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Googleサイト翻訳をiPhoneのショートカットで使うと便利

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Google翻訳に英語などの外国語のサイトURLを貼り付ければ、自動でそのサイトを翻訳してくれる機能があるのだが、iPhoneのショートカットアプリでショートカットを作成して使ってみたら、結構便利だったので、手順をまとめてみた。

iPhoneのショートカットって何?っていう人はこちら。

ブックマークレットの不便な点

Googleのサイト翻訳は、URLをコピーしてGoogle翻訳のページを開いて貼り付けて…とかやるのは面倒だし、スマホだとなおさらだ。

スマホのSafariやChromeを利用している場合には、ブックマークレットという機能を使えばいいが、スマホアプリのChromeの場合にはブックマークレットを呼ぶ出すのに名前を入力する必要があったりする。

また、例えばスマホ版のツイッターを利用している場合なんかは、ツイッターに投稿された海外サイトを翻訳をするには一度Safariなどのブラウザを開いたり、切り替えたりする手間がいる。

iPhoneのショートカットを使えば、これらの作業がもっとスムーズになる。

ショートカットアプリのインストール

手順だが、ショートカットアプリがインストールされていない、削除したという人はこちらからインストール。Appleが買収して提供しているアプリで、無料で利用できる。
https://itunes.apple.com/jp/app/id915249334?at=11l8cw

共有ショートカット取得のセキュリティ許可

ショートカットアプリには、レシピと呼ばれる便利なショートカットアクションが多数あるが、公式以外のWebで共有配布されているものを取得するには、セキュリティ許可を出す必要がある。なので、まずはそのセキュリティ許可を出す。

  1. iPhoneの設定を開く
  2. ショートカットを選択
  3. 「信頼されていないショートカットを・・・」のスイッチをオンにする
  4. 案内が表示されたら許可を出す
  5. 最後にパスコードを入力して準備完了

詳細のやり方はこちら。

ショートカットの取得

そしたら、下記URLにSafariのブラウザでアクセスする。
https://www.icloud.com/shortcuts/caab7a9f900e41aab821147ea8e8b053

アクセスすると自動でショートカットアプリが起動するので、画面を最下部までスクロールして信頼されていないショートカットを追加をタップして追加する。
信頼されていないショートカットを追加

マイショートカットの中にGS Translatorが追加されているのを確認。この取得作業自体は初回のみなのでこれで完了。
追加されたショートカットGS Translator

サイト翻訳をする方法

アプリによって少し異なるが、基本的には下記の流れとなる。

  1. 翻訳したいサイトを開く
  2. 共有アイコンをタップ
  3. 共有シートをスクロールして「GS Translator」を選択
  4. 画面左上の「完了」で戻る

Safari・Chromeを使ったやり方

まずは翻訳したいサイトを開き、共有アイコンをタップ。Chromeの場合はアドレスバーの右端に共有アイコンがある。
Safariの英語のサイトで、共有アイコンをタップ

すると、共有シートが開くので画面をスクロールしてGS Translatorを選択。
共有シートをスクロール

するとこんな感じで翻訳が行われ、左上の完了タップで画面を戻ることができる。ちなみに、日本語を他の言語に変更しようとするとバグるので注意。変更したい場合は、右下のSafariアイコンで別に起動して操作を。
Googleサイト翻訳をした状態

ツイッターでのやり方

個人的には、ツイッターでの利用が一番おすすめ。海外メディアのツイッターアカウントをツイッターリストに登録すれば、さっとサイト翻訳をして情報を得ることができる。

使い方は簡単。ツイートされたURLにアクセス。サイトが開いたら、後はSafari・Chromeを使ったやり方と同じなので、「共有アイコン」タップして共有シートを開いてら「GS Translator」を選択すればOK。
ツイッターでのサイト翻訳のやり方

他の言語を初期設定にする方法

初期設定ではアクセスしたページの言語を自動で判別して、日本語に翻訳するように設定してあるが、その初期設定で日本語以外に設定したい場合の手順もちょいと紹介。他の言語に設定することで、例えば日本語ページの言語を判別してフランス語に翻訳する、なんてこともできる。

変更するには予め変更したい二桁の言語コードを下記例のように用意しておく必要がある。下記以外はWikipediaを参照。

  • フランス語 / fr
  • イタリア語 / it
  • ドイツ語 / de
  • スペイン語 / es
  • 中国語 / zh
  • 韓国語 / ko

ショートカットアプリのショートカットの編集メニューをタップ。
iPhoneショートカットの編集

するとこんな画面が表示されるので、変数という箇所のjaをタップして、先程のサンプルのように二桁の言語コードに変更する。フランス語なら「fr」のように変更する。後は、画面右上の完了で設定すればOK。
Googleサイト翻訳の言語を変更

ちなみに、マイショートカットのショートカットを長押しするとメニューが表示され、その中の「複製」でショートカットをコピーして新たに作成することで、言語を戻す手間を省ける。

翻訳できないサイト

Googleサイト翻訳は便利だが、翻訳できないサイトの作りもあるが、下記該当サイトは翻訳できない仕様になっているようだ。

  • スクロールすると無限に次のページがロードされるサイト
  • 上記の例から、特定の文字数を超えると翻訳ができないと考えられる
  • Facebookのインスタント記事

Facebookのインスタント記事というのは、投稿欄にこのアイコンが目印。翻訳するには一旦URLをコピーしてSafariで開く必要がる。
Facebookのインスタント記事

その他のショートカット集はこちら。