iPhoe用動画編集アプリiMovieで音楽の取り込み、開始位置、フェードアウトなど iMovieでの音楽の利用方法についてまとめてみた。
目次
音楽の取り込み準備
iPhone用のiMovieで音楽を使うには2つの方法があり、CDをiTunesのライブラリに取り込んだ音楽ファイルをiPhoneと同期するか、iPhoneのiTunes Storeで音楽を購入してダウンロードしたものを使う。
なお、CDから取り込んだ音楽を使って作成した動画をYouTubeなどにアップロードするのは、所定の手続きをしていない限りは違法となる。
iTunesライブラリへのCDの取り込み方は、CDプレイヤーにCDを入れてiTunesを起動したら、CDアイコンのクリックに続いてインポートをクリックする。
インポート方法はMP3エンコーダ、設定については音質を高めたい場合は320Kbps(ステレオ)を選択し、OKをクリックで取り込み(インポート)できる。
iTunesで音楽を同期
続いては、同期作業をするのでiPhoneをPCとつないでiPhoneのアイコンが表示されたら、それをクリック。
そしたらサイドメニューのミュージックを選択し、ミュージックを同期にチェック、取り込みたいアーティストのアルバムをチェックして同期をクリックする。これでiPhoneに音楽ファイルが同期される。
ミュージックアプリで音楽ダウンロード
iTunesで購入した音楽は、予めダウンロードしておこう。ミュージックアプリの曲一覧を選択する、
使用したい音楽をダウンロードしておく。
音楽の編集
iMovieで音楽を使う場合、取り込んだ動画素材の音を使用しないこともあるかと思うが、その場合は音を消そう。
動画素材の音を調整
動画クリップを選択した状態で画面下部に表示されたスピーカーアイコンをタップする。
そうすると音声のボリュームを調整できるスライダーが表示されるので、それを一番左までスライドして無音にする。これで動画素材の音を消せる。なお、動画素材の音を使う場合で、音楽をメインに聴かせたい場合は、スライダーを真ん中くらいなどの位置で調整するといいだろう。
音楽の挿入
音楽ファイルを挿入しよう。+のアイコンをタップする。
動画、写真、音楽のカテゴリ選択画面が表示されるので、オーディオを選択。
オーディオを選ぶと予め用意されている楽曲の「テーマ曲」や効果音「サウンドエフェクト」があるが、先程取り込んだ音楽素材を使うには「アルバム・アーティスト・曲」のいずれかを選択するが、今回は曲を選択。
そしたら使用したい曲をタップすると音楽が自動で再生されて確認できるとともに、使用というメニューが表示されるので、それをタップ。
そうすると下記のように音楽素材が取り込まれるので、再生アイコンをタップして聴いてみてみよう。
音楽トラックの前面・背面とは?
音楽や効果音は最大で前面3トラック、背面1トラックを使用することができ、前面と背面の主な違いは以下の通りで、特に背面トラックの大きな特徴として動画素材の音に合わせて自動でボリュームが小さく調整される。
- 前面トラック
3トラックまで追加可能
標準のボリューム
音楽の開始位置を好きな位置に配置可能 - 背面トラック
1トラックまで追加可能
動画の音量によって小さく調整されたりする
必ず動画の開始位置から配置
音楽の開始位置
音楽の開始位置だが、前面トラックと背面トラックの挙動に理解が少し必要だが、下記の手順がやりやすいのかと。
最初に音楽を挿入した場合、背面トラックに自動的に挿入される。この背面トラックは例えば、10秒の位置から音楽を再生させたい場合、その操作ができない。必ず動画の最初の位置から再生される。それを考慮して最初に背面トラックに長めのダミーの音楽を挿入しておく。
そしたら、例えば縦のラインを音楽の開始位置としたい場合、下記手順でダミーの背面トラックを分割する。
- 開始位置まで動画をスライド
- 音楽トラックを選択
- はさみツールの分割をタップ
そしたら本来使用する音楽を挿入する。先程紹介したので、ここでは音楽の挿入手順を省略する。
そうすると先程の音楽が入れ替わったので、それを選択して画面下部の前面をタップ。
すると前面トラックに音楽素材が移動する。これで開始位置に挿入できたが、さらに細かく調整したい場合は、前面トラックの音楽素材の頭から少し後ろぐらいに指を置いて長押しする。
頭から少し後ろぐらいに指を置くことで先頭を見ながらドラッグして調整できる。
音楽のフェードアウト
最後に音楽のフェードアウトのやり方についてまとめてみた。まずは、動画の最後尾に移動して音楽トラックのケツをドラッグして終了位置を決める。
そしたらスピーカーアイコンをタップして右端にあるフェードをタップ。
下向きの三角矢印のトリムアイコンが表示されたら、フェードを開始したい位置まで移動して再度トリムの文字をタップすれば完了。