Windows 11の起動時に予め常に起動したアプリがあるかと思うが、その手順や設定についてをまとめてみた。
関連 Windows 11のスタートアップフォルダの場所はどこ？開く方法も
目次
スタートアップフォルダの開き方
Windowsにはスタートアップフォルダというのが存在し、そこにアプリの起動ショートカットのコピーを放り込むことで簡単に設定をすることができるようになっている。手始めにこのスタートアップフォルダの開き方。
シェルコマンドで開く方法
まずは、シェルコマンドで開く方法。下記のシェルコマンドをコピーする。
shell:startup
そしたらフォルダのアドレスバーに貼り付けて「エンターキー」を押せばスタートアップフォルダが開く。
アドレスバーにパスを貼り付けて開く方法
もう一つのスタートアップフォルダの開き方だが、下記のパスをコピーしてフォルダのアドレスバーに貼り付け、赤文字の「username」の箇所を自分のフォルダ名に変更してエンターキーを押す。
C:\Users\username\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup
スタートアップにアプリを追加する方法
デスクトップのショートカットアイコンをスタートアップに追加する方法
手軽に追加する方法だが、デスクトップにショートカットアイコンがある場合の追加方法。
下記のシェルコマンドをコピーする。
shell:startup
そしたらフォルダのアドレスバーに貼り付けて「エンターキー」を押してスタートアップフォルダを開く。
そしたら、デスクトップなどにある①アプリのショートカットアイコンをコピーして、②スタートアップフォルダに貼り付ける。これで作業は完了。Windowsを再起動するとスタートアップに追加したアプリが自動で起動するようになる。
スタートメニューフォルダからスタートメニューに追加する方法
もう一つの方法だが、Windows 11の場合はアプリをインストールするとWindowsのスタートメニューにアプリが登録される。
そして、このスタートメニューのアプリは実は下記のフォルダに保存されるアプリのショートカットを表示したものになっていて、このフォルダのショートカットアイコンをコピーしてスタートアップフォルダにコピーすればいい。
なので、まずは下記のパスをコピーしてフォルダのアドレスバーに貼り付けてアクセス。
C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs
そしたら、もう一つフォルダを開いて下記のシェルコマンドを入力してエンターキーでスタートアップフォルダにアクセス。
shell:startup
「スタートメニュー」と「スタートアップ」という2つのフォルダを開いたら、下記のように操作をする。
- スタートメニューのアプリのショートカットアイコンをコピー
- スタートアップフォルダに貼り付け
このスタートメニューにショートカットアイコンがない場合は、自分で作成ショートカットアイコンを作成して追加する必要があるが、アプリの本体ファイルからショートカットアイコンを作成する方法は下記記事を参照して貰えれば。
関連 Windows 11でアプリをデスクトップにショートカットを出す方法。できない？
おすすめの設定方法
アプリのショートカットアイコンをスタートアップに追加するという方法もあるが、それ以外にも例えばWindowsの起動とともにブラウザが起動し、さらにの特定のページを開くようにすることもできる。
シェルコマンドでスタートアップフォルダを開く。
shell:startup
あとは起動時にブラウザで開きたいページを開きたいページを開き、URLをすべて選択した状態でそれをスタートアップフォルダにドラッグアンドドロップするだけだ。複数のページを開くこともできるが、あまり追加しすぎると開くまでに時間がかかる場合がある。
スタートアップを停止する方法
シェルコマンドでスタートアップフォルダを開く。
shell:startup
開いたら不要なショートカットアイコンを削除すればOK
