エクセルのMINUTE関数は、指定したシリアル値の日付から「分」のみを取得して整数で返してくれる関数。
MINUTE関数の概要
書式
MINUTE(時間)
サンプル書式
A1セル | サンプル書式 | 表示結果 | 概要 |
---|---|---|---|
2013/5/31 21:48 | =MINUTE(A1) | 48 | A1の日付の分を取得して表示 |
3:15 PM | =MINUTE(A1) | 15 | PMと入った時刻の「分」を取得して表示 |
41425.60625 | =MINUTE(A1) | 33 | 2013/5/31 14:33のシリアル値「41425.60625」の「分」を取得して表示 |
14:07 | =TEXT(MINUTE(A1),”00″) | 07 | 1桁の分では頭に0が付かないので、頭に0を付けて2桁にしたい場合は、TEXT関数を利用 |
MINUTE関数の説明
MINUTE関数は、シリアル値の日付から「分」のみを0(秒) 〜 59(秒)の範囲の整数で返してくれる。
また、先ほどのサンプル書式3のように、2013/5/31 14:33のシリアル値「41425.60625」の「分」を取得して表示させることもできる。
シリアル値とは
シリアル値とは、1900年1月1日を「1」として、そこからの通算日数を数値化したもので、1900年1月30日であれば「30」となる。
なお、Mac版のExcelでは、1904年1月1日からが「1」とあるが、Mac版Excel 2011で確認したところ、1900年1月1日が「1」となっていた。
シリアル値の表示方法
通常であれば日付を入力した場合、「1900/1/1」のように日付が表示されるが、該当のセルを右クリックして「セルの書式設定」で「標準」又は「数値」を選択することでシリアル値が表示される。
ちなみに、「セルの書式設定」は[Ctrl]+[1]のショートカットキーで表示できる。