WebサイトのURLは、短い方がいい。
時折見かけるのだが、メールに添付された長ったらしいURLが途中で改行されたり切れたりして、そのURLにアクセスしても表示されなかったりすることがある。
それと時折見かける、こんな感じの日本語のURL。
https://hep.eiz.jp/%E3%82%BB%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%88
美しくないし、アクセスできない場合もある、だからURLは短い方がいい。
しかし、長くしてしまったものはしょうがない。
そこで活躍するのが、それらの長いURLを短いURLからリダイレクトしてくれるショートURL。
有名どこでは、Bitly。
これらにもう一つ追加したいのが、smartURL。
ショートURLではないsmartURL
smartURLの存在を知ったのは、Avril Lavigne – Hello KittyのPV。
上記のYouTubeページに貼ってあった、このURL。
http://smarturl.it/avril-lavigne
上記のURLを踏むと、日本のiTunesのAvril Lavigneのページにリダイレクトされる。
https://itunes.apple.com/jp/album/avril-lavigne/id709175260
世界のAvril Lavigneなのに、リダイレクト先が日本のiTunesだと?
不思議に思ったので調べてみたら、samrtURLは正確にはショートURLではなく、1つのURLで様々な国のURL別にリダイレクトしてくるという便利なサービスだというのが分かった。
本当に他の国のURLに飛ばしてくれるのか?と思い、GIGAZINEさんで紹介している国元のIPを偽装できる「OkayFreedom」を使って、アメリカに設定してみたら、バッチリiTunes USAに飛ばしてくれた。
無料で自分のIPアドレス・接続元を隠蔽できるVPNサービス「OkayFreedom」 – GIGAZINE
スマートだねー。
smartURLの主な特徴
- 1つのURLから様々な国のURLにリダイレクト
- 複数人でURLを管理できる
- ユーザー登録で後からも削除や追加編集ができる
- Amazon EC2による秒間2000URLを処理
- リアルタイム統計情報
- 様々な媒体からのアクセスをトラッキングするIQid
世界に向けてiTunesでの音楽配信やiPhoneアプリを配信するならお薦め
世界に向けて音楽を配信しているアーティストや、iPhoneアプリなどを世界配信しているデベロッパーや企業なら、これを利用することで簡単に1つのURLだけで、様々な国のiTunesにリダイレクトしてくれるようになる。
smartURLは、国別のリダイレクトだけではなく、特にAppleのiTunes StoreやApp Storeと連携しており自動で各国のURLを取得が容易で、また、iPhone・iPad・Android・Kindle Fire・BlackBerry・Windows Phoneなどのデバイスごとに個別にリダイレクトもしてくれる。
smartURLの使い方
smartURLは、Faecebook、Googleのアカウント、又はメールアドレスからアカウント作成でき、登録することによって作成した管理できるようになる。
使い方自体は、難しくない。
デフォルトのURL、リダイレクトさせたい国のURL、国の入力、そしてCustom Alias欄に分かりやすいULRを入れておく管理がしやすくなる。
ちなみに、画面上部の「MUSIC」のデフォルトのURLにiTunes StoreやApp StoreのURLを貼り付けると自動で各国のURLを取得してくれるので凄く楽だ。
上記画面の「Create smartURL」をクリックしたら、続いてはURL BuilderでIQidの作成だ。
IQidは、smartURLの後ろにID「http://smarturl.it/hephep?IQid=hep」のようにIDを付与することで、サイトやFacebook、Twitter、YouTubeなど、何処からアクセスがあったのかが分かるようにすることができるトラッキングIDだ。
上記のIQidは、こんな感じでアクセスログ解析画面に表示される。