Windows 11でのフォルダにパスワードをかける方法についてをまとめてみた。
Windows 11としているが、Wwindows 10でもいけるかと。
目次
Windowsでフォルダにかける方法
Windowsでフォルダにパスワードをかけるには、下記の3つの方法がある。
- Windows 10 Pro / 11 Proなら、EFSやBitLockerの機能を使う
- フリーのソフトウェアを使う
- 有料のソフトウェアを使う
フォルダにパスワードをかける方法/アタッシェケース
今回はフリーソフトで評判のアタッシェケースというソフトウェアを使ってフォルダにパスワードをかける手順を見ていきたい思う。
アタッシェケースは、2000年10月にアメリカ政府標準技術局(NIST)に採用されている暗号化標準 AES(Advanced Encryption Standard)を採用しているソフトウェアだ。
アタッシェケースのダウンロード・インストール
まずは下記のページにアクセスしてアタッシェケースのソフトをダウンロードしてくる。
アクセスしたら、Windowsインストーラーをクリックしてインストールプログラムをダウンロードする。
ダウンロードが完了するとダウンロードフォルダにatcs4240.exeのようなファイルがあるのでダブルクリックしてインストールを開始する
言語の選択画面では日本語を選択してOKクリックで次へ。
使用許諾の同意画面では同意するにチェックを入れて次へをクリック。
インストール先の指定は、そのままで次へをクリック。
スタートメニューフォルダの指定は、そのままで次へをクリック。
追加タスクの選択では、そのままで次へをクリック。
インストール準備完了画面も、そのままでインストールをクリック。
ウィザード完了画面では、そのままで完了をクリックしてアタッシェケースを起動する。
アタッシュケースでパスワードをかける方法
アタッシェケースが起動したら、①暗号化EXEを選択し、パスワードをかけたいフォルダを②ドラッグ&ドロップする。
初期設定では暗号化ATCが選択されるが、アタッシェケースのソフトをインストールしていないと利用できないので、インストールしていない場合でも自動でパスワード解除できるようにするのが「暗号化EXE」だ。
そしたら、パスワード入力欄にパスワードを入力して、OKをクリック。
同様に再度、確認のためにパスワードを再入力して、暗号化をクリック。
終わったらOKをクリック。
完了すると下記のようなファイルが作成される。必要に応じて元のフォルダを削除しておくといいだろう。復元するにはファイルをダブルクリック。
パスワードを入力して復号/元に戻すをクリックでフォルダが復元する。
フォルダにパスワードをかける方法/7-Zip
7-Zipのダウンロード・インストール
もう一つのソフトウェアも紹介するが、zipファイルなどに圧縮などができる7-zipもフォルダにパスワードを掛けられる。
まずは下記のページにアクセス。
64bit版をクリックしてダウンロード。
ダウンロードフォルダの7z2301-x64.exeのようなファイル名をダブルクリック。
インストール先の画面では、そのままInstallをクリックして次へ、進むとインストール開始される。
7-Zipでのパスワードのかけ方
実際の7-Zipでのフォルダへのパスワードのかけ方だが、まずはパスワードをかけたいフォルダを右クリックして、その他のオプションを確認を選択。
メニューが変わったら、7-Zip、圧縮と選択。
7-Zipの設定画面が起動したら下記の設定を行う。
- アーカイブ形式
- ポピュラーなzip形式を選択
- パスワードを入力
- パスワードを入力。忘れないように
- 暗号化方式
- ZipCryptoを選択。
- OK
- OKをクリックするとパスワードのかかったzipファイルが作成される。
作成されたzipファイルを展開しようとパスワードを求められるかと。
関連 7zipの使い方。ファイルの分割・結合・圧縮・展開のやり方