以前に備忘録としてCORESERVERでのPuttyの設定方法を記したが、Puttyを設定できたものの、毎回パスワードを入力せねばならないという面倒くささがあった。
今日はこれを自動でログイン出来るように備忘録として記しておこう。
前提条件としては、前回のPuTTyごった煮版のインストーラー版を使用してのお話となる。
おーし、イクぜ!
鍵の生成
①Puttyのインストラー版をインストールしたら、「C:Program Files PuTTY」の中の「puttygen.exe」を起動。
②「生成」ボタンをクリックして、「マウス」を適当に動かす。
③「鍵のコメント」欄には、何の鍵なのかが分かるようにコメント。
④「鍵のパスフレーズ」と「パスフレーズの確認」は同じパスワードを入力。
忘れないようにメモっておこう。
⑤「秘密鍵の保存」をクリックして、ファイル名をつけて保存。
「xxxx.ppk」ってな感じのファイル名になるはずだ。
⑥「puttygen.exe」画面の「OpenSSHのauthorized_keysファイルにペーストするための公開鍵」の下部の公開鍵をテキストエディタに貼りつけてファイル名を「authorized_keys」で保存。
(拡張子はいらない)
⑦FTPでCORESERVERのルートディレクトリに「.ssh」のフォルダを作成し、そこにファイル「authorized_keys」をアップロードする。
pageantの設定
①Windowsの「スタートアップフォルダ」を開き、右クリックで「新規作成」→「ショートカット」とショートカットを作成。
②項目の場所の「参照」をクリックして「C:Program FilesPuTTYpageant.exe」を指定し、名前は「pageant.exe」として「完了」をクリック。
③作成されたショートカット「pageant.exe」を右クリックでプロパティを開き、「リンク先」の欄「”C:Program Files PuTTYpageant.exe”」に先程の「xxxx.ppk」へのパスを追加する。
例:「”C:Program Files PuTTYpageant.exe” ”C:Program Files PuTTYxxxx.ppk”」
④作成したショートカット「pageant.exe」を起動すると、「次の鍵への紹介を許可しますか」と聞かれるので「Yes」。
「次回から確認しない」にチェックをいれれば自動でログインしてくれるようになるぞ。
調査、動作確認した感じだとこれで自動ログインできたが、自動ログインするためにはWindowsのスタート時に「pageant.exe」を起動して常に常駐させないとダメってことになるのか。