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富士登山前にやったトレーニング
筆者は、週一だがほぼジムに通っている。ジムでやっていることは主に下記のトレーニングだが、週一で運動していても、やはり富士登山は非常に疲れるというのが正直な感想だ。
- 30分のランニング
- 30分のランニングはインターバルトレーニングを導入
- 2時間ほどのウェイトトレーニング
- ウェイトトは、腕、腹筋、背筋、足とまんべんなくトレーニング
富士登山する前に友達と練習を兼ねて高尾山にも登ったが、やはりその比は比べられないし、トレーニングしないで登るのはやはりそれ以上にしんどいのは目に見えるかと。
インターバルトレーニングのすすめ
トレーニングはしないよりは、確実にやった方がいいのは言うまでもないが、個人的にはやはりランニングで体力をつけておきたい。
特に筆者は週一で効率よく体力をつけるために、ランニングでインターバルトレーニングを導入している。
インターバルトレーニングは、1分は通常のランニング、1分は負荷をかけたランニングをするというものだ。負荷は、無理のない範囲でランニングマシーンの斜度を入れたり、スピードを速めたりするものだ。
インターバルトレーニングは、通常のランニングよりも短時間および少ない回数でも持久力を上げてくれる運動方法なので可能ならやっておくことをおすすめ。
鼻呼吸を意識した練習で高山病対策にも
ランニングは知らずに口で呼吸をしていたのだが、これだと喉が乾いて苦しくなる。
ふと、ある時に鼻による呼吸でランニングすることを知ってそれを実行したら疲労度合いが劇的に改善された。
鼻呼吸のポイントは鼻で息を吸うということだが、下記例のように実際に試してみて自分に合ったやり方でやるといいだろう。
- 鼻で2回吸って口で1回吐く(筆者はこれ)
- 鼻で2回吸って口で2回吐く
- 鼻で1回吸って口で1回吐く
それ以来、あらゆる運動で鼻呼吸を意識して運動をしているのだが、実は富士登山でもこれを無意識のうちに実践していた。
後日、登山好きの友人に言われたのだが、登山は呼吸が大事だと。
というのも、呼吸を意識することで高山病の対策にもなるからだ。
疲労軽減、喉の乾きを抑え、高山病対策という意味ではこの鼻呼吸は練習で意識できるようにしておきたい。
富士山登山で初心者がやっておきたい対策
スポーツタイツの着用
初心者におすすめなのは、スポーツタイツの着用だ。筆者は、スノーボードやサバゲー、バスケ、フットサルなどをやることもあるが、その時には必ずスポーツタイツを履いている。
富士山の登山でもこれは着用した。
これのおかげで足の筋肉への負担を軽減し、次の日にやってくるであろう筋肉痛を回避することができる。スポーツタイツは、できるなら足元まであるものをおすすめ。
人間工学ザックで荷物運びの負担を減らす
富士山の登山に合わせてザックを購入したのだが、このNORDKAMM(ノードカム)のザックは人間工学に基づいて作られており、そのおかげで筆者が持っている他の一般的なリュックサックとは比べ物にならないくらいに負担が軽減された。
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水はできれば現地で購入
水はわりと必要かなと思って550mlのペットボトル水を5本持っていったが、荷物がかなり重くなった。
ここはケチらずに荷物の重さを減らすという意味でペットボトルは550ml x 2本ぐらいにとどめておき、あとは現地の山小屋などで購入した方が重さを減らせる。
スローペースで休憩を挟む
富士山は高度が上がれば上がるほど、登るのがきつくなる。
少し歩くだけでもすぐに息を切らしてしまうので、高度が高い場所ではスローペースで歩きつつ休みをこまめにいれるのが大事かと。
必要に応じて水分補給を。
ハンガーノック対策にカロリーメイト
今回の富士山登山でかなりお世話になったのはカロリーメイト。
山を登っているとかなりのカロリーを消費し、途中でお腹が空くことがある。そんな時にかなり重宝したのがカロリーメイトだ。
軽いのにそれなりにカロリーを手軽に摂取でき、空腹をそれなり満たしてくれるので是非とも持っていきたい。
長時間にわたる登山でエネルギー不足に陥って頭がボーッとしたり、吐き気が起こったりする極度の低血糖状態のハンガーノック対策といういい味でもやはり持っていきたい。
自分は一泊2日で下記の内容で持参したが、ほどよい感じだった。ちなみに、1本100kcalとなっている。
- 参考
- 2個入りのパッケージ x 5のチョコ味
登山用ストックはあった方が良い
登山用ストックのトレッキングポールは、初心者はぜひとも持っていきたい。
筆者は不要かなと思って持っていいかなかったが、登りは特に問題がなかったものの帰り道の下りは砂利道で非常に歩きづらく、この時に初めて登山用ストックが欲しいと感じた。