ログインとはという記事でログインの意味について解説したが、ログインにはソーシャルログインと呼ばれる使い方が存在する。ここでは、そのソーシャルログインの意味についてまとめてみた。
ソーシャルログインとは
ソーシャルログインとは、アプリやWebサービスの利用にアカウント作成を必要とする場合に一から作成するのではなく、既に持っているFacebook、Twitter、Apple、Googleなどのアカウントを使ってログインをすることを言う。ソーシャルサインインとも言う。
アカウント作成を必要とする場合で、サービスによってはアカウント作成時に名前や生年月日などの入力を必要とすることがあるが、アカウントと連携して許可を出すことで、予め登録している名前や生年月日を呼び出しして入力の手間をなくすことが、ソーシャルログインを活用する最大の利点となる。
大抵の場合は、連携した個々のサービスの設定から解除することが可能となっている。
ソーシャルログインの危険性
ソーシャルログインを利用する場合で気になるのが、セキュリティだ。アプリやWebサービスを提供している側からすれば、ユーザーの入力の手間を減らして離脱を防げる利点があるが、使う側のユーザーは特に気をつける必要がある。
使う側のユーザーがもっとも気をつけなくてはいけないことが、ソーシャルログインの連携をするアカウントの保護だ。簡単にログインできる反面、そのアカウントの情報が漏えいした場合には、連携している様々なサービスに簡単にログインできてしまうということだ。特に下記の事には気をつけたい。
- ソーシャルログインのアカウントのパスワードは同じものを使い回さない
- ソーシャルログインのアカウントは電話番号を登録して2段階認証の設定をしておく
- ソーシャルログインする場合は、どんな情報と連携するのかを確認する
- 漏洩した場合に備えて、ソーシャルログインのアカウントは必要最低限の個人情報を残すか、削除する
- ソーシャルログイン連携したサービスで利用しない場合は、サービスの設定から削除する
- 利用しているスマホやPC(パソコン)には画面にパスワードロックを掛ける
ソーシャルログイン提供会社例
ソーシャルログインという言われるようにFacebook、Twitterが主だったが今では下記のように様々なソーシャルログインを提供している会社が増えている。
- Apple
- LINE
- Yahoo!
- Amazon
- 楽天
下記はツイッターのアカウント登録画面だが、「Appleのアカウントで登録」というボタンがあるが、これがソーシャルログインの例となる。