Android用のエミュレータGanymotionを使用してGoogle Nexus 9 – 7.1.0のAndroidバージョン7.1の端末を追加しようとしたらこんなエラーが表示された。
Error
Unabe to Start te Virtual device.
The virtual device got no IP address.
The VirtualBox DHCP server has not assigned an IP address to the virtual device.
To find a solution, please start VirtualBox
For more information, please refer to www.genymotion.com/faq/dhcp
仮想デバイスがスタートできない、仮想デバイスがIPアドレスを取得できない、VirtualBox DHCPサーバーが仮想デバイスにIPアドレスを割り当てできない、詳細はここを見ろと。
そんでリンク先を見ると、ネットワークアダプタが誤って構成されている可能性があると案内があり、その解決手順が書かれていたので試してみるが色々とハマったので覚書としてメモっておこうと思う。
VirtualBoxでのIPアドレスの割当による方法
まずは、FAQの手順通りにVirtualBoxを起動してメニューの「ファイル」、「環境設定」と進む。
今度は左サイドメニューの「ネットワーク」をクリックし、「ホストオンリーネットワーク」のタブ、そして「VirtualBox Host-Only Ethernet Adapter」を選択して編集。
続いてはアダプターの「IPv4 アドレス」を確認。
FAQの手順によると、先程のアダプタのIPv4アドレスが、DHCPサーバアドレスと同じネットワークに、アドレス下限と上限が同じであることを確認する必要があると言っている。
が、しかし、色々と試みるもうまくいかないので次の手順。
BIOS設定による手順
色々といじっていたらこんな風にエラーが出て「BIOS」設定がどーのこーのと出てきたり、VirtualBoxで64Bitの端末が表示されなくて32Bitの端末しか選択できなかったりでカーネルがないよとか言われ、Stack Overflowにたどり着いた。
どうやらBIOSの設定画面で「Virtualization Technology」の設定をオンにしないとダメっぽい。
BIOSの設定画面に行くには、PCによるがWindowsの起動中にF2などのキーを押すことでBIOS画面に移動できる。
分からない場合は、「PCのモデル BIOS」とかで検索してみるといいだろう。
自分が使っているマザーボードはASUSのもので、デフォルトではEZモードに設定されているが、Advanceモードに変更すると詳細設定ができるようになる。そしたら、画面上部の「Advanced」、「CPU Configuration」と選択。
そしたら下に移動すると「Intel Virtualization Technology」とあるのでそれを「Enabled」に変更して有効化する。
あとは、F10で「Save Changes & Reset」を選択&保存して、Windowsを再起動。
これでいけるはずだが、自分はさらにハマりどころがあった。
Hyper-Vを使用ている場合にはオフに
以前に何かでHyper-Vを使用していたために、設定が有効化できなかったのだ。
Windows10使用の場合には、「Wnidowsキー」でWindowsメニューを開いて「コントロールパネル」を検索。
↓
そしたら、コンパネの「プログラム」を選択。
続いては「WIndows機能の有効化または無効化」をクリック。
次は「Hyper-V」のチェックを外す。これで最新のAndroidバージョンも追加インストールできるようになった。
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