メルカリやヤフオクなどで中古カメラの売買をする時に、「シャッター回数は?」という質問がしばしば目に入ることがあるが、これは、カメラにはある程度のシャッターの耐久回数があり、それに到達すると場合によってはシャッターボタンを押しづらくなったりして寿命が尽きることがある。
例えば、CANONのEOS 5D Mark IVなんかは、15万回だと言われており、それによってカメラの売値や買値の交渉が行われたりするのはそのためだ。
ただし、こちらのデータベースページの5D Mark IIなんかは下記のようなデータがあり、必ずしも15万回ぴったりで壊れるというわけではない。レアケースな場合には、数百回で壊れることも。
- シャッターがまだ作動している後の平均作動回数:140,175
- シャッターが停止した後の平均作動回数:171,758
そんなわけで、Macでカメラのシャッター回数を調べる方法として、ShutterCountというMacアプリを使って調べる方法をまとめてみた。
ShutterCountのダウンロード
ShutterCountは、App Storeからダウンロードできるが、有料で記事執筆時点では610円のアプリとなっている。
https://apps.apple.com/jp/app/shuttercount/id720123827?mt=12
Canonカメラの場合は、USBで接続するか、同じWi-Fi環境の接続できれば、簡単に調べることができる。また、Canon以外にも、NikonやPentaxの画像ファイルから調べることができるアプリとなっている。
記事執筆時点では下記のカメラに対応している。
1D4 / 1DC / 1DX / 1DX2 / 1DX3 / 5D2 / 5D3 / 5D4 / 5DS / 5DSR / 6D / 6D2 / 7D / 7D2 / 40D / 50D / 60D / 60Da / 70D / 77D / 80D / 90D / 100D / 200D / 200D2 / 250D / 450D / 500D / 550D / 600D / 650D / 700D / 750D / 760D / 800D / 850D / 1000D / 1100D / 1200D / 1300D / 1500D / 2000D / 3000D / 4000D / 8000D / 9000D / M6II / M50 / R / R5 / Ra / RP; Kiss F / M / X2 / X3 / X4 / X5 / X6i / X7 / X7i / X8i / X9 / X9i / X10 / X10i / X50 / X70 / X80 / X90; Rebel SL1 / SL2 / SL3 / T1i / T2i / T3 / T3i / T4i / T5 / T5i / T6 / T6i / T6s / T7 / T7i / T8i / T100 / XS / XSi
ちなみに、Nikon、Pentaxの場合には、Nikon、Pentaxの画像のexif情報から得られるようで、下記のサイトに画像をアップロードすれば分かる。
Canonカメラのシャッター回数を調べる方法
今回は、Canon EOS 6D Mark II使ったサンプルを紹介。
ShutterCountのアプリをインストールしたら起動。下記画面が表示されるので、カメラ本体とPCをUSBコードで接続する。
この画面が表示されたらOKで写真へのアクセス許可を出す。
同様にOKでリムーバブルディスクへのアクセス許可を出す。
この画面が表示されてもOKを出す。
下記のようにシャッター回数が18598と表示されているのが分かる。結構撮った。
できない場合
もしうまくできない場合は、先程の案内で表示されたセキュリティの問題があるかもしれないので、下記手順でアクセス許可を。
- Macのシステム環境設定
- セキュリティとプライバシー
- プライバシータブ
- ファイルとフォルダ
- ShutterCountのリムーバブルボリュームにチェック
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