iPhoneやAndroidでのアプリのインストールは、無料、あるいは有料なのかについてをまとめてみた。
目次
インストールは無料?
インストールが無料なのかという質問に対しての回答をするなら、「アプリによる」と言える。
インストールは無料でも、以降のインストールの無料・有料の種類で紹介しているように、一定期間や機能制限などがあったりして利用するには結局は有料で課金をする必要があったりるするからだ。
インストールの無料・有料の種類
ここではインストールの無料、有料の種類をまとめてみたが、それぞれの種類には下記のような言葉を使った表も作成したので参考にして貰えれば。
- インストール
- インストールが無料かどうか
- 利用
- 「利用が無料」、「無料だが機能制限」、「一定期間無料」のいずれかのタイプがある
- 広告
- インストールと利用は無料だが広告が表示されている場合がある
- 都度課金
- インストールと利用は無料だが、1回、または複数回の課金をする場合がある
- 定額課金
- インストールは無料だが、利用するには、月額、または年額を継続的に支払う定額制(サブスク)と呼ばれるタイプのアプリ。利用しなくなった場合は、定額利用の解約が必要。
インストール無料アプリ
例えば、デジタル庁など国が提供しているマイナポータルアプリは無料でインストール、利用でき、このようにアプリの中には完全に無料のアプリがある。ただ、国が提供しているアプリは国民の税金を使用しているので、物の見方によっては自分たちがお金を出しているということなので、完全に無料というわけではない😇
無料アプリ | ||
---|---|---|
インストール | 利用 | 広告 |
無料 | 無料 | – |
都度課金 | 定額課金 | その他 |
– | – | – |
インストール無料/広告付きアプリ
基本的には無料で利用できるが、アプリのサービスの中には様々な広告が表示されるので、時にはうざいと感じる人もいるだろう。
しかし、企業が提供するアプリの場合、様々な多くの人が時間を掛けて関わって開発しており、彼らにも生活があるわけで、完全に無料で提供したのでは彼らは生活ができない。なので、広告を表示することによって利益が得られ、無料でユーザーにアプリのサービスを提供できる仕組みになっている。
インストール無料広告付きアプリの例
インストール無料/広告付きアプリ | ||
---|---|---|
インストール | 利用 | 広告 |
無料 | 無料 | あり |
都度課金 | 定額課金 | その他 |
– | – | – |
インストール無料/都度課金アプリ
インストールは無料でできるが、例えば、アプリ内には広告が表示され、広告を非表示にしたい場合は、一回課金をすることで広告を非表示にできる、というタイプのアプリだ。
あるいは、ゲームアプリによくあるのが、インストール&無料で遊べるが、強い武器やアイテムはアプリ内で課金をすることで手に入れる事ができるタイプのアプリがあり、ゲームはこのタイプの場合が多い。
インストール無料/都度課金アプリ | ||
---|---|---|
インストール | 利用 | 広告 |
無料 | 無料 | アプリによる |
都度課金 | 定額課金 | その他 |
1回または複数回 | – | – |
インストール有料アプリ
インストール前に課金案内画面が表示され、課金することで利用ができる有料アプリ。大抵の場合、最初に一度課金をすれば、その後は追加料金を支払うことなく利用できるアプリのタイプ。最近は、このタイプの有料アプリはやや減っている。
インストール有料アプリ | ||
---|---|---|
インストール | 利用 | 広告 |
有料 | 無料 | – |
都度課金 | 定額課金 | その他 |
– | – | – |
インストール無料/定額アプリ
インストールは無料で、利用はアプリによって無料、または機能制限、あるいは一定期間無料という利用形態で利用することができ、アプリによっては広告が表示されることもある。
月額、または年額を定期的に支払うことで継続することができる定額制(サブスク)の利用形態で、機能の利用制限がある場合には機能制限がなくなったり、一定期間でしか使えない場合は継続して利用ができ、広告がある場合には広告が非表示になったりする。
この手のアプリは増えており、比較的に利用しやすい料金形態で、Apple Music、Amazon Music、ネットフリックス、Huluなどのアプリが該当する。
同様に、GoogleドライブやGoogleフォトアプリなどのGoogleのアプリやサービスは基本的に無料で利用できるが、一定の容量を超えてしまった場合は定額で容量を増やす必要があるので、完全に無料というわけではない。
インストール無料/定額アプリ | ||
---|---|---|
インストール | 利用 | 広告 |
無料 | 無料/機能制限/一定期間無料 | アプリによる |
都度課金 | 定額課金 | その他 |
– | あり | – |
インストール無料/複合型課金アプリ
インストールと利用は無料で、基本的に広告が表示されるが、定額料金のサービスを利用すれば広告が非表示になる。
また、サービスの機能によっては、さらに都度課金が発生することもある。
分かりやすいのは、YouTubeのサービスだろう。インストールと利用は無料だが広告が表示される。定額サービスを利用することで広告を表示することなく利用できる。
また、YouTubeにはライブ配信時に投げ銭(スーパーチャット)という機能を利用できるが、これはYouTuber(配信者)に対して1回に付き100円~50,000円で課金することができ、人気のYouTuberが優先的に自分の投稿に対して返信してくれる可能性が高まる機能だ。
この投げ銭機能は言ってしまえば、都度課金に該当し、1回で済むこともあれば、複数回利用することもあるといえる。YouTube以外にもこのように複合型の無料と課金方法するアプリは多数存在する。
インストール無料/複合型課金アプリ | ||
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インストール | 利用 | 広告 |
無料 | 無料/機能制限/一定期間無料 | アプリによる |
都度課金 | 定額課金 | その他 |
アプリによる | アプリによる | – |
アプリの有料・無料の見分け方
iPhone、Androidでのアプリの有料・無料の見分け方、アプリが無料かどうか確かめる方法をまとめてみた。なお、MacのApp Storeでアプリをインストールする場合もiPhoneアプリの場合と似ている。
iPhoneの場合
iPhoneのApp Storeでダウンロード時に課金され有料となるアプリの場合には、¥500のように金額が表示されている。また金額の下にApp内課金と表示されている場合には、ダウンロード時の課金とは別にアプリ利用時に追加で個別課金、または定額利用になる場合がある。
インストールが無料になるのは、入手と表示されている場合だ。また「入手」の下にApp内課金と表示されている場合には、インストールは無料であるものの、利用時には追加の個別課金の利用、または定額制となる場合がある。
Androidの場合
Androidアプリの場合も同様に、金額表示の場合はインストール時に課金されて有料となる。
AndroidもiPhone同様にインストールの詳細画面でアプリ内課金ありと表示されている場合には、都度課金の発生や、定額利用になる可能性がある。