一目でその特徴的な線と色が持つ世界観に思わず見入ったアンドリュー・アーチャー(Andrew Archer)のイラスト。
作品の掲載許可で問い合わせたところ1時間ほどですぐに許可の返信をくれたアンドリューは、ニュージランドはオークランドで生まれ、ペンと絵の具で育った。
しかし、コンピュータが世界を支配するに連れ、彼はそれを仕事にも反映させるようになった。
そんな彼が作品に影響を与えインスパイアされているのは、木版、江戸時代のアート、カートゥーン、表意文字、キャラクタリゼーション、旅、アジアがキーワードとなっている。
本人が言う通り作品には江戸時代のアート、取り分け葛飾北斎の影響を受けていると感じ取れる作品もあり、まるで色付きの墨汁で描かれたような作品なんかは、一つの心地良さや安定感を自分に持ち運んできてくれるような気がしてならない。
彼の作品は、WIRED、ESPN、BBC、TBWA、Red Bull、BBDO、EMI Music、Audi EU、Vogue FRなど、著名な企業に使われていることからも、注目されているデザインセンスであることは間違いない。
葛飾北斎の富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」からインスパイアされているのは間違いないだろう。
パーソナルワークの作品は、日本を彷彿させる。