Windows 11でフォントが見づらい場合や他のフォントに変更したい場合についてやり方や手順をまとめてみた。
フォントを見やすく変更する方法
Windowsのフォントを変更したいという理由は色々とあると思うが、見やすくしたいという場合には、使用しているモニターに合わせてClearTypeテキストの調整を使って見やすくする方法がある。
まずは、s①デスクトップで右クリックして、表示されたメニューの②個人用設定を選択。
個人用設定画面に移動したら少しスクロールしてフォントを選択。
そしたら、「関連する設定」の右横にあるプルダウンメニューをクリックしてClearTypeテキストの調整を選択。
次へをクリック。
モニターを個別設定したい場合は「いいえ」を選択し、そうでない場合はそのまま次へを。
そのまま次へをクリック。
あとは下記のように文字がサンプルで表示されるので、見やすい方を選択して次へをクリックを5回繰り返して調整する。
フォントサイズを変更する方法
フォントが小さくて見づらい場合は大きく変更して見やすくするといいだろう。
①デスクトップで右クリックし、②ディスプレイ設定を選択。
ディスプレイ設定画面が表示されたら少しスクロールして、拡大縮小を選択。
次も画面を少しスクロールしてテキストのサイズを選択。
あとはスライダーをドラッグして適用を押せばOK。ファイルやフォルダのフォントサイズはこれで変更できる。
システムフォントを変更する方法
MSゴシックからメイリオへとシステムフォントが変更されたWindowsだが、Windows 11ではデフォルトのフォントには游ゴシック体が初期設定されていて、残念ながら設定から変更することができない。
人によってはこのフォントを変えたいという人もいるかと思うが、システムフォントは基本的にレジストリをいじるか専用のソフトを使って変更する必要がある。
Windowsのフォント変更ソフトで有名なのが「Meiryo UIも大っきらい!!」。まずは下記のページにアクセス。
アクセスしたら下記画像のような箇所をクリックしてZIPファイルをダウンロード。
ダウンロードが完了したら、ダウンロードフォルダのZIPファイルを右クリックしてフォルダに展開し、noMeiryoUI.exeというファイルをダブルクリックして起動する。
「noMeiryoUI.exe」のファイルをダブルクリックすると下記のような画面が表示され実行できないように見えるが、詳細情報をクリック。
すると実行というメニューが表示されるので実行をクリック。ちなみに、このソフトはインストールを必要としないので、変更後にさらに変更をしたい場合は再度同じファイルか、ダウンロードして実行する必要がある。
案内が表示されるのでOKをクリック。
フォントを細かく変更できるが、大変だと思うのですべてのフォントを一括変更できるの選択をクリック。
使用したいフォントを選択してOKをクリック。
前の画面に戻ったら適用をクリックして変更を確認するか、設定して終了をクリックして反映して終了する。
日本語フォントの確認方法
フォント変更前にどんな日本語フォントがあるかを確認する方法。
まずは、s①デスクトップで右クリックして、表示されたメニューの②個人用設定を選択。
個人用設定画面に移動したら少しスクロールしてフォントを選択。
そしたら下記箇所のフィルターで日本語指定すれば簡単にインストールされている日本語フォントを確認することができる。
最新の外部モニターを利用する
フォントをもっと見やすく、なおかつ綺麗に見る方法として、筆者がおすすめするもう一つの方法は外部モニターを最新のものに買い替えるということだ。
筆者は現在、評判の良いDell U2723QEの4K 27インチの外部モニターをメインで使用しているが、4Kとはこんなにも綺麗に映るものなのかと感動し、游ゴシック体でも問題なく綺麗に表示され、もう過去のモニターには戻れなくなっている。
もちろん、4KだけではなくIPS Blackの引き締まった黒がさらに鮮やかにフォントを綺麗に見せてくれる。
また、このDell U2723QEのモニターはケーブル1本だけで充電や出力、LANケーブルの利用ができて机の上がかなりスッキリする。詳しくは下記記事を参照してもらえれば。
関連 Dell U2723QEのレビュー。U2723QXとの違いは?IPS Blackの4K27インチモニター
システムフォントのおすすめ
せっかくフォントを変更しようとしても変更できるフォントがメイリオか、BIZ UDPゴシックぐらいしかないので、あとはフリーフォントを探すか有料を探すことになるが、日本語フォントで無料でおすすめなのはGoogleが配布しているNoto Sans Japaneseのフォント。
Noto Sans Japaneseは、デジタル庁、東京大学、三井住友銀行などのWebサイトで使われているフォントだ。
アクセスしたらGet fontをクリック。
次の画面に移動したら、Download allをクリック
ダウンロードしたらZIPファイルを展開してstaticフォルダのNotoSansJP-Regular.ttfをダブルクリックする。一度、適用して自分のPCモニターに合わないようなら「NotoSansJP-Light.ttf」のもう少しスリムなのをインストールするといいだろう。
フォントを開いたらインストールをクリックしてシステムにインストールする。
あとは先程紹介したソフト「Meiryo UIも大っきらい!!」で「Noto Sans JP」を適用すればOK。
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