エクセルのMID関数は、LEFT関数やRIGHT関数と同様に文字列の文字を抽出してくれる関数。
MID関数の概要
書式
MID(文字列,抽出の開始位置,抽出文字数)
サンプル書式
A1セル | サンプル書式 | 表示結果 | 概要 |
---|---|---|---|
エクセルで文字を抽出 | =MID(A1,6,2) | 文字 | A1の左から6番目の文字を2文字抽出 |
MID関数の解説
MID関数は、セルの文字列の左端から指定した開始位置、そして指定の文字数で文字を抽出してくれる。
半角全角に関係なく指定の文字数で抽出し、バイトで文字を抽出したい場合には、MIDB関数を使用する。
MID関数を利用して文字列の電話番号にハイフンを入れる方法
サンプル書式
=LEFT(A1,3)&"-"&MID(A1,4,4)&"-"&RIGHT(A1,4)
結果表示例
09012345678
↓
090-1234-5678
LEFT関数、RIGHT関数、そしてMID関数を利用して、文字列の電話番号09012345678の中にハイフンを入れて「090-1234-5678」と電話番号を表示させることができる。
例えば上記の電話番号09012345678があるとする。
式の流れとしてまずは、LEFT(A1,3)でA1セルの左から3桁「090」を抽出。
&はつなげるという意味になり、ここではハイフンをつなげることになり、「=LEFT(A1,3)&”-“」で「090-」となる。
続いては、&MID(A1,4,4)でA1セルの左から4番目の数字から4個抽出してハイフンで同様に連結して「1234-」となる。
最後の「&RIGHT(A1,4)」は、文字列の右端から4文字を抽出。
そうすることで、「09012345678」→「090-1234-5678」となる。