漢字に馴染みのない就学前の子どもや海外の人にとって、漢字を理解するには中々に困難なことだが、シャオラン・シュエは、それを簡単にした。
驚くべきキャリアを持つシャオラン・シュエ(ShaoLan)は、書道家の娘として台北で生まれ、現在はロンドンに住んでいる起業家であり、投資家、ライターでありつつ、トラベラー、ドリーマーでもある。
彼女は、MBAを勉強する傍らで執筆活動もしていたが、それが台湾でブック・オブ・ザ・イヤーに選ばれている。
誰もが簡単に漢字を理解できるように
ここ数年で彼女が考えていたのは、誰もが簡単に漢字を簡単に理解できるようにすることだ。
中国漢字の通常の読み書きには 1,000文字で十分で、使用頻度上位200位までで通常使用される漢字の40%がカバーされるらしく、彼女はTEDのプレゼンにて下記の基本的な8文字の漢字の部首を組み合わせることで、他の様々な漢字を理解できることを紹介した。
例えば、火の漢字はには、グラフィカルな火のデザインが、木の漢字には、同様にグラフィカルな木のデザイン、口を大きく開くことで、それが口という漢字になり、その漢字には口のグラフィカルなデザインが施されている。
つまりは、漢字が本来持つ意味をグラフィカルなデザインを添えることで、漢字を苦手とする子供や漢字に馴染みのない人でもより簡単に理解させることができるようになる。
さらには、木と木を合わせることで、林になり、それが3つ集まれば森になるとも彼女は説明し、グラフィカルな8文字を色々と組み合わせることによってその漢字の成り立ちを知ることができ、新たに32文字を簡単に理解できる。
彼女は、この漢字をより簡単に理解させるためのプロジェクトの一環として、しばしば紹介しているクラウドファンディングのkickstarterにおいて、見事に目標額の£75,000の金額に対して2倍以上の目標額を得ている。
彼女のTEDのプレゼンは、シンプルな内容となっている。
シャオラン・シュエが運営するChineasy
http://chineasy.org/
日本ではうんこドリルなんてのが爆売れしているよね。