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Amazonのログイン履歴を確認するには?不正アクセスの対策方法

Amazonを利用している場合で、自分のアカウントが不正なログインアクセスなどがないかをチェックしたい場合についてをまとめてみた。

関連 Amazonでログインできない場合の対処法!パスワードが合ってるのに?

Amazonでログイン履歴の確認はできる?

結論から言ってしまうと、残念ながらAmazonではログイン履歴を確認する機能はない。

ただし、後述のログイン通知アラートや、閲覧履歴、注文履歴、Amazonギフト券の利用履歴、支払いに反する取引履歴などの様々な情報を確認して不正アクセスがあったかどうかを確認することができる。

別の端末からのログイン通知は注意

ログイン履歴を確認する機能はないものの、普段利用していない端末からログインがあった場合には、下記のようなメッセージがログインアラート通知として届くようになっている。

サインイン試行/誰かがお客様のアカウントにサインインしようとしています。

場合によっては、メールに「12.34.567.890」などようのようなIPアドレスと呼ばれる番号が記載されていて、ログイン確認を促されることがあるかもしれない。

しかし、この通知アラートには気をつけたい。詐欺メールである可能性があるからだ。大抵の場合は、これらのメールは詐欺サイトへの誘導をするので、メール記載のリンクにはアクセスしないようにしたい。

このメールが本物かどうかは、Amazonのメッセージセンターからアクセスできる。

メッセージセンターにアクセス

アクセス方法は下記の手順。

  1. 画面下部の①アカウントアイコンをタップしてアカウント画面に移動
  2. ②アカウントサービスをタップする
スマホAmazonのアカウントサービスを選択

そしたら画面を少しスクロールして「メッセージセンター」項目にあるメッセージを選択で確認できる。

スマホAmazonでメッセージを選択

この手の迷惑メールは他にも多数あるので、どんなものがあるのかは下記記事を参照してもらえれば。

関連 Amazonを装う迷惑メール対策!実例の見分け方と対処法を徹底解説

Amazonでの不正アクセスの確認方法

もし、上述のようにメッセージセンターにメッセージが届いて、自分が操作したものではない、またはそれ以外で不正アクセスが行われた可能性があると感じた場合には、すぐにパスワードの変更を行い、下記のようなアクセス履歴も確認して不正に商品が購入されていないかを確認しておきたい。

  • 閲覧履歴を確認する
  • 注文履歴を確認する
  • Amazonギフト券の履歴を確認する
  • Amazonペイの取引を確認する
  • 支払い取引履歴を確認する

ざっくりとAmazonでの不正ログインがあったかどうかの手順を見てい行きたいと思う。

閲覧履歴を確認する

閲覧履歴にアクセス

手軽に確認できる方法として、Amazonでの閲覧履歴を確認する方法。

  1. 画面下部の①アカウントアイコンをタップしてアカウント画面に移動
  2. 注文履歴の下にある②閲覧履歴をタップ。
スマホAmazonの閲覧履歴を選択

すると閲覧した履歴が表示されるので、自分が閲覧したかどうかをチェックを。ただし手軽な反面、画面にあるように表示から削除というメニューで簡単に削除できるようになっている。

スマホAmazonの閲覧履歴

注文履歴を確認する

注文履歴にアクセス

閲覧履歴は簡単に表示を削除する事ができてしまうため分からなくこともあるだろう。もう少し確実性を高めた確認方法としては、注文履歴を確認した方が不正アクセスの判断がしやすいだろう。

  1. 画面下部の①アカウントアイコンをタップしてアカウント画面に移動
  2. 注文履歴の右横にある②すべてを表示をタップ。
スマホAmazonの注文履歴のすべてを表示

すると購入した商品の注文履歴一覧が表示されるので、チェックを。

スマホAmazonの注文履歴一覧

なお、注文履歴はPCからの操作で最大500件まで非表示にすることができ、場合によっては不正ログイン時に購入済みの商品を非表示されにされてしまうこともあり、気づくのが遅れる場合もある。

この場合は、後述のAmazonギフト券や取引履歴の支払い情報も確認するといいだろう。

Amazonギフト券の履歴を確認する

商品を購入した場合には注文履歴を確認すればだいたい分かるが、注文した商品が非表示にされた場合は気づきにくい。

その場合で、もしAmazonアカウントにギフト券を登録していたなら、その利用履歴を確認することで不正アクセスがあったかどうかの判断材料とすることができる。

Amazonギフト券が不正に利用されていないかを確認する場合は、下記の手順。

Amazonギフト券の利用履歴にアクセス

  1. 画面下部の①アカウントアイコンをタップしてアカウント画面に移動
  2. ②画面を下までスクロールする
  3. ギフトカードの残高の項目までスクロールしたら③管理をタップする
スマホAmazonのギフト券を管理を選択

ギフト券の管理画面に移動してスクロールすると直近の利用履歴が表示され、さらに見たい場合は「利用履歴をさらに表示する」をタップで見れる。

スマホAmazonのギフト券利用履歴

Amazonペイの履歴を確認する

AmazonペイはAmazon以外のECサイトでショッピングができるサービスだが、Amazonペイでの身の覚えのない請求があったらこれも確認してみるといいだろう。

  1. 画面下部の①アカウントアイコンをタップしてアカウント画面に移動
  2. 注文履歴の項目の右横にある②すべてを表示をタップする
スマホAmazonの注文履歴のすべてを表示

そしたら、絞り込みをタップする。

スマホAmazonの注文履歴の絞り込みを選択

メニューが表示されたらAmazon Payをタップで一覧表示できる。

スマホAmazon Payを選択

支払いの取引履歴を確認する

クレジットカード、Amazonギフト券、Amazonポイントなどの支払い取引をした情報に関しての取引履歴も確認することができる。

この取引履歴は、注文履歴を非表示にしてもこの一覧には取引履歴として表示され、これは非表示にできないので不正アクセスがあった場合で一番確実性の高い確認方法と言える。

取引履歴にアクセス

アクセス手順は下記の通り。

  1. 画面下部の①アカウントアイコンをタップしてアカウント画面に移動
  2. ②アカウントサービスをタップする
スマホAmazonのアカウントサービスを選択

「支払い&住所を」の項目にあるお客様の支払い情報方法をタップする。

スマホAmazonのお客様の支払い方法を選択

支払い情報画面に移動したら画面上部の取引履歴をタップで支払いの取引履歴一覧を確認することができる。また、注文番号をタップで購入の詳細を確認できる。

スマホAmazonの取引履歴を選択

Amazonでの不正ログインアクセス防止方法

注文履歴と取引履歴を定期的に確認する

仮にAmazonのアカウントを乗っ取られて不正ログインがあった場合、不正に商品を買われる可能性がある。

なので、定期的に注文履歴と取引履歴を確認することをおすすめする。

先ほども述べたように注文履歴は非表示にされる場合があるので、合わせて取引履歴も確認するといいだろう。

もし、不正ログインが確認ができたらアカウントのパスワードを変更することをおすすめする。

関連 Amazonのパスワードの変更方法!できない場合の対処法も

二段階認証を設定する

不正なログインを防止する手段としてもっとも有効なのが、二段階認証を設定をするということだ。

二段階認証は設定しておくことで、通常のメールアドレス入力後にパスワードを入力した後にさらにSMSなどにワンタイムパスワードの6桁の数字を送信し、それを入力させるためのセキュリティ対策だ。

つまりは、自分の携帯に届いたワンタイムパスワードを入力しない限りは、仮にパスワードが漏洩してもログインができないということになる。なので、必ず設定することをおすすめする。

設定手順は下記の通り。

  1. 画面下部の①アカウントアイコンをタップしてアカウント画面に移動
  2. ②アカウントサービスをタップする
スマホAmazonのアカウントサービスを選択

続いてはログインとセキュリティを選択。

Amazonのログインとセキュリティを選択

二段階認証の設定をオンにするをタップ。

Amazonの2段階認証をオンにする

登録しているメールアドレスに確認コードが送られるので入力してコードを送信するをタップ。

Amazon二段階認証でパスコードを入力

今度は電話番号を入力して続行する。

Amazon二段階認証で電話番号を入力

確認コードが携帯のSMSのメッセージアプリに送られるので、それを入力して続行する。

Amazonで二段階認証の確認コードを入力

二段階認証を有効にするで設定を完了する。

Amazon二段階認証の完了

関連 Amazonの二段階認証のやり方。スマホアプリでの設定方法も

利用していない端末を解除する

iPhone、iPad、Android、Windows、Macなど複数台にまたがってAmazonを利用している人で、使っていない、あるいはスマホの買い替えなどで端末の登録解除をしていない場合もあるかもしれない。その場合には、利用していないデバイスの登録を解除してセキュリティを高めておこう。

デバイス管理にアクセス

  1. 画面下部の①アカウントアイコンをタップしてアカウント画面に移動
  2. ②アカウントサービスをタップする
スマホAmazonのアカウントサービスを選択

次の画面では画面を少しスクロールして、支払い&情報の項目にあるデバイスを選択。

Amazonのデバイスを選択

今度は画面上部の端末を選択し、インストールされているデバイスを選択。下記例ではAmazonのショッピングアプリを選択している。

Amazonの端末のデバイスを選択

今度は登録している端末で解除したい端末の登録の解除をタップ。

Amazonのデバイスの登録の解除

確認画面が表示されるので、もう一度登録の解除をタップで解除できる。

Amazonのデバイスの登録の解除の確認

メール記載のリンクへのアクセスは避ける

Amazonショッピングの利用でまだ慣れていないという初心者の場合は、偽メールに騙されてアカウントを乗っとられることがあるので、メールで案内があった場合には、とにかくメールのリンクにはアクセスしないようにすることだ。

もし、案内があったらまずは、冒頭で紹介したように紹介したようにスマホアプリでAmazonのメッセージセンターに同じメッセージがあるかどうかの確認を。

メッセージセンターにアクセス

Amazonアプリのアクセス方法は下記の手順。

  1. 画面下部のアカウントアイコンをタップしてアカウント画面に移動
  2. アカウントサービスをタップする
  3. 画面を少しスクロールして「メッセージセンター」項目にあるメッセージを選択で確認

端末の生体認証を設定する

最近のiPhoneやAndroid、PCには指紋認証や顔認証による生体認証を備えるようになっており、端末に保存されているパスワードを利用するには顔認証や指紋認証を必要する仕様に変わってきている。例えば、スマホ端末を紛失したり、誰かに盗まれた場合に、この生体認証を通さないとスマホを開くことができないように設定をするだけで格段にセキュリティが高まる。

それぞれのやり方は下記記事を参照。

iPhone

Android

クレジットカードの利用通知設置をする

Amazonでクレジットカードを登録&利用している場合には、そのクレジットカード会社が運用するサイトやアプリにアクセスして利用通知の設定をすることで、クレジットカードの利用があった場合には通知をしてくれる。

不正ログインによるアクセスがあっても、クレジットカードの利用通知が届くのでこれも不正ログインによる利用をいち早く知る対策になる。

なので、クレジットカードを利用ている人は利用通知設定をおすすめ。

関連 三井住友カードで利用通知を設定する方法。Vpassでのやり方

Gmailを利用する

当サイトではAmazonの利用時にはGmailの利用を推奨している。Gmailを使うことにより、詐欺メール、いわゆるフィッシングメールを防いでくれるので、詐欺被害のリスクを低減できる。

もし、まだ使っていないなら利用することをおすすめする。

参照 Gmailアカウントの作成方法。複数の追加方法も。

不正アクセスがあったと感じた場合で

不正アクセスがあった場合についついあたふたしちゃうかもしれないが、何よりもまずは確認作業をすることが大事だ。

その確認作業で特に気をつけたいのが、偽メールによる詐欺サイトへの誘導だ。

慣れていない人はメールに届いたリンクにアクセスせずに、アプリのメッセージセンターでメッセージの有無を確認。

さらに注文履歴や取引履歴の確認。不正な注文がある場合にはパスワードの変更をして商品のキャンセルができるかを確認。さらにカスタマーサービスにも連絡を。

Amazonにアクセス

クレジットカードを登録している場合には、利用明細を確認して必要に応じてクレジットカード会社に連絡を。

Amazonのログインに関する質問

パスワードは定期的に変更した方がいい?

以前はセキュリティ対策としてログイン用のパスワードは定期的に変更した方が良いと言われていたが、下記の理由でそこまで推奨はされなくなった。

  • パスワードの作り方がパターン化し、簡単なものになりやすい
  • パスワードの使い回しが増える可能性がある
  • ユーザーの負担が大きく、セキュリティ向上に寄与しな

これは総務省のHPにも記載がある。

関連 安全なパスワードの設定・管理 | 国民のためのサイバーセキュリティサイト

なお、もちろん怪しい利用履歴があった場合にはパスワードの変更を行っておくのは言うまでもない。

関連 Amazonのパスワードの変更方法!できない場合の対処法も

パスワードは誕生日など推測されやすいものは使わずに、iPhoneなどのApple製品を利用しているなら、iCloudのキーチェーン、AndroidやWindowsを利用しているならGoogleパスワードマネージャーを使って管理するようにしよう。

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