ちょっとした仕事ならもはやエクセルではなくGoogleスプレッドシートを使った方がいいのではないかと思える今日この頃。
様々な便利な機能があるスプレッドシートだが、その中でも覚えておきたいのが様々な場面で使えるプルダウンリストの作成方法だ。予め選択肢を用意しすることで、作業リストのチェックをするのに便利だったりする。
そんなわけで、スプレッドシートの作成方法について紹介してみようと思う。プルダウンリストのリスト項目の指定をするには主に二通りの方法がある。
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リストを範囲で指定してプルダウンを作成する方法
まずは基本の「リストを範囲で指定」のやり方から。
「リストを範囲で指定」は、下記のように「D2:D4」までのセルの内容をプルダウンのリストとして設定するやり方で、同じ内容のプルダウンリストを一括で設定したい場合や変更したい場合には適している。
プルダウンの設定のやり方だが、まずは「B2」のセルを選択。
そしたらメニューの「データ」をクリックして、「データの入力規則」選択。
「データの入力規則」設定画面が表示されたら、条件欄の「リストを範囲で指定」を選択した状態で、右端のアイコンをクリック。
「データ」というウィンドウが表示されたら、プルダウンリストの内容となる「D2:D4」までをドラッグして選択して、ウィンドウの「OK」をクリック。
先程の画面に戻ったら「保存」で設定は完了。
するとB2のセルの横に▼のアイコンが表示されプルダウンから選択できる状態になるので、B2をコピーしてB3からB4まで同じ内容を貼り付ける。この操作は先程の「データの入力規則」ウィンドウの「セル範囲」で指定した場合と同じだが、こんな風にもできるってことでの紹介だ。
後は実際にプルダウンをクリックして内容が反映されているかを確認。プルダウンリストの内容を変更したい場合は、「D2:D4」の内容を修正すればOK。
気をつけたいのが、作業者が間違えて「D2:D4」リストの内容を削除したり修正したりすること。なので、「D2:D4」を選択して右クリックメニューの「範囲を保護…」で権限を制限しておくといいだろう。
リストを直接入力してプルダウンを作成する方法
プルダウンリストのもう一つの作成方法は、直接リスト項目を入力して指定するというものだ。これは上記と真逆で異なる内容のプルダウンリストを複数作りたい場合に向いている。
基本的な操作は上記の方法と同じで、まずは「データの入力規則」ウィンドウを表示する。
- プルダウン設定したいセルを選択
- メニューの「データの入力規則」を選択
そしたら、「条件」を「リストを直接指定」に設定し、下記サンプルのように右隣の入力欄にリストの内容を「半角カンマ」で区切って内容を入力して「保存」で完了。
プルダウンの削除方法
セルを選択してから、メニューの「データ」、「データの入力規則」と選択。
後は「入力規則」をクリックでプルダウンが削除できる。
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