Windows 8でAndroidのADB用USBドライバーをインストールしようとしたら、インストール時にエラーが発生してインストールできなかった時の対処法。
どうやらWindows 8では、デジタル署名の無いドライバなどはWindows 7と違って普通にはインストール出来ないようになっているようで、F-05DのADB用USBドライバーインストールしようとしたら、下記のようなエラーが発生した。
デバイスのドライバーソフトウェアのインストールに関する問題が発生しました。
デバイス用のドライバーソフトウェアが見つかりましたが、このドライバーのインストール時にエラーが発生しました。
Android Composite ADB Interface
指定されたカタログファイルにファイルのハッシュがありません。ファイルが壊れているか、改ざんされた可能性があります。
そんで、これに対処するには、Windows 8のテストモードを起動して、ドライバー署名の強制を無効化する必要があるようだ。
今回は、docomoのF-05Dでの作業となったが、他の端末でも同じようなやり方でできるはず。
それでは早速手順。
Windows 8のテストモードの起動方法
Windowsのテストモードを起動するには、コマンドプロンプトを管理者権限で起動する必要がある。
①「Windowsキー + F」とショートカットキーでファイル検索を表示。
↓
②「アプリ」を選択した状態で「cmd」と入力。
↓
③「コマンドプロンプト」のアプリが表示されたら、「右クリック」で「管理者として実行」を選択
↓
④「bcdedit /set testsigning on」と入力してエンター
(戻す場合には、「bcdedit /set testsigning off」)
ドライバー署名の強制を無効化にする
続いては、「ドライバー署名の強制を無効化」の手順だ。
⑤「チャーム」→「設定」→「PCの設定変更」
↓
⑥「全般」→「PCの起動をカスタマイズする」→「今すぐ再起動する」
↓
⑦「トラブルシューティング」→「詳細オプション」
↓
⑧「Windowsのスタートアップ設定」を選択したら「再起動」
↓
⑨再起動すると「スタートアップ設定」画面が表示されるので、⑦の「ドライバー署名の強制を無効化にする」を選択。
AndroidのADB用USBドライバーのインストール
⑩Googleで使用している端末の「メーカー名 端末名 android adb driver」と検索すれば出てくるので頑張って探そう。
運良く自分と同じF-05Dを使っている人はここからドライバーをダウンロードしてフォルダを解凍しておこう。
http://spf.fmworld.net/fujitsu/c/develop/sp/android/
⑪Android端末の「設定」→「開発者向けオプション」→「USBデバッグ」を有効にする
(Android 4.0以前は「設定」→「アプリケーション」→「開発」→「USBデバッグ」)
↓
⑫USBケーブルを端末とPCにつなげる
↓
⑬PCで「Windowsキー + F」で「設定」を選択して「デバイスマネージャー」と検索して起動
↓
⑭「ほかのデバイス」→「F-05D」を右クリックして「ドライバーソフトウェアの更新」
↓
⑮「コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索します」を選択
↓
⑯「参照」をクリックして、さきほどの⑪で解凍したフォルダを選択
↓
⑰「ドライバーソフトウエアの発行元を検証出来ません」とアラートが表示されるが、「このドライバーソフトウエアをインストールします」を選択するとインストールが開始されて完了。
参照 SOURCE