PCやスマホを使う上でほぼ何かしらの関わりを持つGoogleの様々なサービス。その中でもGmail(Gメール/ジーメール)、あるいはGoogle Mail(グーグルメール)を耳にしたことがある人も多いのではないだろうか。
そんなわけでGmailとは何かについて意味を紹介しようと思う。
目次
Gmailとは?
Gmailとは、Google(グーグル)が提供する無料のメールサービスだ。2019年1月17日時点でのGoogle公式ブログの資料(PDF)によるとGmailは世界中で月間15億人のアクティブユーザーを抱えていると言われている。
2004年4月1日に限定ベータ版として開始され、2009年7月7日にベータ版を終了して本格運用が開始された。
開始当初は同様のサービスにHotmailなどの競合などもがあったが、他社のメールサービスが2MBしかやり取りしかできなかった事に対してGmailは1GBと太っ腹に提供し、今では他のGoogleサービスと含めて15GBもやり取りができるようになっている。
また、先駆的にAjaxと呼ばれる技術を使用したことで、ブラウザでのメールのやり取りがスムーズだったというのもあり、世界的に普及した。
Gmailアドレスとは?
docomoやau、Softbankなどの携帯会社のメールアドレスは、下記のような例で取得することができるようになっている。
\xxx@docomo.ne.jp
xxx@au.com
xxx@softbank.ne.jp
Gmailの場合は、下記のように「@gmail.com」の前に自分の好きなID(アカウント)を付けて作成する事ができ、これがGmailアドレスとなる。
xxx@gmail.com
「Gmail」自体はGoogleが提供するメールサービスの事を指すが、場合によっては「Gメール教えて〜」などのように言われたら、このGmailアドレスの事を指す事もある。
EメールとGmailの違い
Gmail、Eメールの違いって何かあるのかと言ったら、EメールというのはPCやスマホなどで使える電子メールの総称で、GmailはたくさんあるEメールサービスの一つだという事になる。要は「Google」が提供しているメールサービスが「Gmail」なだけ。
これに似たのがPCメールとGメールの違い。
先ほども述べたように、携帯各社のメールアドレスは「xxx@docomo.ne.jp、xxx@au.com、xxx@softbank.ne.jp」などのようになっているが、これは携帯メールと呼ばれる事がある。迷惑メールが多いため携帯各社はこの携帯メールアドレス以外からの迷惑メールの受信は弾くようにしているのが特徴(もちろんそれ以外のメール受信設定はできる)。以前は携帯でしか送受信・閲覧できなかったが近年は普通にPCでも送受信・閲覧できるようになっている。
この携帯メールに対してPCなどでよく使われるのがPCメールなんて呼ばれ、その代表格がGmailだったり、Yahooメールだったりする。
なので、PCメールは単によくPCで利用されているメールサービスの事を言うだけで、メールであることの違いはない。
Gmailのメリット
メール検索機能が素敵
Google検索で培った検索機能がGmailに対しても使えるので、大量のメールで、うろ覚えなことでも適当なキーワードを入力すればリアルタイムで該当するメール候補が表示されるので、ヒットする確率は高い。曖昧な人間の記憶には、もはやこの検索機能はなくてならい存在だ。
この機能があるだけでもGmailを使う最大の理由と言える。
iPhoneなどのスマホやパソコンで使える
Windows、Macなどのパソコンや、iPhone、Androidなどのスマホに関係なくブラウザがあれば、プラットフォームに依存することなく使える。また、iPhone、Androidのスマホ端末では、専用のGmailアプリをインストールすることでブラウザで利用するよりも快適に使える。
つまりは、ネットさえあればいつでもどこでもやり取りができる。友達の家に行ってちょっとPCを借りてGmailを確認&作業したいとかも手軽にできちゃう。(ログアウトするの忘れずに!)
アプリをダウンロードして使いたい人はこちらから。
データはクラウドに保存される
メールは基本的にクラウドに保存されるので、スマホをなくしてもメアドとパスワードさえあれば、新しいスマホでログインするだけでデータは元通り。なので、スマホやPCでのメールのバックアップは不要となる。
携帯を変更してもメアドの変更をする必要がない
ドコモ、au、Softbankなどの携帯会社と契約すると無料で利用できるメールアカウントが付与され、これらはキャリアメールと呼ばれる。携帯会社を変更するとそれらのメールアドレスは使えなくなる。持ち運びサービスを使えば引き続き利用できるが、月額の有料となっている。
同様に、インターネットのプロバイダを変更した場合、転職した場合、学校を卒業した場合など、メアドが変わる事があるかもしれないが、そのメアドでやり取りした人たちに対しては変更通知をしなくちゃいけないが、最初からGmailでやり取りすればそれの必要もなくなる。
無料で利用できる
先程も述べたが、15GBの容量を貰えて、しかも無料利用できる。ソフトバンクのEメールだと「200MB(最大5,000件)」しか受信できない。15GBもあれば個人用途で容量がなくなるってことはそうそうはないだろう。
スパムやフィッシングメールをフィルタリングする
メールに添付されていたファイルを開いたらマルウェアに感染したというニュースをしばしば聞くことがあるが、Gmailならスパムメールやマルウェアを自動でフィルタリングしてくれる。
同様に、フィッシングメールもフィルタリングしてくれる。フィッシングメールとは、例えば、クレジットカードの有効期限が切れそうなので更新してくれというような偽の案内が届くが、それが自分が使っている本当のサービスのように巧妙「なりすまし」メールを送ってくるので人によっては判別がしづらい時がある。
そんなフィッシングメールもフィルタリングしてくれる。
フィッシングメール詳細はこちら。
ビジネスでも使われる高い信頼性
自分が努めている会社ではこのGmailを標準のメールとして使っているのだが、世界中のビジネスシーンでも使われており、先程のGoogle公式ブログの資料によると、400万の企業がビジネス向けのアカウントでGmailを使っていると述べいている。
400万という企業数からして、その信頼性は高いというのは言うまでもない。
日時を指定して送信できる
結構便利なのが、日時を指定して送信できるということ。日時を指定して他人に送れるのはもちろんだが、忘れそうなことや、TODOとして日時を指定して自分に送信設定しておくことでTODOとしての機能も使え、他のアプリを入れる必要がなくなる。
Googleのサービス利用には必須
Androidを使う場合にはGoogleアカウントが必要になるが、その際にはそれを作成する事になるし、Googleの様々なサービスを使うなら必須となる。
Gmailを取得することでGoogleのアカウントを取得をすることになり、Googleマップ、Googleカレンダーなどの様々なGoogleのサービスがより便利になるし、Webサービスやアプリでユーザー登録時に連携候補としても利用されている。
Gmailのデメリット
長年使用しているが無料で大容量での利用、複数のできることもあり、デメリットを感じたことはない。強いてあげるなら、Googleに依存してしまうということがあげられる。また、以前は極稀にGmailは無料のフリーメールアドレスのためにそのサービスを利用できないなんてこともあったが、逆に今ではGmailのアカウントで簡単にログインできるサービスが一般的になってきている。
Gmailアドレスの作成
まー、Gmailは、間違いなく便利ってこと。
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