以前に、iPhoneの複数のコピー履歴を簡単にEvernoteに登録できる「EverClip」を紹介したことがあるが、 そのEvernote DevCup 2012の優勝チームが開発したiPhoneアプリ「Lightly」がリリースされた。
余計なものを削除してEvernoteにクリップしてくれる
iPhoneアプリ「Lightly」は、SafariやChromeなどのブラウザで閲覧中のページの余計な広告や画像、動画などを全て削除してEvernoteにクリップしてくれるアプリだ。
画像も一緒にクリップしたい人には向かない
その手軽さは、Everclipのように使えるが、テキストのみをクリップして、テキストを読み物として、資料として、メモとして使用したい人以外には、向かないアプリだ。
選択箇所をハイライト機能で追加が可能
このアプリの最大の売りは、ブラウザでクリップしたいテキストを選択してコピーすると、自動でその箇所がハイライト機能でクリップしてくれるという点だ。
ただし、自動でクリップするにはLightlyのアプリを起動している必要があり、起動していない場合には、ブラウザのブックマークレット機能を利用する必要がある。
資料作りやブログ作成に
iPhoneなどのスマートフォンでネットを利用する機会は増えていると思うが、気軽にそれらで気になるページをクリップして、さらに重要そうな箇所を後で見つけやすいようにハイライトしておけば、後での資料作りやブログ作成の作業もしやすくなるだろう。
ハイライトは、Lightlyのアプリ上で色を設定できるようになっている。
タグ付けやEvernoteとの同期や、サイト別にカテゴライズも
クリップした内容はEvernoteのタグ付けはもちろん、同期もできる。
また、サイト別にカテゴライズされるので後で探しやすくなるだろう。
Lightlyの使い方
Lightlyの使い方自体は、さほど難しくなく、アプリを起動したらEvernoteとの接続許可を行えば使えるようになり、後は、Lightlyを起動した状態でブラウザでクリップしたいテキストを選択してコピーするだけだ。
こちらに使い方のサンプル映像があるので、参考にするといいだろう。
Introducing Lightly from Ignition Soft on Vimeo.
Lightlyを使用した感想
Lightlyの気になる点としては、画像を保存したい場合もあるだろうし、それをアプリ側で切替ができればいいかなと。
後は、300円でアプリが設定されているが、200円ぐらいでもいいかなと感じる。
というのも、ユーザーの何かしらの作業を楽にしたり、問題解決をするための要素が自分にとっては少し弱いかなと感じるためだ。
しかしながら、Everclipを初めて使った時の感動はないにしても、用途を限定するという意味で、「後で探しやすく」するためのハイライト機能は、人によってはブログ作成などでは役に立つかもしれない。