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SNS見るだけの人の見る専の心理は?

今では様々な世間の時事やネタ、はたまた炎上の話題を提供するSNSだが、そんなSNSに登録する人はたくさんいるものの、いわゆる「SNS見るだけの人」、「SNS見る専の人」、「SNS見る専クラスタ」などと呼ばれる人たちもいる。

果たして、なぜ、その人達はSNSに登録して見るだけの人なのか、その心理を考えてみた。

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SNS見るだけの人

情報収集をしているだけ

まず考えられるのは、例えば、好きなアイドル、著名人、芸能人、ビジネスマン、スポーツ選手、有名なYouTuber、有名なTikToker、インフルエンサー、有名なインスタグラマー、写真家などなど、彼らをフォローして、彼らが発言する内容、情報を収集していることが考えられる。

自分もSNSを利用する利用の大きな理由の一つとしては、やはり様々な業界の著名な人をフォローするおかげで、彼らが発信している様々な情報を時には能動的であったり、時には受動的に情報を収集している。

特にツイッターではそれが顕著で、ITやWeb、ガジェット関連など、著名な人をフォローするおかげで様々な情報が得られている。

写真撮影が趣味なので、Instagramを利用して著名な写真家をフォローするおかげで様々な写真を見ることができ、それらを見ることで表現力のアイデアやインスピレーションを受けられる。

YouTubeなんかもやはり、様々なガジェットの動画によるレビューも見るが、ブログなどの文字を読むのとは違った見方の情報を得られることもある。

とにかくSNSは、自分から何かを発信する必要はまったくない、ただ見るだけでも有益な情報が得られる。

プライバシーや情報の漏えいが怖い

SNSにハマるとついついチェックしてしまうほどの依存症になったりして楽しい半面、投稿する内容によってはプライバシーや個人情報がダダ漏れになることもあり、SNSではちょっとした投稿情報から、恐ろしいほどの観察力、洞察力、察知能力などで、写真に写った人の瞳やちょっとした背景を見るだけでその人を特定するような人たちもいる。

これは、つまりはストーキングへと発展する可能性があるということだ。なので、リスクを回避するという意味では見るだけに徹した方が安全に利用できるというものだ。

これは基本的には、鍵アカウント、非公開アカウントにすればリスクは低減できる。

誹謗中傷になる可能性がある

特にSNSでは、攻撃的になる人が多く、誹謗中傷をする人が跡を絶たないし、訴訟に発展する事案もしばしばある。

ちょっとした投稿がバズって様々な人の目が止まり、それを見た人たちが勝手な想像を膨らませ、投稿に対して様々な意見がコメントされるのだが、自分の意見に対して主張が強い場合が多々あり、お互いにマウントを取りたがる。

時には、それが誹謗中傷に発展してしまう。特に自分の中に特別な正義を強く持っている人は、それを振りかざす傾向が強いし、誰かの誹謗中傷に乗っかって集団心理によって自分も加担してしまう。

それによって炎上のリスクになったり、場合によっては訴訟になってしまう。それなら、横目で見ているだけの方が平和に過ごせる。

発信する情報がない

自分が見聞きした事や体験した事、特に自分の情緒を刺激した出来事は、SNSで人にも共有したくなるもので、リア充ほど投稿したくなる気持ちも分かるし、特に承認欲求が高い人は投稿する頻度も高いだろう。

ただ、そういった出来事をいつも体験するというわけでもなく、誰かに有益な情報を発信するほどの情報量を持っていない場合、必然的に投稿することもなく、見るだけに徹する率が高くなるだろう。

何かの情報を発信するには、それなりの体験や情報を自分で収集する必要があったりするが、ツイッター上では、各々が自由気ままにどうでもよい発言をしているし、誰かがそれに対して特に何か反応をしているわけでもない事をよく見かけ、独り言の世界だとも言える。特に有益な情報を発信する必要もない単なるコミュニケーションツールという側面もある。

投稿するのが大変

先程述べたように、何かを発信するには、それなりの体験や情報を自分で収集する必要がある場合があるが、結局はこの情報発信のためにやはり、それなりの労力を書ける場合があり、それを大変に感じる場合もあるだろう。

自分もしばしば経験するが、それなりの事を投稿したいとなると、情報収集したり、前準備をしたりすることがある。特にInstagramでは、趣味でミラーレスカメラを使って撮影した写真を投稿したりしているのだが、これが時には大変だなと感じることがある。

やはりそなりのクオリティの写真を投稿したいと思うとなると、それなりの作業が必要になったりする。プライベートでそれらの事にそれなりの時間をかけると、楽しさがなくなり、ただ大変だという思いがこみ上げてくる。

それ故に、それが大変だと感じると、見るだけの受動的な使い方が楽で仕方がない。

リアルが充実・忙しいから

本当の意味でのリア充は、自分が体験していることに没頭していて、SNSに投稿している時間がないかもしれない。

実際の自分を見返して見ると、本当にリアルが充実している時はSNSなんか頭になく単純にそのリアルを楽しみ、それが終わってからも投稿したいという気持ちは湧いてこない。

リアルと言っても様々な状況があり、生活そのものが忙しくて、投稿している暇や時間がない、そんな時間があるなら生活のあれこれに向き合う必要があるのではないだろうか。

そういう意味でいうと、リアルが充実していてそれでもなおかつSNS上で誰かにそれを共有したい人は、やはり承認欲求が高い人であったり、セルフブランディングをしたい人たちではないかと感じてしまう。

プライベートを晒したくない

これは誰しも思うことではないかと思うが、自分のプライベートを晒したくない、故にやはり投稿を控え見るだけに徹してしまう。

SNSでは様々な人とつながり、それは友人である場合もあれば、職場、あるいは取引先とつながっている場合もある。例え、親子であっても繋がりたくない場合もある。

なので、つながっていても投稿はしたくない場合もあるだろう。そうなると、見るだけのアカウントにならざるを得ない。

この場合も、鍵アカウント・非公開アカウントにすることで回避できるし、或いは、別アカウント、裏アカウントを作成して楽しむの一つの手だろう。

友達の投稿を確認したい

わりとあるのがこれだろうが、自分の友だちや仲のいい人とつながるだけで、その人達の言動をチェックすることができ、会えなくてもSNS上で近況を知ることができる。

自分もそうであるし、逆に自分をフォローしていて特に投稿をするわけでもなく、自分の投稿を見てくれているなと感じることがしばしばあり、なるほど、投稿はしないけど見るだけに徹していて、自分の投稿を見てくれているんだなというのが分かる。

暇つぶし

インターネットの発展と共に、インターネットで見られるコンテンツ時代になったのだが、もう一つ考えられるのは単なる暇つぶしだということだ。

情報を収集するというわけでもなく、投稿をするというわけでもなく、持て余した時間、ちょっとした待ち時間、移動時間などのスキマ時間を使って、大量に流れてくるSNS投稿コンテンツを暇つぶしに見ているだけというものだ。

TVが全盛期の時代にはTVがその役目を果たしていたが、今ではインターネットさえつながればどこでもSNSコンテンツを見れ、暇つぶしコンテンツの一つとして言えるだろう。

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