2013年にGoogleが提供を開始したGoogle Keep。
使ってみると分かるのだが、便利な機能が色々とあり、手放せなくなったりする。
目次
Google Keepの主な特徴
Google Keepはクラウド型のメモサービスで、主な特徴として以下のような機能があげられ、通常のテキストはもちろん、画像や音声などもメモとしても使え、Windows、Mac、Android、iPhoneなどのプラットフォームに依存することなく使用できるようになっている。メモとして使うことはもちろん、ToDoリスト的な感じで使うこともできる。
- テキスト、画像、図形、音声をメモとして作成できる
- ラベルや色の追加、メモやリストをアーカイブできる
- メモやリストの検索、メモやリスト、図形などを共有できる
- 時間や場所に応じてリマインダーをセットできる
- プラットフォームに依存せずに利用できる
PC用のGoogle Keep Chrome拡張機能のインストール
PCを使っているなら、Google Keepのサイトにアクセスしてメモを登録するのもありだが、やはり使うならChromeの拡張機能だろう。そんなわけで、Google Keep Chrome拡張機能の使い方について紹介していこうと思う。
まずは下記のURLにアクセスしてインストールだ。
Google Keep Chrome 拡張機能
アクセスしたら画面右上に「Chromeに追加」ってボタンがあるのでクリック。
するとこんな確認画面が標示されるので、「拡張機能を追加」をクリックでインストールが完了する。
Google Keepの使い方
拡張機能を追加するとブラウザの右上にアイコンが追加されるので、Chromウェブストア以外のYahooなどのWebサイトに移動しよう。Chromウェブストアや新しく開いたタブウィンドウの状態では新しくメモは追加ができないためだ。
テキストメモの追加
まずは、シンプルなテキストメモの追加方法。
「Windowsなら右クリック」、「MacならControllキー + クリック」をする。
すると下記のようなメニューが標示されるので「New blank note」をクリック。
するとこのようなメモを入力するためのダイアログが標示されるので、メモ内容を入力する。気軽に使用したいのであれば、タイトルは特に必要がない。また、メモを分類したい場合はラベルを追加しておくといいだろう。入力が完了したら「ESC」キーか、ダイアログ外の箇所をクリックで登録が完了する。
保存の挙動について
新しくメモを追加するとダイアログが開くと同時に自動で保存が開始されるが、何も入力せずにダイアログを閉じると保存はキャンセルされるようになっている。
Webページへのリンク付きメモ
続いては、Webページへのリンク付きメモの追加方法。
Webページを開いた状態でKeepのアイコンをクリックすると、このようなダイアログが標示されるので、同様にメモ内容を入力。基本的な操作はこんなところだ。
Webページのテキストをメモに保存
この機能は人によってはよく使う機能かもしれない。W
Webページ上のテキストを選択した状態で、Windowsは右クリック、MacはControl + クリックで下記のように「Save selection to keep」をクリックすることでもメモに保存できる。
このようにURLと一緒にメモれる。
Google Keepサイトへのアクセス
Google Keepサイトへアクセスして登録したメモを確認する方法だが、直接https://keep.google.com/にアクセスするか、拡張機能のアイコン「右クリック (Windows)」をクリックして、「Go to keep」をクリック。
リストの追加
冒頭でも紹介したが、ToDoリスト機能としても使えるリスト機能を見てみよう。
Google Keepのサイトにアクセスすると、「メモを入力…」という欄の右横にリストがあるので、それをクリック。
そしたら、サンプルのように例えばBBQの食材を買うためのリストを追加してみる。
リストなので、タイトルは入れた方が分かりやすいだろう。そしたらサンプルのように「肉、玉ねぎ、エビ」などのようにリストを追加。それぞれのリストは文字を入力したら「エンターキー」で改行してそのまま新しいリストを追加できるようになっている。
追加したリストをマウスオーバーさせると、下記のように左端をドラッグで並べ替えができたり、右端のゴミ箱をクリックでリストを削除できるようになっている。
リマインダー
メモのそれぞれに時間、又は場所によるリマインダーを設定することができるようになっている。時間は指定の時間にリマインダーを通知してくれ、場所は自分がその場所付近に行くとリマインダー通知をしてくれるものだ。ここではサンプルで場所の選択してみよう。
場所を選択したら、通知したい場所を検索すると下記のように候補が出るのでそれを選択するだけだ。言うまでもないが、この場所のリマインダー通知はAndroidアプリやiPhoneアプリで使うことをお薦めする。
共同編集
共同編集では複数の人が共同編集ができることになるのだが、ToDoリストを共有して使うことで、例えば上記のBBQの食材買い出しで分担して購入しつつ、買ったものはチェックをすることで作業効率を上げることなんてのもできる。使い方は共同編集のアイコンをクリックして共有したい相手のメアドを登録するだけだ。
色ラベル
色ラベルは、「プライベート」、「仕事」、「それ以外」、「完了」などのように種別や状況などのようにシンプルに留めたほうが分かりやすい。また、気をつけたいのが赤は使わない方がいいらしい。赤はパフォーマンスを低下させる研究成果が出ているらしい。
アーカイブ
メモをしたら不要になれば削除したくなるものだが、削除した場合、後になってやっぱり必要だった、なんてことがあり得るかもしれない。その場合にはアーカイブ機能を使うといい。アーカイブは、トップのメモ画面から非表示にする機能で、見た目は削除したように非表示にするので、トップ画面がスッキリして必要な情報だけをみることができる。
使い方は、アーカイブアイコンをクリック。
するとこのようにトップのメモ画面からは消える。
しかし、実際にはこのように検索すると結果に標示されるので、後でまたメモを活用したい場合には便利だ。
複数選択して一括操作
複数のメモを選択して一括操作ができるようになっている。やり方は、メモの左上のチェックをアイコンをクリックして複数選択すると、画面右上に操作できるメニューが標示されるので、それをクリック。