インターネットを利用していると高確率で遭遇する「オンライン」という言葉。その意味とは何か?という解説とやり方についても解説。
目次
オンラインとは
オンラインとは、インターネット上で使われる意味を簡単に言うと、スマホやPC、ゲーム機などの様々な機器をインターネットやネットワークに接続することや、それらに接続中であることを指す。
オンラインの意味を詳しく
オンラインは、英語のonlineの事を指し、日本語でいうと下記の1〜4のような意味がある。
- インターネットやネットワークに接続している状態、または接続する
- そのままの意味であるが、インターネットやネットワークに接続している状態、または接続することを言う
- ネット上で(の)
- オンライン授業と言えば、「ネット上で」授業をする、オンラインショッピングは、「ネット上で」の買い物、などのようにネット上で何かしらをする意味となる
- コンピュータ上で(の)
- オンライン・マニュアルとか言えば、ネット上やコンピュータ上で見るためのマニュアルとなる
- 動作中、作動中、運用中、稼働中
- 日本ではあまり聞かないかもしれないが、「The new power plant will go online this month.」と言えば、「今月には新しい発電所が稼働する」、というように「稼働中」の意味になる。
なので「オンラインにする」のように「〇〇オンライン」、「オンライン〇〇」と付く場合にはネットに接続して何かしらをすることと捉えると良い。口語で使う場合は下記のように使う。
- オンラインにつなげる
- オンラインに接続する
- オンラインにする
- オンライン中
- オンラインで申し込む
有線LANケーブルによるネット接続を、「線(line)の上(on)にある、つまりは繋がっているとイメージする」と分かりやすいかも。
オンラインとリモートの違い
オンラインと似た言葉に「リモート」があるが、これは英語のremote「遠隔の」という意味がある。分かりやすいところでは、remote controller、リモートコントローラーがあるが、これは「リモコン」と聞き慣れた略語のことであり、日本語の意味としては遠隔操作装置という意味となる。
このように「リモート」は「遠隔」としての意味合いがくみとれるので、「リモートで作業をする」と言えば遠隔でネットを介して何かしらをするという意味合いになり、「オンラインで作業をする」も同様にネットを介して作業をするという意味になるので、この場合の「オンライン」と「リモート」はほぼ同じ内容だと捉えるといいだろう。
オンラインにするには?
冒頭で述べたように「オンライン」は、ネットにつなげたり、またはその状態であることをいうので、ここではいくつかのパターンの例を見てみよう。
- インターネットにつなげる
端末によるが有線LANケーブルか、Wi-Fiなどの無線LAN接続、携帯会社のモバイルネットワーク通信などでインターネットに接続すればOK。
📱 スマホでのやり方 💻 PCでのやり方スマホでWi-Fiに接続しているなら、Nintendo Switchなどのゲーム機は設定から同じWi-Fiに接続すればOK。それ以外は「ゲーム機名 インターネット接続」と検索して貰えれば。
- オンラインゲームにログインする
例えば、オンラインゲームで友達とオンラインで遊ぶには、インターネットに接続した状態でそのゲームにログインして遊ぶことになるが、この場合にはそのゲームにログインすることで「オンラインにする」ということもある。他のオンラインサービスも同様 - ステータスをオンライン状態にする
例えば、インスタグラムでは自分がインスタグラムにアクセス中であることを知らせる緑色の丸が付くのだが、これがステータスのオンライン中、オンライン状態である。この設定がオフの場合には、オンにすればOK。 - チャットサービスの離席中を解除する
上記のステータス状態をオンラインにするのと似ているが、チャットサービスでは、ステータスが「離席中」となっているとオフラインとして捉えられることもある。この場合には離席中を解除してオンラインに変更する。
スマホでのやり方
iPhoneでのやり方
まずはiPhoneでのやり方。設定アプリを開いたら、機内モードがオンになっている場合には、オフにする。まずは手始めにWi-Fiを選択。
Wi-Fiの一覧画面にアクセスしたら、Wi-Fiのスイッチがオフになっていた場合、オンにする。そしたら、接続可能なWi-Fiを選択する。なお、接続したことがないWi-Fiの場合にはパスワードが必要なる。
スマホの場合には、Wi-Fi以外にも携帯会社の回線と接続できるモバイル通信につないでオンラインにすることができる。iPhoneの設定アプリを開いたら、モバイル通信を選択。
モバイルデータ通信がオフになっていたらオンにすればOK。
Androidでのやり方
Androidの場合も設定アプリを開き、ネットワークとインターネットを選択。
そしたら、下記の内容でオンライン設定する
- 機内モードがオンになっている場合にはオフにする
- Wi-Fiのスイッチがオフの場合にはオンにし、接続できるWi-Fi回線を選択
- モバイルネットワークが接続できる場合には、スイッチをオンにする
PCでのやり方
PC(パソコン)の場合には、有線LANのケーブルで接続するか、Wi-Fiの接続する。
MacでのWi-Fi接続のやり方
- 画面右上のWi-Fiアイコンをクリック
- Wi-Fiスイッチがオフになっていたらオンにする
- Wi-Fiに接続できる回線を選択。接続したことがないWi-Fi回線の場合にはパスワードが必要
オンライン関連用語
オンラインゲーム
インターネットが普及する以前のゲームはテレビや携帯型で個人、または複数人が同じ場所に集まって遊ぶものだったが、インターネットが普及し、さらにはインターネットの速度が格段に速くなったおかげで、インターネットを接続して世界中の人とも遊べるようになったが、主にネットを介して他のユーザーと遊ぶゲームをオンラインゲームという。ネトゲとも言う。
逆にオフラインゲームと言えば、ネットに繋げないで遊ぶゲームを指す。
オンライン英会話
通常の英会話なら実際に英会話教室などに通って行うものだが、ネットの発達によってインターネットのSkypeなどのビデオ通話でやり取りができるようになった。インターネットを通じて行う英会話をオンライン英会話と言う。
インスタのオンライン状態
人気のSNSインスタグラムにはオンライン状態のステータス機能があるが、これはインスタグラムをネットに接続してリアルタイムで利用している人を表示するための機能。
オンラインストア
オンラインストアは、インターネットを介して買い物ができるストアの事を指す。オンラインショップとも言い、Amazonなんかが有名。ネットで買い物することをオンラインショッピングと言う。
オンライン電話
オンライン電話は、簡単に言えばインターネット回線を使った電話をすることを指す。ビデオ電話を指すこともある。電話と言えば、NTTやau、Softbankなどの電話回線を通して利用していたが、通話するには通話料がかかり、通話時間または定額によって料金を支払わなくてはならなかった。しかし、インターネットが発達したことによってインターネット回線を使うことで時間によって通話料金を追加で取れることはなくった。特に屋外にいる場合にWi-Fiが使えるのであれば、LINE電話、メッセンジャー、Skype、FaceTimeなどを利用することで無料で通話ができる。
オンラインの反対語・対義語
オンライン(online)の反対語は、オフライン(offline)である。