iPhoneやAndroidなどのスマホを使っていると気になることの一つに写真保存サービスがあるが、その中の一つに「Googleフォト」がある。
ここでは、Googleフォトとは何かについての解説と使い方についてをまとめてみた。
目次
Googleフォトとは?
Googleフォトとは、2015年にGoogleが発表した画像の保存、共有サービスだ。もともとはSNSの「Google+」にあった機能を独立させたサービスがGoogleフォトだ。
当時の最大の特徴はなんと言っても、指定の設定をするだけで「容量無制限で写真を保存できる」ということで広く普及した。ただ、2021年6月1日には、容量無制限の保存の提供は終了しているものの、現在でも無料で15GBを保存できるようになっている。
Googleフォトの特徴の一つに、画像がクラウドに保存されるということだ。
これにより、例えばiPhoneで画像や写真をGoogleフォトにバックアップして、Googleアカウントを使ってAndroid端末やPCでGoogleフォトにログインすると、簡単にバックアップした画像や写真にアクセスできるようになる。
また、クラウドに画像や写真を保存しているので、簡単に他の人と共有もできるようになっている。
その他にも、アップロードした写真を自動で判別して分類したり、人の顔の場合にはAIによってその人の関連付けられた写真がグルーピングされる。動画の場合にも、その人が写っている動画の場合には、簡単に探しやすくなっている。
同様に、自動でムービーやショートストーリー、GIFアニメを作成して、思い出を振り返ることができる。写真の加工や特にムービーなんかは選択した写真に対して音楽やムービースタイルのテーマを自動で選択してくれて、手軽に写真を楽しむことができる。
アプリのダウンロード
iPhone向けのGoogleフォトアプリのダウンロードはこちらから行えるが、Androidの場合には予めプリインストールされているかと。ない場合にはアクセスしてダウンロード。
PCからの利用は下記のURLにアクセス。
なお、PCの場合には、下記のURLからGoogleドライブをダウンロードしてインストールすることでフォルダに画像や写真を放り込むだけで、自動的にクラウドにバックアップされる。必要に応じてダウンロード、インストールを。
https://www.google.com/drive/download/
Googleフォトの使い方
Googleフォトを使うには、Googleアカウントが必要なので持っていない人は、こちら。
アプリを初めて起動してまだログインしていない人は最初にこちらの記事をチェック。
なお、操作方法は基本的にiPhoneでの操作となるが、Androidでも一部の操作を除いては、ほぼ同じように操作できるようになっている。なので、同様の操作をしてもできない場合はAndroidは非対応となる。
サムネイル表示操作
画面をピンチイン・ピンチアウトするとサムネイルが拡大縮小されて、日別・月別・年別の表示切替えるをすることができる。
通常は下記のように程よいサムネイルサイズで表示してくれるが、画面をピンチインすることで月単位の表示に切り替わる。
日単位表示でピンチインを2回繰り返すと下記のように年単位表示に切り替わる。逆にピンチアウトで月単位表示に切り替わり、例えば下記の2017年10月を見たい場合は、その箇所をピンチアウトするとそこの箇所が拡大表示される。
日別・月別単位の一括選択
日付を長押しすることで、日別、月別に写真を一括選択することができ、選択後に表示されたメニューで共有やアルバムへの追加、削除が簡単にできる。左上の「☓」か日付左横のチェックアイコンをタップで選択の解除ができる。
写真を素早く複数枚選択
基本的に写真を長押しすれば選択状態になる。
選択された写真から右に指をドラッグすると複数枚を素早く選択することができる。また、右端までドラッグした状態で下にドラッグすると次の横1列を選択することができる。
画面スクロール操作
画面をスクロールしていると右サイドにスクロールバーが表示される(iPhoneのみ)。それをドラッグすると素早く画面をスクロールさせることができる。また、左下のフォトアイコンをタップすると、素早く画面の最上部まで移動することができる。
バックアップ
Googleフォトのログインのやり方。初心者向け初期設定の方法。で述べたように、初期設定でバックアップと同期をデフォルトでオンにしていれば、WiFiにつながる環境であれば、自動でiPhoneで撮影した写真がクラウドにバックアップ(アップロード)される。
しかし、「バックアップと同期」をオンにしていなかったり、WiFi環境にいなかったりする場合は、手動でバックアップする必要がある。その方法を見てみよう。(なお、大量の写真や動画のバックアップはパケット通信料がそれなりに発生するので、基本的にはWiFi環境でのバックアップがお薦め)
バックアップしていない写真は、サムネイルの右下に「雲アイコン」が表示されるので長押し。
右上のサブメニューをタップし、表示されたメニューのバックアップを選択でバックアップが開始される。
未バックアップの写真は場合によっては、一箇所に並んでいない場合がある。その場合には、未バックアップの写真のみを表示させてバックアップする方法もある。
未バックアップの写真がある場合には、下記のようにクラウドアイコンが最上部右上に表示されているので、クラウドアイコンをタップ。
バックアップと同期ですの箇所をタップ。
すると未バックアップの写真一覧が表示されるので、選択をタップか写真を長押し。
後はバックアップしたい写真を選択してバックアップ。
写真を削除する方法
個人的には、不要な写真は削除して後で見返したい時に探しやすくしておきたいが、その写真を削除する方法。
まずは写真を長押しすると画面上部にゴミ箱アイコンが表示されるので、それをタップする。
削除の案内が表示されるので、削除を選択する。
端末の空き容量を増やす
Googleフォトの仕組みは以下のようになっており、GoogleフォトのアプリがiPhoneの写真にアクセスすることで、その写真をGoogle上のクラウドにバックアップすることができる。バックアップが完了した写真は、iPhoneの端末から削除することでiPhoneの空き容量を増やすことができる。その手順を見てみよう。
なお、既に写真をバックアップした状態で話を進める。
個別に空き容量を増やす方法
まずは、個別の写真を端末から削除する方法だ。写真を長押しし、右上のサブメニューをタップ、最後は表示されたメニューの元のファイルを端末から削除を選択。
案内が表示されたら、削除を選択。
一括で空き容量を増やす方法
次は、一括でやる方法だ。
まずは左上のサイドメニューをタップする。
サイドメニューの空き容量を増やすをタップする。
削除確認が表示されるので、削除を選択する。
今度は削除の許可を聞かれるので削除をタップする。