Windows 10から搭載された新しいブラウザMicrosoft Edgeだが、それの機能の一つにカーソルブラウズってのがある。
これは、ブラウザ上のテキストをクリックすることで、カーソルがブラウザ上のテキストにフォーカスされてキーボードを使うだけで簡単にカーソルの移動や選択ができるようになっている。
マウスを使わずにテキスト操作をしたいっていう人にはお勧めの操作方法だ。
早速使い方を見てみよう。
F7でカーソルブラウズの有効化
デフォルトではカーソルブラウズはオフになっているので、有効化しておく必要があるのでキーボードのF7を押して下記のようなウィンドウが表示されたら「有効にする」をクリック。
カーソルの移動
まずは簡単な使い方。ブラウズ上のテキスト部分をクリックするとカーソルがフォーカスされる。
カーソルをフォーカスすると下記のようなキーボード操作が行える。
一文字ずつ左右に移動。
右キー or 左キー
一行ずつ上下に移動。
上キー or 下キー
平仮名、又は片仮名の場合はフレーズ単位で移動し、漢字の場合は一文字ずつ移動、英語の場合には単語単位で移動。
Ctrl + 右キー or 左キー
上記の範囲を選択。
Ctrl + Shift + 右キー or 左キー
段落単位で移動。
Ctrl + 上キー or 下キー
段落単位でテキストを選択。
Ctrl + Shift + 上キー or 下キー
行の先頭に移動。
Homeキー
行の最後尾に移動。
Endキー
行を選択。
Shift + Homeキー or Endキー
リンクを移動。
Tabキー
ショートカットについてはこちらもチェック。
選択したキーワードを素早くキーボードから検索
ちょいと使い方のサンプル。
キーボードで「Ctrl + Shift + 右」と操作してテキストフレーズを選択、「Ctrl + C」でテキストをコピーして「Ctrl + Shift + L」で検索ができ、キーボードから手を離すことなく操作ができる。
クリップボード履歴管理アプリと連携して連続コピー
けっこう有用な使い方としては、クリップボード履歴管理アプリと連携して連毒でテキストをコピーするという使い方がある。
今回利用するのは「Clibor」というソフト。
https://www.amunsnet.com/soft.html
詳細な使い方はリンク先を見てもらうとして、ここでは軽く使い方を紹介。
まずはソフトをダウンロードしたら「Clibor.exe」を起動。
そしたらWindowsの画面右下のインジケーターに格納されるのでそれをタスクバーにドラッグして使いやすくする。
そしたらアイコンを右クリックして、「常に表示する」を選択。
後は、Edgeでキーボード操作をしながらテキストを連続してコピーするとサンプルのように記録される。
後はまとめ上げれば必要なテキストだけを使えるようになる。