Faccebook、TwitterなどのSNSや自分のHP用のQRコードを作りたい場合、ネット上のサービスを探して作成している人もいるかと思うが、iPhoneのショートカットアプリを使うことで簡単に作成することもできる。
そんで、QRコードに関する便利な機能を詰め込んだiPhone用ショートカットiQr Makerを作ってみた。
当ページではiQr Makerに関する使い方、及び最新版を配布予定。
目次
ショートカットアプリのインストール
ショートカットアプリは、デフォルトではiPhoneにインストールされているが、削除したという人はこちらからインストールを。
QRコードショートカットiQr Makerの取得
以下の手順は、iOS 17でのやり方となっている。
iQr Makerというショートカットをライブラリに取り込むために下記のURLにSafariのブラウザでアクセスする。
iQr Maker | |
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Ver 1.5 |
なお、iOS 17では端末によってはQRコードが表示されないなどのバグがあるので、何回か試すかバグが改善されるのを待つしかない。
Safariでアクセスして画面を最下部までスクロールすると下記の画面が表示されるので、信頼されていないショートカットを追加をタップする。

するとこのようにマイショートカットに追加される。この作業自体は最初の1回だけ。

iPhoneのQRコードの作り方
クリップボードを使って作成
まずは、クリップボードにコピーした内容を自動で読み取ってQRコードを作成する方法。
予めメモ帳などでテキストをコピーしてクリップボードに保存しておく。
ショートカットのアプリを起動したら、マイショートカットの中にあるiQr Makerのショートカットをタップする。

するとメニューが表示されるので、クリップボードからQRコードを作成を選択する。

するとQRコードが作成され写真アプリに自動で保存される。それと同時に写真アプリが起動する。QRコードを表示して画面左下の共有アイコンでLINEやメールアプリで転送したり印刷ができる。

下記のようにLINEやメールアプリなどで転送したり、プリントで印刷ができる。

ちなみにQRコードを長押しすると、QRコードの内容によってリンクメニューなどが表示される。

URLやメールなどの文字入力してQRコード作成
今度はテキストを入力して作成する方法。例えば、URLやメールアドレスなどを入力してQRコードを作成し、それを読み取ってもらうことで簡単にWebページやメール作成画面を起動できるので、手入力の手間を減らせる。
ショートカットのアプリを起動したら、マイショートカットの中にあるiQr Makerのショートカットをタップする。

メニューが表示されたら、文字入力してQRコード作成を選択する。

すると入力ボックスが表示されるので、文字を入力して完了をタップする。

するとQRコードが作成され写真アプリに自動で保存される。それと同時に写真アプリが起動する。QRコードを表示して画面左下の共有アイコンでLINEやメールアプリで転送したり印刷ができる。また、QRコードを長押しで内容に応じたメニューが表示される。

Wi-Fi用QRコードの作成
Wi-FiのQRコード接続用のQRコードも作成できるようになっている。
ショートカットのアプリを起動したら、マイショートカットの中にあるiQr Makerのショートカットをタップする。

そしたら、Wi-Fi用QRコード作成を選択。

すると現在接続中のWi-Fiが表示されるので、完了をタップする。現在接続中以外のWi-Fiを利用する場合は、手入力でWi-FiのSSIDを入力する。

あとはパスワードを入力して完了をタップすればQRコードが作成され、写真アルバムに自動で保存される。

上記の手順が完了すると写真アプリにWi-Fi用のQRコードの画像が保存され、自動で写真アプリが起動する。QRコードを表示して画面左下の共有アイコンでLINEやメールアプリで転送したり印刷ができる。また、QRコードを長押しするとWi-Fiに接続できるメニューが表示される。

詳細については下記ページを参照して貰えれば。
関連 iPhoneのショートカットでWi-Fi用QRコードを作成する方法
連絡先用QRコード作成
iPhoneの連絡先に登録している連絡先をショートカットからアクセスして連絡先用のQRコードを作成するためのものだ。
このQRコードの画像を用意してiPhoneやAndroidのスマホのカメラでスキャンしてもらえれば、いちいち名前やメールアドレス、電話番号やURLなどの入力や送信をしなくて済む。
詳細な作り方については下記ページを参照して貰えれば。
QRコードをスキャンしてコピー
QRコードをスキャンしてコピーのメニューは、QRコードをスキャンしてクリップボードにコピーする機能となっている。
iPhoneのデフォルトのカメラアプリはQRコード読取り機能があり、スキャンできればURLの場合にはブラウザを開いてアクセスできるようになっているので、iQr Makerはスキャンした内容をクリップボードにコピーしてすぐにメモ帳などに貼り付けできるようにしている。
よくある質問
ショートカットのQRコード作成がない?
ネットでiPhoneのQRコード作成のショートカットの作り方を探している人もいるかと思うが、ギャラリーで「QR」や「QRコード」と検索してもショートカットが結果に表示されないかと。
これはショートカットアプリの検索機能の問題だと考えられるが、「コード」と検索すれば出てくる。
ショートカットアプリでのショートカットもいいが、当サイトで用意したショートカットは色々な機能を盛り込んでいるのでおすすめ。
QRコード作成ショートカットをロック画面で使う方法
iOS 16からロック画面をカスタマイズできるようになったが、このロック画面のウィジェットにショートカットを追加できる。なので、これも使用頻度の高いウィジェットを追加しておくと利便性が爆上げする。
手順だが、まずはロック画面を長押しする。

下記画面が表示されたら、カスタマイズをタップする。

今度はロック画面を選択。

そしたら今度はウィジェットを追加をタップする。

メニューが表示されたらスクロールして、ショートカットを選択。

そしたら①をタップすると、②に追加されるのでそれをタップする。

今度はショートカットアプリに追加しているショートカットの一覧が表示されるので、追加したいショートカットを選択する。

画面右上の完了をタップで操作は完了。あとは追加したショートカットをタップすれば素早く利用できる。

QRコード作成ショートカットをコントロールセンターで使う方法
iPhone iOS 18からコントロールセンターにショートカットを追加できるようになり、よく使うショートカットなら登録して追加することで利便性が劇的に高まる。
手順だが、まずはコントロールセンターを開く。
コントロールセンターを開いたら、画面を長押しする。

コントロールセンターが編集モードになったら、画面下部のコントロールを追加をタップする。

画面をスクロールして、ショートカットを選択。

下記画面が表示されたらショートカット/選択をタップする。

そしたらショートカットアプリに追加したショートカットのショートカットを選択する。

あとは追加したコントロールセンターで追加したショートカットをタップして利用すればOK。

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