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iPhoneのショートカットで充電時間を確認する方法

iPhoneのバッテリーの充電完了までの時間を知りたいと思う人もいるかと思うが、iPhoneのショートカットを利用することで簡単に確認できるようになる。その手順についてをまとめて。

関連 iPhoneのオートメーションで自動でバッテリーを低電力モードにする方法

iPhoneのショートカットで充電時間を確認する方法

まずは下記のリンク先にSafariブラウザでアクセスする。(iPhone SE 2、iOS 17.7で動作確認済み。)

バッテリー充電時間を取得

アクセスしたら下記のような画面が表示されるので、ショートカットを追加をタップして取得する。

iPhoneショートカットバッテリー充電時間を取得

取得すると下記のようにショートカットアプリに追加され、タップすれば充電完了までの時間が分かるようになっている。

追加されたショートカットバッテリー充電時間

上記のショートカットアイコンをタップして充電完了までの時間を確認する方法でもいいが、iPhoneの端末を充電器に差し込んだら自動で充電完了までの目安時間を表示させる便利な使い方もあるのでその手順。

まずはショートカットアプリの画面下部の①オートメーションをタップしてオートメーション画面に移動し、②新規オートメーションをタップ。

iPhoneで新規オートメーションを作成

次の画面に移動したらスクロールしてバッテリー関連のメニューが表示されるので、充電器を選択。

iPhoneのオートメーションで充電器を選択

次の画面では、①すぐに実行を選択し、画面左上の②次へをタップ。

すぐに実行を選択

続いては、マイショートカットに表示されている先ほど取得したショートカットバッテリー充電時間のショートカットを選択。表示されていない場合は、「マイショートカット」をタップして探す。

ショートカットバッテリー充電時間を選択

下記画面が表示されたら準備は完了。

iPhoneショートカットバッテリー充電時間の設定完了

あとは、iPhoneの本体を充電器につなげると下記のように充電完了の時間目安が表示される。なお、表示されるまで少々時間がかかる場合がある。

iPhoneショートカットバッテリー充電時間の実行

より正確な充電時間を設定する方法

上記の作成したショートカットは、下記条件を元に作成しているが所持しているiPhoneの利用状況によっては目安が異なってくる。

  • 100%のバッテリー充電
  • 1%の充電時間が1分〜1分30秒と言われている時間の中間値1分15秒で計算している

なので、個々の利用状況に合わせた設定について解説してみたいと思う。

iPhone 15以降でバッテリー充電上限の設定

まずはバッテリー充電上限の設定だが、iPhone 15からはバッテリーの充電上限を80%〜100%の間で設定することができるようになっているが、充電上限を80%に設定することでバッテリーの寿命を延ばせると言われている。

なので、iPhone 15以降の人は80%に設定をしてバッテリー寿命を延ばしつつ、それに合わせてショートカットを調整することで充電時間の目安の正確性が高くなる。

手順だが、まずはiPhoneの設定からバッテリーを選択。

iPhoneのバッテリーを選択

そしたら充電を選択する。

iPhoneの充電を選択

スライダーがあるので、80%にセットする。

iPhoneの充電上限を設定する

そしたらショートカットアプリを開いて、取得したバッテリー充電時間のショートカットアイコンの右上のをタップする。

iPhoneのショートカットバッテリー充電時間を編集

そしたら2つ目のテキストアクションの入力欄で100が初期値になっているが、これを80に変更して先ほど設定した充電上限の値に合わせ、右上の完了をタップで設定を完了させる。

ショートカットバッテリー充電時間の充電上限を設定

100%との20%の差は大きいので、上記のような感じで充電上限を80%に設定する場合は修正をしておこう。

端末別に充電時間の計測と設定

先ほども述べたように端末や充電器によっては、初期設定した計測時間の違いにより充電時間に差が出る。なので、自分のiPhone端末で実際に充電時間を計測して、その値を設定することでより正確な充電時間に近づけることができる。

手順だが、まずはiPhoneの設定からバッテリーを選択。

iPhoneのバッテリーを選択

そしたら、バッテリー残量(%)のスイッチがオンになっていない場合はオンにして、バッテリー残量をパーセンテージで分かるように変更しておこう。

iPhoneのバッテリー残量%をオンに

次に、下記の操作をする。

  1. iPhoneの時計アプリのストップウォッチを開く
  2. iPhone端末を充電器に接続する
  3. 開始ボタンをタップする
iPhoneの時計のストップウォッチを開く

そしたら充電が1%増えたらラップボタンをタップする。これを4回繰り返す。

充電の時間をラップで測る

すると下記のようにラップタイムが記録されるので、4回分のラップタイムを合計して4で割って1%の充電時間の平均時間を計測する。分の場合には秒で数え、下記例のように計算する。

(58 + 40 + 60 + 48) / 4 = 52(小数点で四捨五入)

ラップを計算する

次に1%の充電時間の平均を52秒としてショートカットに設定する。

そしたらショートカットアプリを開いて、取得したバッテリー充電時間のショートカットアイコンの右上のをタップする。

iPhoneのショートカットバッテリー充電時間を編集

編集画面に移動したら「もし」というアクションまでスクロールして、その下にあるテキストアクションの入力欄の75を下記のように上記で求めた52を入力して右上の完了をタップで設定を完了する。これで作業は完了。ちなみに75というのは1分15秒。

ショートカットの充電平均時間の変更

なるべく正確な時間に近づけるようにしてはいるが、やはり一定ではないので多少の誤差は出るかと。

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