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メキシコシティ観光で訪れたスポット。治安はどう?

2023年の10月下旬頃にメキシコシティに観光で訪れたことがあったが、自分が訪れた観光コースのモデルコースをまとめてみた。

メキシコシティの印象

特にメキシコシティの情報を収集せずに一緒に同行した親族にほとんど任せて初めてメキシコに訪れたのだが、自分の中のメキシコのイメージは、メキシコの民族衣装、そして特徴的なつばの大きい帽子「ソンブレロ 」、そしてサボテン。

これは海外の人が日本人をイメージする時に、「日本人は着物を着て生活しているイメージ」っていうのをたまに聞くことがあるが、それと似たような固定観念、ステレオタイプ的な思考に近いかもしれない。

しかし、今回訪れたメキシコシティのイメージは全然違って現代的なヨーロッパそのものだった。メキシコに来たのにヨーロッパ!というのが率直な感想で、その雰囲気に魅了されてしまった。

というのも、先ほど述べたようにメキシコシティはスペイン占領下にあったために都市計画で素敵なヨーロッパのような街並みになったと考えられるからだ。

実際にはこんなヨーロッパみたいな風景が観られる。10月下旬頃に訪れたのだが、気候は寒くもなく暑くもなく過ごしやすかった。

メキシコのイメージ

メキシコシティで見かけるCDMXとは?

メキシコシティに訪れた際によく見かける文字「CDMX」、最初は電話会社の表記なのかと思ったが、全然違ってメキシコシティの略称だった。スペイン語のCiudad de México(メキシコシティ)の略称となっている。

メキシコシティの治安と滞在先

一緒に同行した親族は、アメリカのテキサス在住だがメキシコシティには10回は旅行したことがあり、時には一ヶ月以上滞在することもあったと語っていた。

そんな親族と一緒に泊まったのはローマ・ノルテ(Roma Norte)と呼ばれる地域のAirbnbのアパートの一室だ。

ローマ・ノルテは、文化や歴史的建造物、活気のある食文化で知られている場所だ。この地区は、20世紀初頭に裕福な家族が居住するために開発され、アールデコやアールヌーボーなどの建築様式が特徴的。

周辺はレストランやバーなどの酒場も多く見られ、観光地も近くに色々とあり、散歩中にも時折警察官がパトロールをしているような姿も見受けられた。


滞在したローマ・ノルテ周辺がそのような背景と実際に自分が滞在して感じた肌感覚では比較的安全な地域ではないかと感じた。

ローマ・ノルテ以外では、コンデサ、ポランコあたりが比較的安全、宿泊がおすすめらしい。参照

メキシコシティの治安については地域によって大きく異なると話を聞いているので未踏の土地への一人や夜間の外出は避け、貴重品の管理、公共機関やUberタクシーを利用したい。

メキシコシティで巡ったコース

チャプルテペク城

チャプルテペク城
公式HPhttps://mnh.inah.gob.mx/
アクセスChapultepec Castle

メキシコシティのチャプルテペク城

チャプルテペク城(Chapultepec Castle)は、チャプルテペク公園の中に位置している建物で、皇帝や歴代大統領の邸宅であった。テキサス州ガルベストンの名前の由来となった人物の家として建てられたようだ。

城は 1941年から1944年にかけて修復、改造され、1944年に約30の展示室とともに一般公開された。参照

白の中は様々な骨董品などの展示物を見学でき、下記写真のようなモノクロの床が特徴的な建物の中を観覧することができるようになっている。

メキシコシティのチャプルテペク城の内部

チケットを購入して入る必要があるが、訪れた当時はチケット販売が一人しかやっていなくて、観光客数に対して全然人手が足りない城田だったので、場合によっては並ぶのに少々時間がかかる場合があるかも。

Sanborns Madero(タイルの家)

Sanborns(タイルの家)
アクセスSanborns Madero(タイルの家)

Sanborns Maderoは、1919年からSanbornsのレストランと店舗が入居していて、ショッピングと食事が楽しめる。青と白のタイル張りの外観が特徴的で、18世紀に建てられたバロック様式の宮殿。タイルの家と呼ばれている。

メキシコシティのSanborns(タイルの家)

Sanbornsは、形態的には小さなデパートに近い感じだが、内装がオシャレなレストランを構えているので、見物することをおすすめする。

メキシコシティ郵便局(Palacio Postal)

メキシコシティ郵便局
アクセスPalacio Postal

これは写真を観てもらうのが一番だが、メキシコシティ郵便局(Palacio Postal)には絶対に行くべき場所だ。

The Palacio de Correos de México (Postal Palace of Mexico City)、「メキシコシティの郵便宮殿」と言われるぐらいに豪華絢爛な造りは、その設計と建設は当時最も近代的であり、主に新プラテレスコ様式を中心としていて、イタリア人建築家アダモ・ボアリとメキシコの軍事技師ゴンザロ・ガリタによって設計された。1907年に完成。

メキシコシティ郵便局(Palacio Postal)

以前にベトナム観光で訪れたサイゴン中央郵便局もを思い出すが、メキシコシティの「メキシコシティの郵便宮殿」の方が造りが豪華と状態が良い印象がある。

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訪問時は無料で入場して閲覧することができた。

グラン ホテル シウダッド デ メヒコ

グラン ホテル シウダッド デ メヒコ
公式HPhttps://granhoteldelaciudaddemexico.com.mx/en/
アクセスGran Hotel Ciudad de México

グラン ホテル シウダッド デ メヒコ(Gran Hotel Ciudad de México)は、メキシコシティの歴史的なソカロ広場に位置する、豪華で歴史的なホテルだ。

このホテルは、1899年に豪華な百貨店として開業し、その後、1968年にホテルとして再開された。2005年には大規模な改装が行われている。

グラン ホテルはアールヌーボースタイルで設計されており、特に有名なのはフランスの職人ジャック・グルーバーによってデザインされた巨大なステンドグラスのティファニー天井。古いエレベーターも残されており、グラン ホテル自体は映画007にも登場している。

メキシコシティのグラン ホテル シウダッド デ メヒコ

屋上にはテラスで食事ができるレストランもある。

基本的にはホテルだが、1階の広間に入って見学することができる。ここの建物も見物するには素敵な場所なのでおすすめ。

メキシコシティ・メトロポリタン大聖堂

メキシコシティ・メトロポリタン大聖堂
公式HPhttps://catedralmetropolitana.mx/
アクセスCatedral Metropolitana de la Ciudad de México

メキシコシティ・メトロポリタン大聖堂(Catedral Metropolitana de la Ciudad de México)は、ソカロ広場に位置し、ラテンアメリカで最大かつ最古の大聖堂と言われている。

大聖堂は1573年に建設が始まり、その後約250年間にわたって建設が続けられた。そのため、様々な建築様式が見られ、バロック、ネオクラシック、アールヌーボーなどが融合している。

このメキシコシティ・メトロポリタン大聖堂で観ておきたいのは、黒いキリスト像だ。

珍しい黒いキリスト像だが、これにはいくつかの諸説があり、ある神父が毎日ミサの前にキリスト像の足にキスをしていたところ、敵対者が足に毒を塗って神父を殺害しようとしたが、キリスト像が毒を吸収し神父は無事だったという話などがある。

メキシコシティ・メトロポリタン大聖堂の黒いキリスト像

ヴァスコンセロス図書館

ヴァスコンセロス図書館
アクセスBiblioteca Vasconcelos

ヴァスコンセロス図書館(Biblioteca Vasconcelos)は、ピクサーのアニメ映画「モンスターズ・インク」の舞台にもなった場所で、2006年に開館した巨大な図書館だ。

ガイドツアーで訪れたのだが、何か、物語が始まりそうな雰囲気のある図書館で、図書館の中央には巨大なクジラの彫刻が設置されている。それなりに見応えのある場所となっている。

メキシコシティのヴァスコンセロス図書館

国立人類学博物館

国立人類学博物館
公式HPhttps://www.map.cdmx.gob.mx/
アクセスMuseo Nacional de Antropología

観光客で賑わうメキシコの大規模な古代メキシコの美術コレクションを有している博物館。

メキシコの先住民文化とその歴史に焦点を当てており、トルテカ人、サポテカ人、マヤ人、アステカ人など、メキシコの先住民族の歴史や文化に関する貴重な遺物や芸術作品が展示されている。

それなりに広いので見応えは十分にある場所となっている。

下記の写真は国立人類学博物館の建物だが、美術の教科書とかに載っていそう。

メキシコシティの国立人類学博物館

Parroquia Josefina de la Sagrada Familia

Parroquia Josefina de la Sagrada Familia
アクセスParroquia Josefina de la Sagrada Familia

ローカルの人が通うような教会だ。美しい壁画やステンドグラスで知られ、ビザンチン様式で建設されている。

ガイドツアーで訪れた教会なので、やや観光で個人で行く感じはしないかもしれない。

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ミラルト

ミラルト(Miralto)
アクセスMiralto

ミラルト(Miralto)は、高層ビルラテンアメリカタワー(Torre Latinoamericana)の41階にあるスカイビューのレストランとなっている。昼間はカフェもやっていて休憩しにカフェを利用した。

メキシコのミラルト(Miralto)

展望台を見るために階下では列に並ぶ必要があり、そこそこの人たちが並んでいたが、ミラルトのカフェだけを利用したいと伝えれば、カフェが空いてれば並ばずにメキシコシティのスカイビューを楽しみながらカフェができる場所となっている。

民芸品博物館

民芸品博物館
アクセスMuseo de Arte Popular

民芸品博物館(Museo de Arte Popular)は、メキシコの民芸品とフォークアートを紹介する博物館となっている。陶器、テキスタイル、ガラス、ピニャータ、アレブリヘ(幻想的な彫刻された木製の生き物)、家具などが展示されている。

建物は白が基調となっていて、建物中央は吹き抜けになっている。訪問した際はちょうどハロウィンのあたりだったからこんな飾りが。

メキシコシティの民芸品博物館の建物

個人的には様々な展示品のアート感や色彩は気に入っている。

メキシコシティの民芸品博物館の展示品

アートに興味ある人はぜひ。

メキシコのアートと色彩

ベジャス・アルテス宮殿

ベジャス・アルテス宮殿
公式HPhttps://palacio.inba.gob.mx/
アクセスPalacio de Bellas Artes

メキシコシティのベジャス・アルテス宮殿(Palacio de Bellas Artes)は、メキシコの主要な文化センターの一つで、演劇、音楽、ダンス、オペラ、美術展示など、多岐にわたる文化イベントが開催される場所だ。

たまたま訪問した際には、夜に伝統的な芸能ショーを見ることができ、民族音楽やダンスを下記のようなオペラ座のような場所で観覧することができた。

メキシコシティのベジャス・アルテス宮殿の会場

観光地となっていてベジャス・アルテス宮殿の周りには観光客で賑わっていた。

CALETA

CALETAはギャラリー、あるいはアトリエ?となっているようだが、以前は普通に人が住んでいたような痕跡がある建物だ。ここはガイドツアーで訪れたのだが、すごく風情がある場所だった。

ネットで情報を検索しようとしてもほとんど見当たらないが、インスタグラムのアカウントCALETA(@caleta_cdmx) があったので、気になる人はチェックを。

CALETAの屋上。写真ではあまり雰囲気が伝わらないかもしれないが、周りの風景が景観心を刺激してくれ、映え感がいい感じだった。

メキシコシティのカレタ(CALETA)

中庭らしき場所に像があったが、なかなかにアンダーグラウンドな英語や日本語が刻まれている。

メキシコシティのCALETAの像

グルメ

Cevichi Bichi

Cevichi Bichi 🍅
公式HPhttps://www.instagram.com/cevichibichi/
アクセスCevichi Bichi

メキシコシティで色々と食べたりしたが、このセビーチェ料理のお店Cevichi Bichiが一番美味しかった。フレッシュなシーフードがベースで、酸味とスパイシーなチリソースが絶妙に絡み合って脳を刺激してくれるような美味しさだ。

一緒に同行した親族と今回の旅で1、2位を争う美味しさだとお互いに納得した。Googleの口コミで評判が高いが基本的にはセビーチェ料理となっていて、一番のおすすめグルメだ。

メキシコシティのグルメCevichi Bichi

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