WindowsもMacも使っているけど微妙なところで違いがあり、この機能はWindowsにはないのかなとかMacにはこの機能はないのかなと探したりすることがある。
それの一つに、Windowsには画面下部のタスクバーにピン留めされているアプリがあるが、それにマウスオーバーすると開いているウィンドウをサムネイルでプレビューしてくれる機能がある。個人的には、Chromeなどのウィンドウを複数開いている場合には、見たいウィンドウをサムネイルで探せて凄く便利な機能だと思っている。
Windos10ではタスクビュー、Macではミッションコントロールという機能を使えば開いているウィンドウのサムネイルを全体で見渡せ、これでもプレビューされるサムネイルの中から該当のウィンドウを探せる。
しかしMacの場合、ウィンドウを縮小するとそのウィンドウはミッションコントロール画面には表示されない。また、関係のない複数のウィンドウの中から見たいウィンドウを探すという行為が発生する。
Windowsのようにタスクバーのサムネイルプレビューできると、見たいアプリのウィンドウというのは既に決まっているので、後は表示されたサムネイルプレビューの中から探すだけだ。
まー、ユーザーエクスペリエンスというところで言うと複数ウィンドウの中から探すのか、ある程度ルートが決まった中から探すかという違いがあるということだ。
そんでググってみたらHyperdockというMacアプリに辿り着いた。
Hyperdockの使い方
システム環境設定
使い方を簡単に紹介すると、インストールするとこんな画面が表示されるので「システム環境設定を開く」クリック。
そしたら「プライバシー」タブを開いて、画面下部の鍵をアンロックし、「HyperDock helper.app」にチェックを入れる。
サムネイルプレビュー
すると下記のようにChromeのウィンドウにマウスオーバーするとサムネイルがプレビューされる。
「+]をクリックで新たにウィンドウを開いたり、プレビュー画像にマウスオーバーすると「×」閉じたりすることができる。
さらには、マジックトラックパッドを使っている場合にはアプリアイコン上で2本指を下にスワイプすると開いているウィンドウを全て縮小し、逆に2本指を上にスワイプすると縮小したウィンドウを全て画面上に表示してくれる。
これは結構便利。
iTunesのボリュームなどをコントロール
ちょっと便利な機能として、iTunesの音楽を再生している時にカーソルをマウスオーバーすると、曲のレートや曲飛ばし再生が出来る他に、マジックトラックパッド上で、2本指を左右にスワイプすると曲の早送りやはや戻しができ、同様に2本指で上下にスワイプするとボリュームの制御もできるようになっている。
iTunesで音楽を聞きながらやっている人にはちょっと便利な機能ではないだろうか。
カレンダーのイベント表示
カレンダーのイベントもプレビューで素早くチェックできる。
カレンダーの上にカーソルを合わせると「Enable Calendar Preview」ってのが表示されるので、それをクリック。
アクセス許可を求められるので「OK」。
そうするとこんな感じでカーソルを合わせるとカレンダーのイベントをプレビューしてくれる。
ウィンドウのサイズ固定
以前に紹介したBetter Touch Toolと同じ機能だが、ウィンドウをドラッグしたままスクリーンの上下左右の隅にドラッグすると所定のサイズにウィンドウがリサイズされる。
- 左右:ウィンドウが半分にリサイズ
- 上:ウィンドウを全画面表示
- 下:センター中央に配置&リサイズ
隅に当て込むような感じでドラッグすると透明な画面が表示され、そのサイズにリサイズされる。
個別のウィンドウを仮想デスクトップに移動
ウィンドウのタイトルバーを2本指で右にスワイプすると、素早く個別ウィンドウを仮想デスクトップに移動させることが出できる。
こんな感じで個別に移動できる。
戻る時は同様に2本指で左にスワイプすれば戻れるが、一旦カーソルをタイトルバーから外して再度カーソルを乗せないと直ぐに移動できなかったりする。
設定
気になる設定をちょいと確認。
keep Hyperdock running in the backgroud
常にアプリを起動しているひつようがあるが、これにチェックを入れればバックグラウンで動作するようになる。
Order by:
Recent Usageに変更しとけば、最近使ったものからプレビューされる。
Bubble Size
プレビューされる画像のサイズが小さいと感じたらこのスライドバーをLargeに設定するといいだろう。