初めての富士山登山の持ち物でスノーボードウェア、スキーウェアを持っていくのはどうなのか?という風に考えている人もいるのではないだろうか?
スノボウェア、スキーウェアを持っている人はお金の節約のためにこれらを持っていきたいと考えたりするだろうが、実際に普通のレインウェアとスノーボードウェアを持っていって試したので感想をまとめてみたいと思う。
関連 富士山の登山の持ち物。初心者が持っていった方がいいもの
富士山登山でスノボウェアはありか?
結論から言うと富士山登山でスノボウェアはありだ。
ただし、天候とスノボウェアの構造による部分はある。
以降ではどのような格好で登ったのかをちょいとまとめてみた。
7合目の格好
富士山は高度が上がると気温が下がるが、さすがに寒いなと感じたのは7合目の花小屋あたりからで、自分は下記のような格好をしていた。同じ商品がなかったので類似したものをピックアップしている
吸汗速乾長袖シャツ
吸汗速乾長袖シャツのおかげで快適に登れたのは言うまでもない。

ジャケット
動きやすさってことでジャージっぽい感じのジャケット。

レインジャケット
防寒性、防水性、透湿性があまりなさそうなフードなしのレインジャケット。商品はあくまでもイメージ

スポーツタイツ
足のももやふくらはぎへの負担を減らすためにスポーツタイツのCW-Xを履いて登った。スノーボード、フットサル、バスケ、サバゲーなどでも使用しているが、ももやふくらはぎへの負担が圧倒的に軽減されるのでおすすめ。

イージーパンツ
スポーツタイツを履いていたということもあり、動きやすさと通気性というところでイージーパンツを履いていった。

グローブ
防寒対策と岩肌の斜面を掴む時の怪我防止としてのグローブを着用していた。

帽子
つばのある帽子だったので顔の日焼け対策にもなった。

8合目の格好/1日目の夕方〜
今回は8合目の山小屋に泊まっていったのだが山小屋までは天気は曇ったりという天候だったが、夕方ぐらいから強風とさらには寒さを感じたので、ここではレインジャケットは少し防寒性が足りないと感じたので、スノボウェアの上のジャケットだけを着替えた。
フードなしのレインウェアからフード付きのスノボウェアのジャケットに着替えたのだが、寒さを感じることもなく程よい状態で登ることができた。
スノボウェアジャケット
スノボウェアは、防水性、透湿性の高い評価があり様々な製品で採用されているゴアテックス素材でフード付きのスノボウェアを着用した。
だいぶ前に購入したバートンのスノボウェア【ak】は脇の部分にジッパーが付いていて、体温が高くなって熱くなった場合にはジッパーを降ろして通気性をさらに高めることができる構造になっている。
少し暑いと感じたので自分は脇のジッパーを降ろして登っていた。

下記は変わらずに着用していた。
- 吸汗速乾長袖シャツ
- ジャケット
- スポーツタイツ
- イージーパンツ
- グローブ
- 帽子
8合目/深夜〜
山小屋に宿泊し、2時すぎに起きて山頂を目指して登山を再開しようとしたのだが、前の晩は寒さを感じたものの出発前にスノボウェアのズボンを履いたら結構な暑さを感じたのでスノボウェアのズボンは履かずにスノボウェアジャケットだけを着て登ることにした。
- スノボウェアジャケット
- 吸汗速乾長袖シャツ
- ジャケット
- スポーツタイツ
- イージーパンツ
- グローブ
- 帽子
8合目以降はさらに斜面の角度が急勾配になり、登るのがしんどく、少し登っては休憩を繰り返し状態で、更には暑さを感じたので途中からスノボウェアジャケットの下に着ていたジャケットは脱いだ。
以降は、頂上に到達後、更には富士山の火口を回るお鉢巡りもしたが、その間は下記のような格好で回っていたものの寒さや暑すぎるということもなく回れた。火口は強風だったが、フード付きというのもあって、火口を回っている間は常にフードをしていた。
- スノボウェアジャケット
- 吸汗速乾長袖シャツ
- スポーツタイツ
- イージーパンツ
- グローブ
- 帽子
下山時の格好
二日目で下山した時は天気に恵まれ、太陽が高く登ると日差しが強く、さすがにスノボウェアは暑く感じたのでスノボウェアジャケットは脱いで下記の格好で5合目まで降りた。
- 吸汗速乾長袖シャツ
- スポーツタイツ
- イージーパンツ
- 帽子
富士山登山でスノボードウェア着用まとめ
このように、富士山登山でスノボウェアは着用しても大丈夫そうなのかというと、富士山の天候・気温による部分はあると感じていて、上下でスノボウェアを着ると凄く暑くなるのは間違いないが、8合目以降は吸汗速乾長袖シャツとスノボウェアジャケットだけだったので、ありと言えばありだ。
また、スノーボード用のパンツは温かいが、さすがに暑くなりすぎるので履いて登るということはしなかったというのが結果だ。
もし持っていくなら防水性、透湿性の高いゴアテックス素材のジャケットのみで、なおかつ脇のジッパーを降ろせるような通気性を調整できる構造のジャケットがおすすめ。
スノボードウェアではなく登山向けの人はGORE-TEXなレインウェアを。




富士山登頂の写真
重たいミラーレスカメラを持っていったおかげで、それなりの富士山の登頂の写真が撮れたので、インスタに投稿してみた。