Googleフォームの作り方・使い方まとめシリーズ、今回はアンケートやお問い合わせフォームを作成している時に、ユーザーの選択できる項目の設定としてラジオボタン、チェックボックス、プルダウンメニューなどを設定ができるわけだが、それらがどのような役割を持っているのかをまとめてみようと思う。
ラジオボタン
複数の選択肢から1つだけ選ぶGoogleアンケートフォームの作成方法の記事でも紹介したが、デフォルトで設定されているのがラジオボタン。
これは予め用意した複数の選択肢の中から、ユーザーが選べる選択肢を1つに限定したものとなっている。アンケートで選択肢を1つに限定することで、よりユーザーの考えなどが把握しやすくなる。
チェックボックス
Googleフォームで複数回答を選択できるアンケートを作成する方法の記事で紹介したチェックボックスは、ユーザーが複数の回答を選択することができるものとなっている。
アンケートで使用する場合、複数回答を選択できるためユーザーの環境を把握しやすいというメリットがある。
プルダウンメニュー
プルダウンメニューもラジオボタンと基本的には同じで、予め用意した複数の選択肢の中から、ユーザーが選べる選択肢を1つに限定したものとなっている。
それでは何が違うのか?
簡単に言ってしまえば、見た目の違いだ。ラジオボタンは複数の選択肢を予め見える状態で、その中からラジオボタンをクリックして選択してもらうものだ。予め見えるのですぐに選択できるが、選択肢が多いとページが間延びしてしまう。
それに対してプルダウンメニューは、プルダウンメニューをクリックするまでどんな選択肢があるか分からないが、選択肢が多くてもページが間延びしないというメリットがある。
なので、1つの設問項目に対して選択肢がさほど多くないのならラジオボタン、そうでないのならプルダウンメニューを選ぶといいだろう。
ただ、例えば選択肢が10個とかの場合でも、設問項目が1つしかないのならば、個人的には最初から見えるラジオボタンがお薦めだ。
記述式
記述式は、単一行にユーザーに記述式で回答を入力してもらうものだ。あまり長い入力には向かない。
段落
段落は、複数行にまたがって回答を入力することができる。意見、感想を求めたい場合に活用するといいだろう。
また、「エンターキー」で改行できるという案内を質問項目に入れるといいかも。
均等目盛
均等目盛は、「度合い」を計りたい時に使うといいだろう。例えば、「美味しさの度合いを10段階で評価したらどれぐらい?」と言った具合だ。
実際に作成してみないとイメージが沸かないかもしれない。サンプルでは「金と愛、どっちが大事?(笑)」というのを11段階の評価で表してみた。上が設定画面、下がプレビュー画面となる。
- 0、または1から数えるかどうか
- 何段階で評価するか
- 最低値の場合のラベル
- 最高値の場合のラベル
満足度を知りたい時に使うといいだろう。
選択式(グリッド)
選択式(グリッド)は、「はい、いいえ、どちらでもない」みたいな設問や、「複数のアイテムを5段階で評価させたい」などの時に活用できる。複数のアイテムを段階で評価させたいなら、上記の均等目盛よりも使いやすい。
日付&時刻
日付と時刻は、説明するまでもないが、ユーザーに日付やや時刻を入力してもらうことができる。ちょっとした予約フォームとかに使える。
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