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Microsoft TeamsのWikiとは?ハイパーリンク・表・ページの追加等の使い方

Microsoft Teamsには、Wikiという機能が存在するが、このWikiとは何かという解説と気になる機能の使い方についてまとめてみた。

関連 Enterで送信されるMicrosoft Teamsの改行のやり方

Wikiとは?活用事例

Wikiは、チームの中に作成される「一般」などのチャネルに作成されるページのことだが、これはそのチャネルにおける共有したい情報を作成するためのページとなっている。

例えばHP制作のプロジェクトの場合、下記のようにプロジェクト用のURLやサーバー関連の情報、ルールなどはチャネルに参加している人で共用したいこともあるだろうが、その情報がGoogleドキュメントやテキストファイルなどで共有されると、Teamsから離脱してその情報にアクセスするのに手間が掛かったりする。

  • 本番用URL
  • 本番用管理者用URL
  • 開発用URL
  • 開発用管理者用URL
  • 開発用管理者用URL
  • サーバー接続情報
  • サーバー情報

そこで、TemasのWikiに記載しておけば瞬時にアクセスできるので、効率的に仕事を進めることができる。また、チームやチャネルに新しい人を追加した場合でもそこを見てもらうことで情報を効率的に共有できるようになり、情報の属人化を防げる。

また、Wikiページそのものやセクションという各項目へのリンクを取得することができるので、そのリンクをチャットに貼り付けたり、Wikipediaのように相互にリンクをして知識やノウハウを書き溜めることができる。

なお新しくチャネルを作成した場合、自動でWikiページが作成されてチャネルごとにWikiページを持て、しかも複数ページも追加できるようになっている。なので、会議のメモとして活用するのもありだ。

記事執筆時点では、スマホでの閲覧はできるものの編集はできないなど、まだまだ発展途上な点もあるが今後の改善に期待したい。

セクションと書式設定

Wikiページへのアクセスは、チーム直下のチャネルにアクセスし、タブメニューのWikiを選択。

PCのMicrosoft TeamsのWikiページにアクセス

Wikiページの構成は以下の通りになっていて、基本的にはセクションタイトルとそのコンテンツ(内容)を一つのセクションとしてブロック単位で内容を書き込んでいく。内容ごとにセクションを追加することで、必要に応じてそのセクションへのリンクや移動が簡単にできるようになる。

PCのMicrosoft TeamsでのWiki画面

コンテンツ箇所をクリックで書式設定が表示され、太字やハイライト、大きさの設定やハイパーリンクの挿入、画像の挿入などができる。テキストを選択した状態で書式設定のアイコンをクリックして適用するのが基本的な使い方。Wordを使ったことがあるなら、さほど難しくはないかと。

PCのMicrosoft TeamsのWikiの書式設定

ハイパーリンクの挿入方法

Webページへのリンクを挿入したい場合は、そのWebページのURLを貼り付ければ自動でリンクが生成されるので手軽だが、Wikiページそのものやセクションはリンクを取得してそこにリンクすることができるので、その手順も含めてハイパーリンクのやり方を紹介。

Wikiページを開いたら右上のサブメニューからタブへのリンクをコピーを選択。

PCのMicrosoft TeamsのWikiのリンクをコピー

下記画面は別のWikiページとなっているが、順番に沿ってセクションのコンテンツをクリックして書式設定を表示し、テキストを選択、そしてリンク挿入アイコンをクリック。特に①のコンテンツ箇所をクリックしないと書式設定が表示されないので注意が必要だ。

PCのMicrosoft TeamsのWikiでテキストを選択

リンク挿入画面が表示されるので、アドレスの欄にURLを貼り付けて挿入クリックでハイパーリンクを挿入できる。

PCのMicrosoft TeamsのWikiでハイパーリンクの挿入

なお、上記のようにリンクのURLを挿入せずに、Wikiページやセクションのリンクをそのまま貼り付けるとWikiページのタイトルやセクションタイトルが挿入されるので、Wikiのプルダウンメニューから名前を変更して分かりやすくすることも可能だ。

PCのMicrosoft TeamsのWikiのリンクを貼り付けた場合

ただ、個人的にはWikiページ名は「Wiki」のまま残しておきたい。というのも他のタブを追加した場合、スペースを取ってしまうからだ。

表の挿入

地味に便利な表の挿入方法もちょいと紹介。

表を挿入したい箇所をクリックした状態で、書式設定の表を挿入を選択。

PCのMicrosoft Teamsの表の挿入

こんなセル画面が表示されたら、左上からマウスを動かして挿入したい行数と列数を選択して、決まったらクリックで表を挿入できる。

PCのMicrosoft Teamsの表の挿入

後は文字を入力すればOK。ちなみに、セルを選択した状態で、「Tabキー」で次のセルに移動、「Tab + Shiftキー」前のセルに戻る。

PCのMicrosoft Teamsの表の入力

表の削除方法

表の削除方法だが、表のセルをクリックした状態で、書式設定のメニューから列、行、またはテーブルを削除するテーブルを削除と選択すれば削除できる。

PCのMicrosoft Teamsの表の削除方法

Wikiページの追加方法

Wikiページは追加して利用することができるので、会議のメモとしても活用できたりするので、その作成手順。

左上のハンバーガーメニュークリックすると、下部に新しいページというメニューがあるのでそれをクリック。

PCのMicrosoft TeamsのWikiページを追加

こんな感じで会議のメモとして使うという方法もある。

PCのMicrosoft Teamsの追加したWikiページの活用方法

文字のコピペ時の書式スタイルについて

WebページやWordなどの他のアプリで、装飾された色付きなどのテキストをコピーしてWikiページに貼り付けると、そのままの書式スタイルが適用される。

書式スタイルを解除して貼り付けるには下記のショートカットで貼り付けることで対処できる。

Copy
Windows / Ctrl + Shift + V
Mac / Command + Shift + V

なお、記事執筆時点でのWikiページへのファイル添付はできない。対処法については下記を参照。

ちなみに、Microsoft Teamsではマークダウンという記法が使える。興味はある人はこちら。

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