Amazonで商品を購入したら商品が良くてレビューを書きたくなることもあるだろうし、逆に不満点があればそれをレビューに書きたくなることもあるだろう。
そんなレビューだが、商品を購入したら「レビューを書いたらプレゼントをあげます」と書いてあるカードが同封されている場合があるかもしれない。
レビューをするだけでプレゼントが貰えるとか、なんて美味しい話なんだろうと思うかもしれないが、これには注意をしておきたい。
関連 Amazonレビューの書き方!書く報酬やメリットはあるの?
プレゼント付きレビューはガイドライン違反
Amazonでは、冒頭で述べたような「レビューを書いたらプレゼントをあげます」という報酬付きのレビューは禁止事項であるとガイドラインに下記のように明記している。
レビューには、購入者の正直な意見が反映されている必要があります。そのため、報酬と引き換えにしたレビューの作成、編集、削除は禁じられています。報酬には、現金、割引、無料商品、ギフトカード、返金が含まれます。禁止行為の一般的な例は以下の通りです。ガイドライン
- 注文した商品が到着し、その中にギフトカードが同梱されている。利用するには、まず肯定的なレビューを投稿する必要がある。
- 否定的なレビューを投稿した後、レビューを変更または削除したら返金が受けられることを提案するメールが届く。
- 「商品を購入してレビューを投稿すれば全額返金する」と記載されたテキストメッセージが届く。
プレゼント、報酬には様々なものがあるだろうが、Amazonギフト券をプレゼントするというような場合もあるだろう。手軽に受け取れて、手軽に使えるという意味ではAmazonギフト券欲しさにレビューしたくなるかもしれないが、後述の違反した場合についても一読して貰えれば。
違反した場合はアカウント停止になることも
バレなきゃいいのでは?
と思うかもしれないが、Amazonのレビューは高度なAI技術によって処理されており、2022年には全世界で2億件を超える不正の疑いのあるレビュー投稿を未然に不正だとしていて、不正レビューには力を入れている。参照
バレないかもしれないが、バレた場合は下記のような措置が講じられる。
- コンテンツの削除
- コミュニティ機能の使用制限
- 関連商品の削除
- アカウントの一時停止または解約
- 支払いの保留
また、法令に違反する場合、民事罰および刑事罰につながる法的措置を講じることがあるとも述べている。
アカウント停止のデメリット
仮にAmazonのアカウントが停止になった場合、一番困るのは購入したデジタルコンテンツが利用できなくなるということだ。
デジタルコンテンツとは、例えば下記のようなAmazonのサービスだ。
- 購入したKindleの電子書籍
- 利用中のAmazon Music、Amazonプライム・ビデオなどのサブスクコンテンツ
特にAmazonで購入したKindleの電子書籍が多数ある場合には、それらが利用できなくなるのはかなり痛い。
というわけで、個人的にはプレゼント欲しさにAmazonにレビューを書くのは少々リスクがある部分があるので、控えた方が良いかと。