2023年の5月にベトナム旅行に行く機会があったが、ホーチミンで訪れた場所をまとめてみた。
目次
ホーチミン観光
ホーチミンは、1975年にベトナム戦争が終結し、南ベトナムと北ベトナムが統一された後にベトナムの共産主義者指導者であるホーチミンにちなんでサイゴンという都市名から改名されたベトナム最大の都市で、経済・文化・政治の中心地となっている。
市内にはタンソンニャット（ホーチミン）国際空港があり、国内外の観光客が訪れる主要な観光地となっている。歴史的建造物や美術館、寺院、市場などがあり、近年は超高層ビルが立ち並ぶようになってきている。
現地の人たちは、発展している高層ビルが立ち並ぶ中心地をサイゴンと呼ぶフシがある。
ベトナムのバイク光景
初めてベトナムに訪れた人は絶対に驚くだろうということの一つに、大量のバイク、スクーターが街中をこれでもかというぐらいに行き交うバイクの光景があり、圧倒されることもあるだろう。
ホーチミンの中心地であれば、交通網が整備されきてて信号機があるところもあるが、ないところでは道路を渡るのにも一苦労する。
しかし、実はコツがある。手を上げて渡るぞという意志を示して注意しながら渡ればいいのだ。
実はよく観察していると、なぜこんなにもバイクが行き交うのに事故現場をあまり見かけない？と思うぐらいにバイクがわりとスムーズに走行しているのが分かる。
というのもベトナムでは事故は後続車の不注意による過失の割合が大きいらしく、そのためいつでも後続車は人や途中から入ってきたバイクに対して十分にスピードを落として譲れるような速度で走行をしているのが見て取れるからだ。
ノートルダム大聖堂
📍 Notre Dame Cathedral of Saigon
ベトナム観光といえば、コロニアル様式の建築ノートルダム大聖堂（サイゴン教会）というぐらいに有名。
しかし、訪れた当時の2023年5月上旬には改修工事が行われていた。コロナということもあったのか5年間ぐらい工事してて未だに終わっていないとか。資材はフランスから輸入しているらしい。
正面は改修工事中。
真横のレンガ造りは観れる。
サイゴン中央郵便局
上述のノートルダム大聖堂の真横ぐらいにあるコロニアル様式の建築「サイゴン中央郵便局」。
無料での出入りが可能で、エッフェル塔と同じ設計者らしくて、なんだか気分はパリに来たような気分にさせてくれる。
内部は思わず写真のシャッターを切りたくなるようなアーチ状の駅舎っぽい建築デザインになっていて、映画で使われてもおかしくない雰囲気が最高だ。奥には座って手紙が書けれるようなスペースがあって素敵。
ランドマーク81
🌐 http://www.landmark81skyview.com/
ホーチミンは近年は急速に発展しており、同市内には高さ461.2mのランドマーク81と呼ばれるベトナムで1番高いビルがある。
ちなみに、日本で一番高いビルは大阪にある「あべのハルカス」の300m。（2023年5月記事執筆時点）
東南アジアで2番目（2023年6月開業のマレーシアのムルデカ 11（Merdeka 11）が一番高くなる予定）、世界で18番目に高いビルとして2018年7月27日に正式にオープンしている。（高さは2023年5月の記事執筆時点のもの）
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79〜81階はスカイビューになっていて有料となっているが、81階ではビルの外にも出られ、階段は専用のスーツを着用しないと登れない。高いところが平気な人はチャレンジを。
サイゴン・スカイデッキ
🌐 http://www.bitexcofinancialtower.com/?page_id=1420
超高層ビル「サイゴン・スカイデッキ」。ホーチミン市街を一望できる。上述のランドマーク81が登場する前は人気があったようだが、今はランドマーク81に取られているようだ。
スカイデッキにはヘリポートがある。
ベトナムの女性が着る伝統的な衣装「アオザイ」が少し展示されている。
タンディン教会
ベトナムのホーチミンで映えスポットで写真を撮りたいなら、このタンディン教会は外せない。可愛らしいピンク色で塗らているのが特徴的だ。
ホーチミン戦争証跡博物館
🌐 https://baotangchungtichchientranh.vn/
ベトナム戦争の記録を写真で展示している博物館「ホーチミン戦争証跡博物館」。日本人観光客もチラホラいたが、圧倒的に多かったのは欧米の観光客で真剣に見入ってた人が多かった。
欧米のカメラマンの写真もさることながら日本人カメラマンが捉えた写真も多く展示されている。
自分もここは時間をかけて見たが戦争の悲惨さを訴えるような写真は印象深く、やはり戦争は悲惨なものでしかないという印象うけた。世界が平和でありますように、と願うばかりだ。
博物館の前には戦闘機や戦車などが飾られている。
ベンタイン市場
ホーチミン最大の市場。ホーチミンは発展していて、ショッピングモールみたいな建物は増えているが、昔ながらの市場はまだまだ複数にある。
商品の販売はもちろん、食事ができる場所もあるのでベトナムの雰囲気を味わうならこういう場所で食べるのも面白い。
ホーチミン市美術博物館
様々な美術の展示作品があるが、個人的に良さそうな感じだなと感じたのは２〜3割程度だった。
建物自体はコロニアル様式の建築となっていて、中庭の建物を見るとまるでヨーロッパの宮殿のような感じがして、これらを鑑賞するのも一つの手かもしれないし、アオザイを着てポートレート写真を撮るのも素敵で映えそうな感じがする。こんなイメージ。
夜のブイ・ビエン通り
夜の19時頃にバイクでサーッと通っただけだが、ブイ・ビエン通りの両脇にはクラブ、バーなのかと思えるような店が立ち並び、多くの欧米系の人達が飲んでいる姿を見かけることができた。
ネットで調べてみると22時以降に人が増えて盛り上がるようで、日本の渋谷センター街よりも凄そうだ。
こんな感じのバー、クラブがズラリと並んでいるので、夜のナイトライフとして一度は見て熱気を感じておきたい。
サイゴン日本街
ホーチミンにある日本の飲食店が並ぶサイゴン日本街。日本料理店はもちろんのこと、店員さんが日本語で注文を聞いてくれたりする。
ふと、とある店舗のカウンターに日本人らしき中年男性がズラッと並んで黙々とお酒を飲んでる風景が見えた時は「嗚呼、哀愁」と、思わずにいられなかった。
ちなみに、餃子のチカラって言う店のスパイシー餃子がなかなか美味しかった。
また、下記写真の路地に入っていくと新宿の歌舞伎町の雰囲気が感じられ、キャバクラっぽいお店もそこそこにある。日本食が食べたい、日本語を聞きたい、雰囲気を知りたいという人向け。
ホーティーキーのフードストリートと花市
ベトナムを感じたいならホーチミンのホーティーキー（Ho Thi Ky）という場所にも足を運びたい。
ホーティーキーには2つの顔があり、一つは夕方から開かれるホーティーキーフードストリートで飲食のための露店が立ち並んでいて、大勢の人で賑わっている。ベトナム人もさることながら、観光客の姿もそこそこに見られる。ここで飲食を楽しむことでよりベトナムを感じられるだろう。
もう一つの顔は、同じ名前で同じ地域にあるホーティーキーフラワーマーケットの花市。ここは昼間からも空いているようで、花売りの露店が立ち並んでいる。
市場
ホーチミンの観光地の中心地から離れた市場へ行くのも見ものだ。
ホーチミンの観光地の中心地のベンタイン市場なんかはバイクの乗り入れは禁止されているが、中心地からやや離れた市場に行くと狭い市場の路地を余裕で通行するバイクの姿なんかも見られる。
場合によっては、そのバイクに子供を乗せて店の前までバイクを寄せて買い物をする姿も見られる。自分はここらへんの市場に行った。
より、リアルなベトナムを見たいならこういう場所に行くのもいいだろう。
凧揚げ場
観光じゃあまり行かなさそうな場所として、凧揚げ広場にも行ってきた。
ちょうど夕暮れ時で、無数の凧が上がってて、奥にはLandmark 81のビルも見え、少し風情がある感じがした。
チュンタム公園
夕暮れ時の川沿いのチュンタム公園に行くと、ホーチミンの夕暮れ時の映え写真が撮れる。
ビンコムセンター・ドンコイ店
ZARAやH&Mなどの日本などでもおなじみのアパレルブランドなどが入っているショッピングモール「ビンコムセンターのドンコイ店」。日本よりも安く購入できるので、ショッピングしたい人は行くといいかも。
どんな店が入っているのかは、店舗一覧を。
ホーチミンのグルメ
ベトナムのグルメと言えばバインミーというサンドイッチが有名だが、ビッグサイズのバインミーが食べられる。そこそこに人が並んでいた。
台湾スイーツ店で、甘いスイーツが食べられる。店内は綺麗で、そこそこに人がいて若い女性が多い感じがした。
ホーチミン観光暇つぶしに
まだまだ行っていない場所もいっぱいあるが、少し時間を持て余しているならお金のかからない場所として下記がおすすめ。
- ビンコムセンター・ドンコイ店
- ベトナムは暑い。昼間はタクシーで移動するのが一番だが、クーラーのきいているビンコムセンター・ドンコイ店でウィンドウショッピングをするのがおすすめ
- 凧揚げ場とチュンタム公園
- 夕方の16時ぐらいから凧揚げ場、チュンタム公園をのんびりと散歩しながら夕暮れどきを楽しみつつ、夕暮れ時のちょっと映えなホーチミンの写真を撮れるかと。
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