WindowsとMacでAndroidアプリが動かせるエミュレーターBlueStacksってのがあるのを初めて知ったが、そのBlueStacksがWindows 8 Surface Proに最適化したバージョンをリリースした。
BlueStacksは、自分の開発中のAndroidアプリをシミューレートするのではなく、Google Playで公開されているAndroidアプリをダウンロードしてエミュレートしてくれ、実際にゲームアプリなども遊べるアプリとなっている。
Android端末とのアプリの同期や、アカウント管理、連絡先の管理もできるアプリとなっている。
早速、Surface ProではなくWindows 8で試してみたので、ちょいと紹介。
BlueStacksのダウンロード
BlueStacksは、いずれもベータ版となっているようだがWindowsのXP、Vista、Windows7、Windows 8、そしてMacに対応している。
以下のページにアクセスして自分のPC環境にあったものをダウンロードしてインストール。
http://www.bluestacks.com/
BlueStacksのインストール
プログラムをダウンロードして起動したら、画面右下の「Continue」を選択、次の画面では「App Sotre access」と「App Notifications」にチェックを入れたまま「Install」で続行。
Windowsの環境によっては、Runtimeのインストールが開始される。
BlueStacksの基本操作
BlueStacksのインストールが完了したらアプリを起動して暫くすると、こんな画面が表示される。
基本的にはAndroid端末と同様の操作となっている。
■マイアプリ
アプリを同期するとここに表示される。
■戻るボタン
Android端末と同様の戻るボタン。キーボードの「esc」キーでも同様の動作が可能。
■ホームボタン
Android端末と同様のホームボタン。
■メニューボタン
Android端末同様、アプリ使用時にアプリ側で用意した様々な機能を表示して使うことができる。
■オプション
クラウドによるアプリ同期、言語の切替、キーボード設定、アカウント管理、連絡先管理、アプリケーション管理、アプリサイズの変更、音声の設定ができる。
アプリの同期のやり方
オプションを選択後に「クラウド接続」を選択すると下記の画面が表示される。
SIMカード入りのAndroid端末を持っているならYES、持っていないならNOを選択。
SIMカード入りを選択すればSMSのやり取りが出来るみたいだが、今回は試していない。
NOを選択した場合、メールのみの入力画面へと進むのでGmailを入力して次へ。
キーボードでも入録できるが、設定がUSキーボードになっている場合があるので「Shift + 2(キーボード左上の2)」で「@」を入力できる。
完了するとピンコード用の暗証番号が発行され、メールが送られる。
続いては、コネクションするためのAndroid用同期アプリ「BlueStacks Cloud Connect」をダウンロード。
BlueStacks Cloud Connect
Android用のアプリをインストールして起動したら、先ほどのピンコードを入力。
SMSを使わないなら、「Sync SMS to BlueStacks」のチェックを外そう。
後は、同期したいアプリを選択して画面右上の「Sync」をタップ。
画面の回転
実際にBlueStacksでTEMPLE RUN 2のゲームアプリを起動して遊んでみたが、問題なく動かせて遊べている。
しかし、TEMPLE RUN 2の起動時は画面が横向きになっていて、まともに遊べない。
その場合には、「オプション」、「アプリサイズの変更」、該当するアプリの「タブレット」を選択してアプリを再起動することで画面が縦向きに変わる。