年々、iPhoneのカメラの性能は向上して高解像で綺麗な写真が簡単に撮れるのようになったのだが、逆にそれにより弊害も出てきている。
高解像度による写真の容量の増加だ。
この記事執筆時点での筆者のスマホはiPhone 15 Proを使っているのだが、これで写真を撮影すると5712 x 4284のサイズで1ファイルにつき2〜5MBほどの容量がある。
手軽にバンバン写真を撮ってしまうと、あっという間にiPhoneのストレージが圧迫されてしまう。
これの対策としてAmazonプライムフォトの容量無制限で写真をクラウドにバックアップしたり、あるいはSDカード、USBメモリーなどにバックアップする方法があるが、それ以外にも写真のサイズを縮小して画像容量を小さくする方法もある。
また、縮小することによってメールなどのネットを介した送受信の負担が減るメリットもある。
そんなわけで、iPhoneのショートカットを使って写真を縮小&圧縮する方法について解説したいと思う。
写真のリサイズに関する注意点
写真をリサイズで縮小すると容量が減るのだが、例えばリサイズで縮小した写真を大画面で見た時には解像度の問題で写真や画像が荒く見えたり、印刷した場合には、やはり荒い感じの仕上がりになってしまう。
例えば、横幅5712pxの写真を横幅1000pxのサイズに縮小して、4Kの解像度3840px × 2160pxのモニターに映し出すと写真が荒く見えてしまう。
これは解像度と容量の相反する数値のトレードオフになるので、当サイトでは横幅3000pxを初期設定としてリサイズをするようにしている。横幅3000pxもあれば、スマホやMacooBook Pro 14インチでもそれなりに見える大きさとなっている。
なお、この3000pxの数値は変更できるようにしてあるので、適宜自分のいいと思える大きさを指定するといいだろう。
ショートカットで写真をリサイズして圧縮する方法
ショートカットで写真をリサイズして圧縮する方法だが、ショートカットを用意したのでそれを取得して使ってもらえれば。
まずは下記のリンク先にアクセス。
アクセスすると下記のような画面が表示されるので、ショートカットを追加をタップして取得する。
最初に設定を確認しておきたいので、取得したショートカットのアイコン右上の ⋯ をタップする。
そしたら、2つ目のアクション「テキスト」に「3000」と表示されているが、これがリサイズする横幅のサイズとなっている。必要に応じて変更したい場合は適宜修正を。
そしたら、さらに少しスクロールして写真アルバムをタップする。
初期設定では、リサイズした写真を「写真アルバム」に保存するように指定しているが、もし他のアルバムに変更したい場合は①アルバムを選択して、前の画面に戻ったら右上の②完了をタップして設定を完了する。
実際の使い方だが、ショートカットのアイコンをタップする。
すると写真アルバムが開くので①リサイズしたい写真を選択。写真は複数選択できるので必要に応じて選択し、終わったら右上の追加をタップする。
するとショートカットアプリの画面に戻ってリサイズの処理が行われる。
リサイズが完了すると下記のように選択した元画像の削除確認画面が表示され、必要に応じて元画像の「削除しない」、または「削除」を選択する。
上記の作業が完了すると写真アルバムが開いているので、あとは、写真を選択して画面下部の i をタップで、横幅や容量を確認してリサイズおよび容量が減っているかを確認して完了。なお、元の写真は残ったままなので必要に応じて選択して削除を。
写真リサイズショートカットをホーム画面で使う方法
ショートカットはショートカットアプリから開くのもいいが、よく使うというならホーム画面に追加してさらに素早く開くこともできるので、その手順の紹介。
ホーム画面に追加したいショートカットのアイコンを長押しする。
メニューが表示されたら共有をタップする。
今度はホーム画面に追加をタップする。
右上の追加をタップする。
あとはホーム画面に追加されたアイコンをタップすればOK。
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