 Amazonの複数アカウントの作成と切り替え方法!電話番号は?
2回目以降の領収書取得は再発行になる
Amazonでは、領収書を一度でもスマホやPCで表示して、その後に再度アクセスして表示させると「再発行」と記載される。
これは、きちんと証明ができれば経理的にはさほど気にしなくても大丈夫かと思うが、会社に所属している人で会社の規定があるのなら、確認してそれに沿って最初の領収書の発行でそれを保存するように注意したい。
Amazonの領収書をスマホでダウンロードする方法
iPhoneで領収書をダウンロードする方法
まずはiPhoneのSafariブラウザでアクセスして下記のリンク先を長押しして新しいタブで開く。タップしてしまうとアプリがインストールされている場合にはアプリが起動してしまう。
スマホでサイトを開いたらAmazonにログインして、画面右上のアカウントをタップ。

サイドメニューが開いたら「注文履歴」のすべてを表示をタップ。

すると直近で購入した商品の一覧が表示されるので領収書を発行したい商品を選択。一覧に商品がない場合は右上の絞り込みから検索を。詳しくは下記記事参照。
関連 Amazonの購入履歴の全てと注文履歴の過去1年を見る方法

注文内容を表示を選択。購入した商品によっては、「注文内容をの表示」のメニューがなく「領収書/購入明細書の表示」しか表示されていない場合があるが、その場合にはそれを選択する。

そしたら今度は領収書/購入明細書の表示を選択。

すると領収書がPDFで表示されるが、画面上部のこのページを印刷してご利用ください。をタップする。

状況によっては下記のように自動印刷禁止の案内が表示されるが、許可を出す。

印刷画面が表示されたら、右上の共有アイコンをタップ。

さらに画面が表示されるので、ファイルに保存を選択。ファイルはPDFで保存される。

するとファイルアプリの保存先選択画面が表示されるので、右上の保存を選択。

ダウンロード保存が完了したら、ファイルをアプリをタップして起動する。

先ほど保存したAmazon領収書のPDFがあるので、タップする。

領収書の内容が表示されるが、左下の共有アイコンをタップで印刷ができる。

コンビニのネットプリントアプリがインストールされている場合にはそれらが表示され、Wi-Fiでプリンターがつながっているなら「プリント」から印刷ができる。

Androidで領収書をダウンロードする方法
Chromeブラウザでアクセスして下記のリンク先を長押しして新しいタブで開く。タップしてしまうとアプリがインストールされている場合にはアプリが起動してしまう。
スマホでサイトを開いたらAmazonにログインして、画面右上のアカウントをタップ。

サイドメニューが開いたら「注文履歴」のすべてを表示をタップ。

すると直近で購入した商品の一覧が表示されるので領収書を発行したい商品を選択。一覧に商品がない場合は右上の絞り込みから検索を。詳しくは下記記事参照。
関連 Amazonの購入履歴の全てと注文履歴の過去1年を見る方法

注文内容を表示を選択。購入した商品によっては、「注文内容をの表示」のメニューがなく「領収書/購入明細書の表示」しか表示されていない場合があるが、その場合にはそれを選択する。

そしたら今度は領収書/購入明細書の表示を選択。

すると領収書がPDFで表示されるが、画面上部のこのページを印刷してご利用ください。をタップする。

プリンタを選択をタップする。既にプリンタを使用している場合にはそれが表示されるのでそれをタップ。

メニューが表示されたら、PDF形式で保存をタップ。

そしたら、PDFのアイコンをタップする。

保存先が表示されるので右下の保存をタップする。

保存したPDFを確認するには、Filesアプリをタップ。

今度はダウンロードを選択。

ダウンロードしたPDFファイルをタップする。

領収書が開くので右上のメニューから印刷ができるようになっている。

Amazonの領収書でよくある質問
領収書の宛名が空欄になっている
Amazonの領収書を発行してみると宛名が空欄になっているが、これは以下のいずれかの対処をすればいいかと。
- 会社に所属している場合は経理に確認
- 宛名は空欄の場合でも可能。Amazonの宛名はそうなっていることを説明できればOK
- 自分で記入することも可能だが、宛名を自分で書き加えることは不正行為(私文書偽造)にあたる可能性がある。心配な場合は、空欄のままがいいかと。あるいは、Amazonの宛名はそうなっていることを説明できればOK
領収書を発行できない
これは冒頭でも解説しているが、下記が原因と考えられる。
領収書を発行できない支払い方法で決済した
下記の支払い方法だと発行されないので利用しているサービスで確認を。
- コンビニ払い
- ATM払い
- ネットバンキング払い
- 電子マネー払い
未発送の商品である
商品が未発送の場合は未発行なので、発送されてから再確認を。
スマホアプリでは発行されない
少々面倒だが、スマホブラウザからアクセスして確認する必要がある。手順は当ページのやり方を参照してもらえれば。
請求書をダウンロードできない
領収書ではなく、請求書が必要な場合もあるだろうが、下記のような場合にはダウンロードができない。
- 返品した商品である
- 複数の発送元による商品である。下記の手順で対処
発送元が異なる複数の商品を購入した場合、スマホで「請求書のダウンロード」をタップしてダウンロードしようとすると下記のような文言が表示されるかと。
モバイルでは利用できません。複数の出荷または返金がある注文のドキュメントは、デスクトップ用ウェブサイトからダウンロードできます。
この場合には、PCサイトに切り替えればダウンロードができるようになっている。
- 「請求書をダウンロード」のページをスマホブラウザで開く
- iPhoneのSafari
- アドレスバーの左の「あぁ」をタップ
- 「デスクトップ用Webサイトを表示」をタップしてPCサイトを開く
- 右サイドの「注文内容を表示」をタップ
- 右上の「領収書等」をタップ
- 「領収書/購入明細書」をタップ
- AndroidのChrome
- Chromeブラウザの右上の「︙」をタップ
- 「PC板サイトを表示」をタップしてPCサイトを開く
- 右サイドの「注文内容を表示」をタップ
- 右上の「領収書等」をタップ
- 「領収書/購入明細書」をタップ
画像付きのやり方は下記のページで。
関連 Amazon PCサイトをスマホから切り替え!iPhoneなどで表示されない場合も
適格請求書(インボイス)が発行できない
2023年10月から始まった適格請求書(インボイス)制度。注文履歴の商品ページから「請求書をダウンロード」とタップすれば発行できるが、場合によっては発行できない。
- Amazon以外が販売するマーケットプレイス事業者が適格請求書に対応していない
- 複数の商品購入の場合でスマホからは発行、ダウンロードできない。(上述の手順でPCサイトで表示すれば適格請求書の対応の場合には発行できる)
1番目は、日本国内のマーケットプレイス事業者が適格請求書に対応していない、あるいは海外の販売事業者は適格請求書に対応していないことがある。