ベトナムに20日間の旅行・観光で行く機会があり、少しローカルな場所などいろいろな場所に行けたのでまとめたみた。
目次
ホーチミン
ホーチミンは、1975年にベトナム戦争が終結し、南ベトナムと北ベトナムが統一された後にベトナムの共産主義者指導者であるホーチミンにちなんでサイゴンという都市名から改名されたベトナム最大の都市で、経済・文化・政治の中心地となっている。
市内にはタンソンニャット(ホーチミン)国際空港があり、国内外の観光客が訪れる主要な観光地となっている。歴史的建造物や美術館、寺院、市場などがある。
特に観光では、ノートルダム大聖堂、統一会堂、戦争証跡博物館などが有名だ。また、露店や主要な移動手段のバイクの行き交う交通も見ものだ。
現地の人たちは、発展している高層ビルが立ち並ぶ中心地をサイゴンと呼ぶフシがある。
下記記事ではさらにホーチミンのディープな場所も紹介。
ノートルダム大聖堂
📍 Notre Dame Cathedral of Saigon
ベトナム観光といえば、コロニアル様式の建築ノートルダム大聖堂(サイゴン教会)というぐらいに有名。
しかし、訪れた当時の2023年5月上旬には改修工事が行われていた。コロナということもあったのか5年間ぐらい工事してて未だに終わっていないとか。資材はフランスから輸入しているらしい。
正面は改修工事中だが、真横のレンガ造りは観れる。
サイゴン中央郵便局
上述のノートルダム大聖堂の真横ぐらいにあるコロニアル様式の建築「サイゴン中央郵便局」。
無料での出入りが可能で、内部は思わず写真のシャッターを切りたくなるようなアーチ状の駅舎っぽい建築デザインになっている。エッフェル塔と同じ設計者らしくて、映画で使われてもおかしくない雰囲気が最高だ。
奥には座って手紙が書けれるようなスペースがあって素敵。
ランドマーク81
🌐 http://www.landmark81skyview.com/
ホーチミンは近年は急速に発展しており、同市内には高さ461.2mのランドマーク81と呼ばれるベトナムで1番高いビルがある。
東南アジアで2番目(2023年6月開業のマレーシアのムルデカ 11(Merdeka 11)が一番高くなる予定)、世界で18番目に高いビルとして2018年7月27日に正式にオープンしている。(高さは2023年5月の記事執筆時点のもの)
関連 ホーチミンのLandmark 81、ベトナムで一番高いビルの展望台に行ってきた
79〜81階はスカイビューになっていて有料となっているが、81階ではビルの外にも出られ、階段は専用のスーツを着用しないと登れない。高いところが平気な人はチャレンジを。
サイゴン・スカイデッキ
🌐 http://www.bitexcofinancialtower.com/?page_id=1420
超高層ビル「サイゴン・スカイデッキ」。ホーチミン市街を一望できる。上述のランドマーク81が登場する前は人気があったようだが、今はランドマーク81に取られているようだ。
ベトナムの女性が着る伝統的な衣装「アオザイ」が少し展示されている。
タンディン教会
ベトナムのホーチミンで映えスポットで写真を撮りたいなら、このタンディン教会は外せない。可愛らしいピンク色で塗らているのが特徴的だ。
ホーチミン戦争証跡博物館
🌐 https://baotangchungtichchientranh.vn/
ベトナム戦争の記録を写真で展示している博物館「ホーチミン戦争証跡博物館」。日本人観光客もチラホラいたが、圧倒的に多かったのは欧米の観光客で真剣に見入ってた人が多かった。
欧米のカメラマンの写真もさることながら日本人カメラマンが捉えた写真も多く展示されている。
自分もここは時間をかけて見たが戦争の悲惨さを訴えるような写真は印象深く、やはり戦争は悲惨なものでしかないという印象うけた。世界が平和でありますように、と願うばかりだ。
ベンタイン市場
ホーチミン最大の市場。ホーチミンは発展していて、ショッピングモールみたいな建物は増えているが、昔ながらの市場はまだまだ複数にある。
商品の販売はもちろん、食事ができる場所もあるのでベトナムの雰囲気を味わうならこういう場所で食べるのも面白い。
ホーチミンの観光地の中心地では市場へのバイクの乗り入れは禁止されているが、中心地からやや離れると狭い市場の路地を余裕で通行するバイクの姿なんかも見られる。
ホーチミン市美術博物館
様々な美術の展示作品があるが、個人的に良さそうな感じだなと感じたのは2〜3割程度だった。それよりもコロニアル様式の建築を鑑賞するのも一つの手かもしれない。
ビンコムセンター・ドンコイ店
ZARAやH&Mなどの日本などでもおなじみのアパレルブランドなどが入っているショッピングモール「ビンコムセンターのドンコイ店」。日本よりも安く購入できるので、ショッピングしたい人は行くといいかも。
ホーチミンのグルメ
ベトナムのグルメと言えばバインミーというサンドイッチが有名だが、ビッグサイズのバインミーが食べられる。そこそこに人が並んでいた。
台湾スイーツ店で、甘いスイーツが食べられる。店内は綺麗で、そこそこに人がいて若い女性が多い感じがした。
ニャチャン
ニャチャンはベトナムの南中部海岸に位置するリゾート都市。ぱっと見ハワイのワイキキビーチを彷彿させるビーチが観光客に人気の観光地となっている。夜市(ナイトマーケット)の周辺は海辺も近いということもあり、夕方からかなり賑わっている。
海辺の夜の商業地区は様々な露店などが出ててかなり賑わっていてクラブなんかもある。
ニャチャンから車で一時間ほど南に行くと、カムラン(Cam Ranh)というリゾート地があり、海岸沿いは5つ星ホテルなどが並んでいる。
ニャチャンの夜市
ベトナムの昼間はとにかく暑い。そのため、観光地では夜にしか開かない夜市が多数ある。ニャチャンにも夜市があり、多数の人で賑わっている。
ポーナガール塔
📍 Ponagar
ニャチャンの数少ない有名な観光名所として知られるポー・ナガール塔は、781年以前に創建されたチャム族の寺院塔だと言われている。
ヒンドゥー教の女神バガヴァティやマヒシャスラマルディニーと同一視されるようになった国の女神ヤン・ポー・ナガルを祀っている。参照
そこそこに混雑しており、観光客と信者が崇拝をしている姿が見られる。そこまでは大きくなく、よっぽどの興味がないのならば30分もあれば見れるだろう。
ホンチョン岬
ホンチョン岬は、もともと地元民が普通に泳げるような場所であったが、景色が良いためか商業化されて見晴らしの良い観光地と化した。映え好きそうな女の子とたちがスマホで写真を撮影してた。
ダ・バオ寺院
ニャチャンの北東に位置するダ・バオ寺院は小高い丘にあり、ニャチャンの町並みと海を一望できる場所だ。朝の午前中に行ったが、観光客は全然いなくて貸切状態だった。
ニャチャンのグルメ
「Kem bo」というアボカドのアイスクリームが美味しかった。アイスクリームの中にアボカドがあるのではなく、アボカドをクリーム状にしたものに、アイスクリームを乗せているような感じのアイスだ。
。他の場所でも食べられると思うが、ニャチャンの夜市の端の道路を渡ったぐらいの場所にあるので、ついでに行く感じで食べるといいだろう。
ダナン
📍 Da Nang
ダナンは、ベトナムの東海岸のハン川河口に位置し、もっとも重要な港湾都市の一つで、ビーチなどがあり観光地として人気だ。
ユネスコの世界遺産である「フエ」、「ホイアン」、「ミーソン」などへの中継地点としての役割も担っていて、巨人の両手と呼ばれる人気のバナヒルズなどへアクセスできる。
夜に、電気自動車でぐるっと見回った感じでは、外国資本が入っているようなイメージがあり、ニャチャンよりも落ち着いた雰囲気や発達しているイメージがあった。
マンタイビーチ
宿泊してたダナンのシーショアホテル(Seashore Hotel)の前が海で、マンタイビーチという場所だった。
海で遊んだ後は水でさっと洗えるし、夜は大音量で音楽が流れたり、ラウンジクッションに座って音楽を聞きながらドリンクを飲め、ゆったりとした南国気分を味わえる。
ドラゴンブリッジ(カウロン)
📍 Cau Rong
ダナンのハン川に掛かる橋で、橋のアーチが細長い竜のような形をしていて、夜はライトアップされている。土曜日の夜8:00には、その竜の頭から炎やら水やら吐き出される演出がなされ、見物客で橋の周辺は混雑する。
ソンチャ夜市
上述のドラゴンブリッジの近くにある夜市「ソンチャ」。いい感じに賑わっているので、ドラゴンブリッジの炎や水を吐き出す演出を見たあとに立ち寄るといいだろう。
フエ(フェ)
📍 Hue
ベトナムの北中部沿岸地方にある都市フエ。一部の歴史的建造物がユネスコの世界遺産(文化遺産)に指定されている。
ここには、「カイディン帝廟」を見に行って昼飯で立ち寄ったぐらいで、特に他には見ていない。
フエと書かれていることが多いが、発音的にはフェの方が合っているかと思う。
カイディン帝廟
カイ・ディン帝廟は、ベトナムのグエン朝12代皇帝カイ・ディンを祀った墓である。ベトナムの建築様式と西洋の様式が融合しているのが特徴である1993年、「フエ遺跡群」の一部としてユネスコ世界遺産に登録された。
カイ・ディン帝は、フランスの建築様式に影響を受けて墓にその様式を取り入れたと言われ、完成に11年の歳月が掛かっている。
ホイアン
📍 Hoi An
ユネスコ世界遺産に指定されているベトナムの古都、旧市街のホイアン。人気の映え観光地スポットとなっていて、おしゃれな町並みとなっている。町自体はそんなに大きくないので、自転車を借りて回るのも一つの手だ。
昼は暑いため夕方16時ぐらいから人が増えて賑わっている。川辺の店は少し観光客向けに高い価格設定になっているが、欧米の人で賑わっている。
夕暮れ時の灯籠流しやボートは人気だ。
より詳細情報については、下記記事を見てもらえれば。
関連 ホイアン観光。灯籠流しやランタンが魅力のベトナムの古都
アン・ホイ橋
ホイアンで一番賑わっている橋「アン・ホイ」は、写真を撮る人たちで混雑している。
橋の上からも灯籠を流せる。
モッ・ホイアン
人気の飲食店。店の前ではハーブティーのカップを持ってインスタ映え向けの写真を撮る女子がたくさんいて、自分もそれに紛れて写真を撮った。ホイアンに訪れたら、とりあえずは行っておこうというお店。
ホイアンインプレッションテーマパーク
📍 Hoi An Impression Theme Park
ホイアン旧市街の中心地から少し移動した場所にあるテーマパークのような場所。後述のホイアンメモリーズショーを見るために通っただけだったが、写真を撮るにはいい感じに映えている建築物などがある。
ホイアンメモリーズショー
🌐 https://hoianmemoriesland.com/jp/
上述のホイアンメモリーズランドの中にある水辺の演劇場で催されるパフォーマンス「ホイアンメモリーズショー」で、今回の旅行・観光で一番印象深かったのがこのパフォーマンスだ。
ベトナムの伝統的なアオザイを、現代の演出、照明、音響技術を用いて表現したパフォーマンスとなっているが、水辺での踊りやアオザイを着た幻想的な振り付けなどが大変に素晴らしかった。
全体を通して、さほどベトナム語は出てこないので、純粋にパフォーマンスを見るだけでも楽しめるので、興味あればぜひとも鑑賞を。火曜日を除いて毎日開催されている。
その他
- ヌイクイのマリア像
- 📍 Nui Cui
ホーチミンから車で2時間ほどの場所にあるヌイクイのマリア像に立ち寄った。
ヌイクイは、ベトナム最大のカトリックの巡礼センターとして知られ、広場には10万人を収容できる場所となっている。丘の頂上には33mの巨大なマリア像があり、台座17mで合計50mの高さを誇り、ブラジルのリオのキリスト像を彷彿させる。
- カンブンロ
- 📍 Cang Vung Ro
ニャチャンから北に約94.8Km、車で約1時間50分の場所に行ったところにある漁村「カンブンロ」。
海に広がる大量の漁船があり、風情を感じさせる光景が見られる。ドローンでもっと上空から撮影すると良さそうな風景が広がっているが、ダナンからニャチャンに車で移動した時に少し立ち寄っただけなので、観光だけで向かうには少し遠いのでよっぽどの風景写真を撮りたいという気持ちが無いのなら、行くのは少し微妙かもしれない。
- 離島
- ベトナムは海に面していて、リゾート地に適している場所がそこそこにあるのだが、離島では海が青く透明度が高い、サンゴ礁も観れる場所もある。インスタで写真を公開しているので興味のある人は見てもらえれば。
ベトナム旅行で初心者におすすめは?
まだまだ行っていない場所も多数あるが、そこそこに回ったので楽しかったものの、4月の下旬・5月上旬に訪れたがとにかく暑いのでしっかりと暑さ対策をしていきたい。
観光地的にはホーチミンの方が色々と行く場所はあるかと思うが、個人的には初めての場合でのお薦めでさっと映えスポットに行きたいなら、ダナンでビーチや夜市、自分は訪れていないが巨人の両手と呼ばれる人気のバナヒルズなどを楽しみつつ、タクシーでホイアンの映えスポットを楽しむのがいい感じかなと。とにかく「ホイアンメモリーズショー」はぜひとも観て欲しい。
- ダナン
- 1〜2泊、バナヒルズ、海や夜市などを楽しむ
- ホイアン
- 1〜2泊、ホイアンの町並み、夕暮れ時、ホイアンメモリーズショーを楽しむ
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