エクセルのSECOND関数は、指定したシリアル値の日付から「秒」のみを取得して整数で返してくれる関数。
SECOND関数の概要
書式
SECOND(時間)
サンプル書式
A1セル | サンプル書式 | 表示結果 | 概要 |
---|---|---|---|
2013/5/31 17:20 | =SECOND(A1) | 20 | A1の分を取得して表示 |
20:13 | =MINUTE(A1)*60 | 780 | 分を秒に換算。ただし結果は、セルの書式設定の分類は「数値」にしておく必要があり。 |
SECOND関数の説明
SECOND関数は、シリアル値の日付から「秒」のみを0(秒) 〜 59 (秒)の範囲の整数で返してくれる。
上記の2番目のサンプル書式は、MINUTE関数で時刻の分を取得して、それに60秒を掛けることで「分」から「秒」に換算している。
注意が必要なのは、書式の表示結果は時刻で表示されてしまうので、右クリックして「セルの書式設定」の「分類」で「数値」を選択しておく必要がある。
シリアル値とは
シリアル値とは、1900年1月1日を「1」として、そこからの通算日数を数値化したもので、1900年1月30日であれば「30」となる。
なお、Mac版のExcelでは、1904年1月1日からが「1」とあるが、Mac版Excel 2011で確認したところ、1900年1月1日が「1」となっていた。
シリアル値の表示方法
通常であれば日付を入力した場合、「1900/1/1」のように日付が表示されるが、該当のセルを右クリックして「セルの書式設定」で「標準」又は「数値」を選択することでシリアル値が表示される。
ちなみに、「セルの書式設定」は[Ctrl]+[1]のショートカットキーで表示できる。