インスタグラムの二段階認証のメリットとデメリットについてをまとめてみた。
関連 インスタグラムの二段階認証設定・解除のやり方。どれがいい?
目次
インスタの二段階認証のメリット
乗っ取り防止
1つ目のメリットとしては乗っ取り防止がある。
二段階認証は、インスタグラムに限らずWebやアプリなどのサービスにログインする際にメールアドレスとパスワードを入力したあとに、自分が登録した電話番号や認証アプリ宛に認証コードを発行し、その認証コードを入力しないとログインができないセキュリティ対策の一つとなっている。
なので、メールアドレスとパスワードが漏洩したとしても、さらに電話番号宛に送られるSMSに記載された認証コード、あるいは登録した認証アプリの認証コードを入力しないとログインができない。
つまりは強固な乗っ取り防止により不正アクセスを低減させるセキュリティ対策ができるということになる。
個人情報やデータの保護
インスタグラムに限らず使用状況や利用しているサービスによるが、例えば下記のような情報が情報がアカウントに紐づいている場合、不正アクセスを防ぐという意味ではこれらのデータが保護されるということになる。
- 本名や住所、電話番号などの個人情報
- プライベートな写真や動画などのデータ
- 友達とのDMなどのプライベートなやり取り
企業サービスの信頼性向上
これはユーザー目線ではなく企業の目線になるが、サービスに二段階認証を採用しているということは、サービスの安全性、セキュリティを高めることで企業コンプライアンスの高い企業だというイメージを向上させることができる。
インスタの二段階認証のデメリット
アカウントを失うことがある
一番、気をつけたいのが電話番号によるSMSの認証方法だ。
というのも電話番号で二段階認証設定をすると、電話番号を通じてSMSに認証コードが送られるのだが、例えば、それに気づかずに携帯電話の番号を変更してしまうと新しい電話番号では認証コードを受け取れなくなり、ログインができなくる。
スマホ端末そのものを紛失した場合も同様の事がいえる
そうなってしまうと、実質的にインスタグラムにログインできなくなるので、アカウントを捨てて新しいものを作成する必要が出てくる。
なので、SMSによる認証を選択する場合で電話番号を変更する場合は、インスタのSMSの二段階認証を一時的にオフにしてから変更したい。
分かりづらい場合がある
インスタグラムでは、二段階認証できる方法として「認証アプリ、SMS、WhatsApp」の3種類の中から選択して設定することができるが、認証アプリ、WhatsAppを使った事がない人にとってはアプリをインストールして設定をする事が分かりづらい場合がある。
利便性が低下する
上述のように利用する認証アプリ方法によっては、別のアプリをインストールして設定をしたりすることはもちろん手間が掛かる。
また、面倒なのはログインする際に認証コードを求められるので、それの確認、入力が面倒だったりする。
技術的な問題
SMSなどは、場合によっては技術的な問題で遅延が発生して届かない事もあるので、タイムリーに認証できないこともある。
同様に海外旅行の場合には、スマホの利用状況によってはSMSを受け取れない状況もある。
企業の実装や管理コストが掛かる
これも企業目線になるが、SMSでの二段階認証は実装や管理、または送信コストがかかる場合がある。
インスタの二段階認証はした方がいい?
個人的には間違いなく、インスタでの二段階認証は絶対にやっておいた方がいい。
それまでの友達とのやり取りや投稿した内容、人によってはそれまでに増えたフォロワー数などは大きな打撃になる事もある。
見る専門の人はその限りではないが、お気に入りのフォローしている人を再度フォローするのは手間暇が掛かるのは言うまでもない。
ちなみに二段階認証の方法は手間暇が少ないSMSがおすすめ。
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