自分の姉が結婚をしてアメリカに移住してからだいぶ経った後に、姉が久しぶりに日本に戻った時のお土産に貰ったのがスピードスティックというデオドラントだった。
アメリカで人気の商品だったのか、大量に貰った記憶がある。
目次
スピードスティックの歴史
スピードスティックの歴史を少し調べてみたが、元々は「Mennen(メンネン)」という企業の男性用デオドラント・制汗剤「Mennen Speed Stick(メンネンスピードスティック)」として売られていた。
「メンネンスピードスティック」は、男性用デオドラント・制汗剤の中で長年にわたり米国市場のリーダーであったが、ヘルスケアの多国籍企業「コルゲート・パーモリーブ(Colgate Palmolive)」に買収されたようで、今ではスピードスティックという商品名で売られている。
男性用のメンズスピードスティックとは別に女性用の「Lady Speed Stick(レディスピードスティック)」がある。
下記は緑の幅広スティックが特徴的なメンズ用のデオドラント。
なるほど、長年にわたり米国市場の男性用デオドラント・制汗剤の中でリーダー的なポジションの人気商品を姉が買ってきてくれたんだなと、理解した。
スピードスティックの口コミ
購入するかどうかの判断として、口コミが気になるのだが、箇条書きでさっと読めるようにまとめた。
スピードスティックメンズ用の口コミ
口コミの数はそんなにないので、バッドな点とグッドな点を含んでいる。(バッドな点は少ないが)
- トイレの芳香剤?みたいな臭いだったが、しばらくすると匂いも落ち着いて良い匂いに変化した
- 白い粉を圧縮したタイプではない
- 日本人も使うべき
- ワキガの方もそうでない方も
- 男性らしい香りはパヒューム(香水)要らず
- 毎日つけてもいい香りがするので一年中使用している
- 今でも一本も使いきっていない上、臭いも長持ち
- これを使うようになってから脇の臭いが気にならなくなった
- アジア人より体質的に臭いがきつい欧米人向けに作ってるので強力なのかも
- 20年以上利用している(海外)
- 我が家の男性陣はこれしか使っていない。40年以上の話(海外)
- 普通のデオドラントとは違う。正規品と比べると効き目がない(海外)
- 到着した製品は古いもの(海外)
レディスピードスティックの口コミ
まずは、ややマイナスポイントとしての印象を受ける口コミ。これを認識しておくことで、買った後の失敗を減らせる。
- 塗った後に、服のワキの部分に白い粉が着いてしまうのが残念
- 到着までにやや時間はかかる
- 国際便なので注文から到着まで2週間を要した
- コロンもヘアコンディショナーも軽く上書きする香りの強さ
- もはや香水に近い
- 白い跡がつかないと書いてあったが、黒いトップスを着た時に使用したら、白い跡がついた(海外)
- 洗い流しにくいので、強くこする必要がある(海外)
続いては好評価な口コミ。匂いはやや強いが嫌な匂いではない、甘い匂い、また効果が長続きする印象。
- コスパ最高!
- 汗のにおいが気になる人におすすめ
- 甘めの香りなので、苦手な方は注意
- 匂いが強くて最初はビックリしたが、この強烈な匂いで誤魔化す感じ、私は不愉快には感じない
- 長時間持つし満足
- 男性にはこの匂いは不向きかも
- 臭い良い
- かゆくならないし、シャワー後に肌にベタベタ残りすぎる感じもない
- 臭いが全く気にならなくなった
- 塗るのが楽!手が汚れないしサッと塗れる
- 塗ってからしばらくは甘い香りが強いので、出かける直前ではなく、前日の夜のお風呂上がりに使用している
- 毎日1回であれば、1本使い切るのに3ヶ月位いけるのではないだろうか
- 男としてはこの香りのする女性にウットリするかも(男性)
- 朝塗れば1日効果が続く
- お風呂上がりに使うだけで1日中気にならない
- スティックタイプなので乾かす手間もなく、お風呂上がり等に気軽に使える
- 洋服につかないので(黒い服はやや注意)、国産のスプレータイプよりも愛用
- せっけんの香り(若干甘い)でほとんどの人が好きな香りだと思う
スピードスティックデオドラントの特徴
ここからは自分が使用しているメンズ用のスピードスティックについての特徴を述べて行きたいと思う。
スピードスティックの匂い
MennenのWikipediaには、スピードスティックは「フゼアの香水」というのが特徴と記載されているが、「フゼア」とはなんだ??
さらに調べてみた。
フゼアノートは、香調の一種。フゼア調とも表記される。フゼアはフランス語でシダを表すフジェール(仏: Fougeres)の日本語読みであるがあくまでイメージであり、フゼア調の香水は必ずしもシダ植物を使っているわけではない。
ラベンダーのクリアな香りと、樫の樹に生え土の香りのするオークモス、桜餅の葉を思わせるクマリンを基調とした香りである。
香水としては、1882年にウビガン社から発売された「フジェール ロワイヤル」が始まりであるが、現在は販売されていない。男性的で幻想的な香りが特徴で、女性からの好感度も高い
スピードスティックの匂いは下記の通りで、文字を読む限りでは嫌味のある匂いではないというのが分かる。個人的には、匂いはややハッキリとした強さを持つ匂いであることが分かり、どこかスッキリとした清涼感も感じ取れて匂いを嗅ぎたくなる。繰り返しになるが嫌味のない匂いであると感じている。
- ラベンダーのクリアな香り
- 樫の樹に生え土の香りのするオークモス
- 桜餅の葉を思わせるクマリンを基調とした香り
ちなみに、これを塗って女性の友達と遊びに行くと、しばしば「いい匂いがする」と言われることもあり、なんか塗ってる?と聞かれる。逆にこれをよくつけているので、「eiz(ニックネーム)の匂い」という風に言われこともあって、ある意味自分の特徴的な匂いを刷り込んだ感もある。
長持ちするデオドラント
デオドラントの中にはつけても匂いが長持ちしないものもあるだろうが、このスピードスティックは割と長持ちする。
スティックのパッケージには、「24 HR PROTECTION」の文字が刻まれており、持続するというのも一つの特徴となっている。
また、以前は店舗で売っていたのを買っていたが、今では見かけなくなりAmazonで買えることを知ってからAmazonで買うようにしているが、基本的には並行輸入品となっているので到着までは少々時間がかかる。
そのため、自分は気に入っているので80gの6本セットを買っている。ほぼ毎日使っているが、この6本を使い倒すのに約1年半ほど掛かっている。4691円を1年半の18ヶ月で割ると月約260円の計算だ。
黄ばまないデオドラント
スピードスティックは脇の下に塗るタイプのデオドラントなのだが、デオドラントを使っていると白いTシャツを着た日には、黄ばみが発生することがあるが、スピードスティックは黄ばむ事はない。
デオドラントによってはデオドラントの成分と汗の成分が化学反応を起こして黄ばみが発生するようだが、自分が使用している範囲で黄ばみは発生していない。なので、夏場に白いTシャツを着ても安心できる。
また、塗りタイプのデオドラントには、白い粉が付着してしまうようなものもあるが、これは付かない。
スプレータイプよりも良い塗りタイプ
デオドラントと言えばスプレー缶で脇に吹きかけるタイプもあると思うが、スプレータイプはきちんと掛かっているのか分からないので繰り返しスプレーすることもあるが、塗りタイプだと確実に塗ったというのが分かるので、繰り返し確認することもない。
蓋を開けると、さらにもう1つ蓋がされている。
もう一個の蓋を開けた状態。緑色の固形物だというのが分かる。表面にやや白いのがへばりついているのが分かるが、気になるならティッシュなどで拭くといいだろう。
使うには、パッケージ下部のダイヤルを回す。
こんな風に固形物が突き出すので、後は脇に塗ればOK。
スピードスティックデオドラントまとめ
匂いは周りが分かるほどにやはりやや強いかもしれないが、匂いに敏感な女性が嫌がるというものではないのがスピードスティックの良さだろう。ワキガなど脇の匂いや体臭が気になる男性にはお薦めだ。