単なる映えな写真投稿SNSから今ではビジネスツールとしても使われるようになったインスタグラムだが、通常の個人アカウントとは別にプロアカウントというのが使えるが、プロアカウントとは何かについての解説とやり方、切り替える方法をまとめてみた。
記事執筆時点での最新のやり方となる。
インスタのプロアカウントとは?
インスタグラムのプロアカウントとは、現在の個人アカウントをプロアカウントに切り替えることでよりビジネスやクリエイター向けの機能が使えるようになり、企業や個人起業家などでの運用が便利になるアカウントのことを言う。
なお、プロアカウントは企業であるとかインフルエンサーであるとか、そういったものは一切関係なく一般人でも利用できるようになっている。
プロアカウントの料金は基本的に無料で利用できるが、後述で紹介する広告出稿に関しては費用がかかるのは言うまでもない。
インスタのプロアカウントにしたらどうなる?
インスタプロアカウントのメリット
インスタのプロアカウントにしたらどうなるかというのをメリットとしてまとめてみた。
分析のインサイト機能が利用できるようになる
プロアカウントにすることの大きな魅力の一つに投稿に対する分析情報が見れるインサイトの機能がある。例えば、直近一ヶ月の情報として下記例のような情報が見れる
- リーチしたアカウント数
- アクションを実行したアカウント
- 合計フォロワー数
- シェアしたコンテンツ数
- リーチした年齢層
- リーチした性別
- プロフィールへのアクセス数
予約投稿ができる
プロアカウントに切り替えた場合の便利な機能の一つが予約機能だ。投稿忘れを防いだり、時間のある時に設定することで効率よく運用することができるよういになる。
ビジネス向けの連絡先を掲載できる
プロフィールにビジネス向けの連絡先としてメールアドレス、電話番号、住所を掲載でき、リアル店舗がある場合にはユーザーに確認してもらいやすくなる。
アカウントのカテゴリを設定できる
プロアカウントに切り替えると、「ビジネス」と「クリエイター」の2種類のアカウントの中から選ぶ必要があり、さらに下記例のようなアカウントのカテゴリを設定することができるようになる。
- 商品・サービス
- アーティスト
- ブロガー
- 起業家
- 健康・美容
- レストラン
- ゲーマー
- 写真家・フォトグラファー
関連 インスタグラムのクリエイターとビジネスの違い。どっちがいい?
ショップ機能が使える
下記のようなショッピング機能をインスタグラム上で使うことができるようになり、専用のショッピングサイトを持たなくてもインスタグラム上で商品を販売できるようになる。
- プロフィールにショップを追加
- 投稿に商品をタグ付けできる
- ショップについてのインサイト情報を確認できる
DMをフォルダ分類できる
DM(ダイレクトメッセージ)のフォルダが下記のように分類できるようになり、よくやり取りするようなメッセージを管理しやすくなる。
- 個人アカウント
- メッセージ、リクエスト
- プロアカウント
- メイン、一般、リクエスト
広告を出稿できる
通常の投稿だけでは、フォロワーを獲得することが難しい場合もある。そんな時には投稿やストーリーを広告出向してリーチ数を高めて獲得するのも一つの手だろう。
DMに返信テンプレートを利用できる
よくある質問に対して予め返信テンプレートを作成することで、素早く回答を呼び出せる機能だ。
DMによくある質問を表示
DMをしてきたユーザーに対してよくある質問を4つまで表示することができ、ユーザーはそれをタップするだけで簡単に質問をすることができるようになるので、ユーザーフレンドリーな印象を持ってもらえる。
インスタのプロアカウントのデメリット
一番のデメリットは、プロアカウントは非公開アカウントの状態では利用できないということだ。
プロアカウントを一番利用したい利用した機能としては自分の投稿に対しての分析情報が見れるインサイト機能があるのだが、非公開アカウントでは確認できないので公開にしてプロアカウントに切り替える必要がある。
鍵垢、非公開アカウントの人は公開アカウントにしておこう。やり方は下記記事を参照してもらえれば。
インスタのプロアカウントの切り替え方法
プロアカウントに切り替える手順を見てみよう。iPhoneの画面で解説しているが、Androidのスマホアプリもほぼ同じ流れ。
①プロフィールアイコンをタップしてプロフィール画面に移動し、左上の②プロフィールを編集をタップ。
プロアカウントに切り替えるを選択。このメニューが表示されていない場合はインスタグラムアプリのアップデートを。
プロアカウント切り替えの案内が表示されるので次へをタップ。
ここでも次へをタップ。
リーチの案内が表示されるので、次へをタップ。
連絡オプションの案内が表示されるので、次へをタップ。
次のカテゴリ選択画面では、自分のアカウントが関連する①カテゴリにチェックを入れ、②プロフィールに表示をオンにし、最後に③完了をタップ。
上記で選択したカテゴリによって「クリエイター」、または「ビジネス」が選択される。特に問題がなければそのまま次へをタップ。なお、ここの「クリエイター」と「ビジネス」は後で設定から切り替えが可能だ。
案内が表示されるので、OKをタップ。
プロモーションメールが不要な場合は、オフにして次へをタップ。
Facebookとのログイン情報を共有したい場合は次へタップだが、ここは後でも設定できるので後回し。
プロアカウントを設定する
ここのプロアカウント設定は後からでも設定が可能だが、終わらないとプロフィール画面に表示されるのでさくっと上から順番に見ていきたい。
なお、6つの設定項目があるが、既にプロフィールを完了している場合には「完了」の項目に表示される。
①ファンを増やそう
「ファンを増やそう」を選択すると、様々な手段でファンを増やす方法が提示されているが、手軽にできる知っているアカウントをフォローを選択。
提示されているアカウントを①フォローして②完了。後でフォローを外してもOK。
前の画面に戻ったら完了をタップして次の設定へ。
②自己紹介しよう
自己紹介しようでは投稿をする必要があるが、特に投稿する内容がない場合は後回しでもOK。ただし、自己紹介しようの項目については2回登録する必要があるので注意が必要だ。
投稿を作成をタップして次へ。
写真を選択すると下記の投稿画面になるので通常の投稿と同じように内容を設定してシェアをタップ。
③ツールとインサイトをチェック
インサイトとは、英語のinsghtのことで、ここではアカウントへのアクセス情報を閲覧でき、情報分析ができるようになっている。
ざっくりと①インサイトを見て、終わったら②完了をタップすれば完了する。
④目標をお聞かせください
目標設定では、表示を増やしたい項目のアンケートがあるので、2つ選択して次へ。選択によって何かが変わる感じはしないので、特に気にしなくてもいいだろう。
同様につながりたい方法を選択して完了。
プロフェッショナルダッシュボード
設定が完了すると、プロフィール画面に「プロフェッショナルダッシュボード」というメニューが表示されるようになり、投稿などのアクセス情報を閲覧できる。
関連記事
プロアカウント関連