2023年11月に人生で初めてニューヨークに観光で行く機会があったが、訪れたスポットをまとめてみた。
関連 アメリカでのeSIMの使い方。iPhoneでの設定方法
ニューヨークの観光スポット
MoMA美術館
MoMA美術館 | |
---|---|
公式HP | 🌐 https://www.moma.org/ |
アクセス | 📍 MoMA美術館 |
自分はデザイン、アート、写真、建築、絵画などに興味があり、博物館や美術館、イベントなどに行くことがあるのだが、ニューヨークに行ったならやはりニューヨーク近代美術館(The Museum of Modern Art)、通称MoMA美術館は行っておきたい。
20世紀以降の現代美術の発展と普及に多大な貢献をしてきたと言われるMoMA美術館は地上6階、地下1階と一つのビルが丸ごと美術館となっており、様々な展示作品を筆者は3時間ほどを掛けて見て回った。
アンディ・ウォーホール
MoMA美術館の代名詞と言ったらやはりアメリカのポップアートの旗手アンディ・ウォーホールと言っても過言ではないぐらいには有名ではないだろうか。
また、ゴッホの「星月夜」の前には人だかりができるぐらいに混雑しているので、これも見ておきたい。
今回は行かなかったがメトロポリタン美術館も有名な観光スポットだろう。
メトロポリタン美術館 | |
---|---|
公式 | 🌐 メトロポリタン美術館 |
アクセス | 📍 メトロポリタン美術館 |
セントラル・パーク
セントラル・パーク | |
---|---|
公式HP | 🌐 https://www.centralparknyc.org/ |
アクセス | 📍 セントラル・パーク |
おすすめ写真スポット | 📷 Wood Chip Vantage Point |
映画のロケ地としてもよく出てくるニューヨークのセントラルパークは、ニューヨーク市内で5番目に広い公園となっている。自然にできた公園ではなく富裕層のために作られたらしい。
だだ広い公園なので特に何かがあるというわけでもなく、憩いの場、ハリウッド映画で使われる場所として記念に行く感じではないだろうか。
個人的には、新宿御苑を彷彿させる。
筆者はたまたまセントラル・パーク内のWood Chip Vantage Pointに立ち寄ったが、ここで偶然にもSNSでたまに見かけるようなプロポーズの場面に遭遇した。
たしかに、橋が見えたり、ボートを漕いでいる風景を見ることができるのでロマンチックな部分はあるので、写真を撮るならここがおすすめかもしれない。
SUMMIT One Vanderbilt
SUMMIT One Vanderbilt | |
---|---|
公式HP | 🌐 SUMMIT One Vanderbilt |
アクセス | 📍 SUMMIT One Vanderbilt |
ニューヨークでの展望台と言えば、エンパイアステートビル(Empire State Building)やトップ オブ ザ ロック(Top of the Rock)が有名だろうが、今回自分が訪れた超高層ビルはSUMMIT One Vanderbilt(サミット・ワン・ヴァンダービルト)。
SUMMIT One Vanderbiltは、2020年9月14日にニューヨーク市にオープンした超高層ビルで、記事執筆時点ではニューヨークで4番目に高いビルとなっていて、SNSなどで時折見かける鏡張りの映えな人気スポットでそれなりにNYを一望できる展望台となっている。
展望できるフロアーはガラスになっていて靴を脱ぐ必要がある。
人気があるため混雑していて、映えな写真を撮ろうと思っても人が大勢いて映えない。撮るなら窓辺に座り込んで外の景色を撮るのがいいだろう。
5th Avenue(5番街)
5th Avenue(5番街) | |
---|---|
アクセス | 📍 5th Avenue(5番街) |
高級マンションや歴史的な大邸宅、建物が立ち並ぶニューヨークの5th Avenue(5番街)は、世界最高級の商店街の一つと言われている。
アクセスのリンク先はApple Store 5th Avenue店の前にポイントを指定しているが、そこから南に下るとトランプ・タワーやセント・パトリック大聖堂、ロックフェラー・センターなどに歩いて行ける。
雰囲気的には銀座を彷彿させるが、5th Avenue(5番街)は、歴史的な建物が立ち並び、それが銀座との大きな違いがあって、写真を撮るには雰囲気の良い場所だと感じさせてくれる。
セント・パトリック大聖堂
セント・パトリック大聖堂 | |
---|---|
公式HP | 🌐 St. Patrick’s Cathedral |
アクセス | 📍 セント・パトリック大聖堂 |
ゴシック・リヴァイヴァル建築のカトリック教会「セント・パトリック大聖堂」。1858年から建設が始まり、南北戦争で一時中断したが、1878年に完成してそれなりに歴史がある大聖堂。
ゴシック・リヴァイヴァル建築による大聖堂は、なかなかに豪華絢爛な雰囲気があり、観光という意味ではさっと見れて、厳かな雰囲気が味わえ、個人的にはちょっとした穴場かなと感じる。
ちなみに、下記写真はセント・パトリック大聖堂の真向かいにあるロックフェラーセンターから通りを挟んだ真向かいのビルを反射を利用して撮影した写真だ。
自由の女神(フェリー観覧)
Staten Island Ferry | |
---|---|
公式HP | 🌐 https://siferry.com/ |
アクセス | 📍 Staten Island Ferry |
ニューヨークの象徴の一つ、自由の女神。
筆者は自由の女神が建てられているリバティ島には上陸しておらず、自由の女神を遊覧船フェリーで観覧した形で回った。遠くから見ることになるので、カメラの場合は望遠レンズじゃないと遠くに感じる。
タイムズスクエア
タイムズスクエア | |
---|---|
アクセス | 📍 タイムズスクエア |
ミッドタウンにある繁華街・交差点のタイムズスクエア。
観光客で賑わっているが、これと言って何かあるわけじゃないけど、記念に訪れる、記念に撮影をする、買い物をするという感じの賑やかなエリアかなと。
ちなみに、タイムズスクエアにはブロードウェイミュージカルのシカゴの看板があって目を引き、そういったエンタメに興味のある人は少しワクワクするかもしれない。
ウォール街の恐れを知らぬ少女
The Fearless Girl | |
---|---|
アクセス | 📍 The Fearless Girl |
ニューヨーク証券取引所、連邦準備銀行、アメリカの証券会社、大手銀行などが集中している金融街のウォール街。
映画にしばしば出てくるウォール街だが、興味のない人にとっては少し面白みに欠けるかもしれないが、ニューヨーク証券取引所前に設置されたこの「恐れを知らぬ少女(The Fearless Girl)」が特に印象に残った。
ここを訪れるまではその存在を知らなかったが、「恐れを知らぬ少女」は、企業経営陣の女性比率向上などのメッセージ性を含んで建てられたとして、2017年に1週間だけの予定で設置されたが反響が大きく訪問時の2023年11月時も存在している。
ニューヨーク公共図書館本館
ニューヨーク公共図書館本館 | |
---|---|
公式HP | 🌐 New York Public Library |
アクセス | 📍 ニューヨーク公共図書館本館 |
ニューヨーク公共図書館本館は、入場制限場所があるものの無料で入館でき、建物の雰囲気がいい感じだったりするので、暇つぶしや写真を撮りたいという人にはお手軽な場所としておすすめしたい。
後述のブライアント公園にもすぐに行けるので、ブライアントパーク行くついでに立ち寄るのもいいだろう。
ブライアントパーク
ブライアントパーク | |
---|---|
公式HP | 🌐 Bryant Park |
アクセス | 📍 ブライアントパーク |
露店が立ち並ぶブライアント公園。上述のニューヨーク公共図書館本館に隣接している。
お土産用のショッピングや飲食をしたり休憩に利用でき、ちょっとしたメリーゴーランドもあった。
訪れた11月はアイススケートリンクもあり、アイススケートを楽しむ人もたくさんいた。アイススケートリンクは、ハリウッド映画で観たような光景を楽しむことができる。
グランド・セントラル・ターミナル
グランド・セントラル・ターミナル | |
---|---|
公式HP | 🌐 Grand Central Terminal |
アクセス | 📍 グランド・セントラル・ターミナル |
グランド・セントラル・ターミナルは、ターミナル駅であるが、オパールガラスの時計がある案内所は待ち合わせ場所としても人気があるようだ。
東側にはグランド・セントラル・マーケットという食料品市場があり、駅広場の奥にはApple Storeもある。
ワールドトレードセンター・オキュラス
オキュラス | |
---|---|
公式HP | 🌐 WORLD TRADE CENTER OCULUS |
アクセス | 📍 オキュラス |
建築が好きな人ならおすすめしたいのは、このオキュラス。
オキュラスは、ショッピングができるショッピングモールとなっており、さらにはニューヨークの地下鉄と直結するハブ駅となっている。
そして、何と言ってもその曲線美が大変に美しく、建築が好きな人は一度は観ておきたい場所だ。内観もさることながら、外観も見ごたえがある。
ちなみに、室内の広場にピアノが置かれていて、訪問時も客が引いていた。SNSでよく見かけるような光景だった。
ハイライン
ハイライン | |
---|---|
公式HP | 🌐 The High Line |
アクセス | 📍 ハイライン |
全長2.3kmのニューヨーク市にある線形公園で、廃線跡に県左折された遊歩道で緑などが道の脇に植えられ、立ち並ぶビル群が良い雰囲気を醸し出してくれる。
のんびりと散歩したい場合にはおすすめの場所だが、訪れた時はそこそこに人が歩いていてやや混んでいた。散歩ついでに後述のベッセルのランドマークも観るといいだろう。
ベッセル
ベッセル | |
---|---|
公式HP | 🌐 VESSEL |
アクセス | 📍 ベッセル |
2019年3月にハドソンリバー沿いのハドソンヤードにオープンした特徴的なデザインのベッセルのランドマーク。
上述のハイライン通るついでに観ておきたい。
階段で上に登れるみたいだが、2021年に自殺者が出て訪問時の2023年11月当時は登れなくなっているので、下から観るような形でしか楽しめない。
チェルシー・ミューズ・ゲストハウス通り
チェルシー・ミューズ・ゲストハウス通り | |
---|---|
アクセス | 📍 チェルシー・ミューズ・ゲストハウス通り |
チェルシー・ミューズ・ゲストハウスというホテルの前の通りだが、このチェルシー・ミューズ・ゲストハウスは赤レンガで作られたホテルのようで、何かの映画で観たような雰囲気がある。
ただ、それだけだが後述のチェルシー・マーケットに行くついでに見たり、写真を撮るのもいいのではないかと。
チェルシー・マーケット
ベッセル | |
---|---|
公式HP | 🌐 Chelsea Market |
アクセス | 📍 チェルシー・マーケット |
横浜赤レンガ倉庫のようなショッピングや飲食が楽しめるマーケット。
わりと混んでいるが、ショッピングしたい人は立ち寄ってみるといいだろう。
マルベリー・ストリート
ベッセル | |
---|---|
アクセス | 📍 マルベリー・ストリート |
ニューヨーク市マンハッタン区にある通りマルベリー・ストリートは、イタリア系アメリカ人の文化との結びつきが強い地域らしい。
リトル・イタリーと呼ばれているようでイタリアンレストランやカフェ、ピザなどが楽しめ、雰囲気もいい感じで散歩や散策にも良い。
ニューヨークで食べたグルメ
ニューヨークで訪れたグルメでちょいとおすすめなのも軽くピックアップ。
Rice To Riches
Rice To Riches | |
---|---|
公式HP | 🌐 Rice To Riches |
アクセス | 📍 Rice To Riches |
ライスプディングのデザートショップで、チョコレート、クリームチーズ、ストロベリーなど楽しめる。
筆者はバナナ&ココナッツを頼んだが、なかなかに美味しくアジアで食べるような甘みのあるデザート感がある。
マルベリー・ストリートに行くついでに立ち寄るといいだろう。
Pisillo Italian Panini
Pisillo Italian Panini | |
---|---|
公式HP | 🌐 Pisillo Italian Panini |
Pisillo Italian Panini | |
アクセス | 📍 Pisillo Italian Panini |
イタリアンサンドイッチのお店。店内はすごく狭い。
フランスパン半分のサイズのを食べたけど、どでかい。美味しかったので、ここはぜひとも行ってもらいたい。
Rico Bagel
Rico Bagel | |
---|---|
公式HP | 🌐 Rico Bagel |
アクセス | 📍 Rico Bagel |
ベーグルと様々なチーズを組み合わせて食べられるベーグル専門店。
午前中11時頃に行ったが少し混雑していたものの、ここもおすすめ。
L’Industrie Pizzeria
L’Industrie Pizzeria | |
---|---|
公式HP | 🌐 L’Industrie Pizzeria |
アクセス | 📍 L’Industrie Pizzeria |
クリスピー感のある評判のピザ店。
そこそこに混んでいて、店内はあまり座る席がないが、美味しいのでおすすめ。
Billy’s Hot Dog Cart
Billy’s Hot Dog Cart | |
---|---|
Billy’s Hot Dog Cart | |
アクセス | 📍 Billy’s Hot Dog Cart |
セントラル・パークの横にあるホットドッグスタンド。
もちろん、ホットドッグは美味しいし、辛いのが好きならスパイシーなものをおすすめ。
恐らくここに訪れる人はホットドッグスタンドを営んでいるおじいさん(ビリーさん?)の人柄に皆惹かれるのだろう。おじいさんの人柄はGoogleの口コミを見てもらうと分かる。
ニューヨークはつまらないのか?
初めてのニューヨークだったが、人によってはニューヨークはつまらないのか?という疑問に筆者の考えをまとめてみた。
結論から言ってしまうと、観光は人によって価値観が変わり、楽しいものもつまらなく感じたり、つまらないものでも人によっては楽しいものになるかなと。
筆者は写真を趣味としていて撮った写真をインスタグラムに投稿したりしているが、今回の観光は映画などで観たような光景を写真に収めたい、写真の感性を磨きたいというスタンスで観光をしていたので、筆者的にはニューヨークは大変に満足している。
例えば、下記は筆者がフォローしているNYのフォトグラファーの写真をピックアップしてみたが、情景的なNYの写真をアップしていて、思わずもっとこういうNYの写真を撮りたいなと思わせてくれる。他にも様々なニューヨークの風景がアップされているので、アカウントをチェックすることで、もしかしたら「NYのこの光景を観たい」という発見があるかもしれない。
今回のニューヨークの観光はほとんどエンタメに関連するものを体験したり、観ていないのでそこら辺は分からないが、観光スポットを回るだけなら東京の新宿や渋谷、あるいは銀座を回っているような気持ちになるだけになり、人によってはつまらないかもしれない。
なので、重要なのはどのうような観光をしたいのか、観光の目的があるかどうかということがつまらない、楽しいの分かれ目になるかなと。目的としては下記のような例をピックアップしてみた。
- 映画で観たような風景を見に行きたい
- ニューヨークの街並みを写真や動画に収めたい
- ニューヨークの建造物、建築を観に行きたい
- MoMA美術館、メトロポリタン美術館など、ニューヨークのアートに触れたい
- ブロードウェイのミュージカルなどのエンタメを楽しみたい
- 本場のホットドッグを食べに行きたい
- ニューヨークで人気レストランの料理を食べに行きたい
- 野球やバスケットボールなどのスポーツ観戦に行きたい
あと、NYに行った時期が2023年10月末頃で、1ドル円のレートが150円ほどだったのと物価高のダブルパンチだったので、当時の宿泊はNYからバスで30分程のニュージャージー州のAirbnbに宿泊した。なので、本当に行きたいという理由があるのか、ここらへんも加味した方がいいだろう。
繰り返しになるが、見たことのないような光景を望んでいるだけなら、少し物足りなさを感じるかもしれないが、目的を持つことによってはかなり変わるのではないかと。
関連記事
アメリカの観光スポット
アメリカ観光の役立ち情報