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浮遊写真と言えば、ハヤシ・ナツミさんを思い起こさせるが、アンカ(ANKA ZHURAVLEVA)の絵画的な浮遊写真もまた、いい。
劇的な人生を送ったアンカ
1980年12月4日生まれのアンカは、幼少期を美術書と彼女の母親のドローイングツールに囲まれて育った。
1997年には彼女の母を追って、モスクワ建築大学に入学。
しかし、1997年の終わりに彼女の母親はガンと診断され、まもなく亡くなる。
さらに、追い打ちを掛けるかのように1999年には父親が亡くなる。
その後、彼女の人生は劇的に変化し、正気を保つために別のライフスタイル、タトゥーアーティストになったり、ロックバンドで歌ったり、時にはアルコールに逃げることもあった。
生計を立てるために、複数のモデルエージェンシーで働くこともあり、プレイボーイやXXLマガジンに登場したこともあるが、ドローイングの授業のお陰でヌードを恐れることはなかった。
しかし、彼女はモデルキャリアを求めていなかった。
2001年の冬には、作曲家で音楽家のアレクサンダー・ジュラブリョフ(Alexander Zhuravlev)と出会い、まもなくして、彼女は彼女の友達、働いていたモスフィルム、そしてモスクワに別れを告げて、アレクサンダーとともに移住した。
その後、魂が回復していったアンカは、グラフィック制作を行い、ヴィジュアルアーツの世界に進出、2006年には、自身のインスピレーションは写真から来ていることに気づいて、写真を撮ることを決意する。
美術書に囲まれて育った、そしてペインティングをやっていた影響もあるのか、彼女の写真は絵画的な雰囲気を感じさせ、彼女の生い立ちを見てみると、その重厚さが写真にも反映されているようにも感じられる。
今回は、彼女の浮遊写真にフィーチャーしてみたが、彼女のWebサイトやその他の500pxのサイトなどにも様々なクオリティの高い写真が掲載されているので、見てみるといいだろう。
ANKA ZHURAVLEVA
http://anka-zhuravleva.com/
http://500px.com/Anka_Zhuravleva
なお、写真は掲載許可を頂いて掲載している。